スチューデント・ジャズ・フェスティバル
先週から週間天気予報ばかり気にしていました。というのも、この土日は野外がメインの催しがあったからです。先週の予報では土日が雨になっていました。「どうしよう」と思っていましたが、2日にまたがる雨が集約されて、昨日のメーデーは雨でした。
そして今日。片男波の野外ステージで第4回和歌浦スチューデント・ジャズ・フェスティバルが行われました。行く前から結構寒くて、ジャンバーを引っ張り出してきました。やっぱり海沿いで会場はかなり風が吹いていて、午前中は時折雨がぱらついていました。
予定通り11時に始まって、和歌山市の大江教育長、私、世耕参議院議員の順番で挨拶させていただきました。
伏虎中学吹奏楽部の演奏から始まり、和歌山北高校、日進中学、星林高校、紀ノ川中学の順で前半が進みました。強風で楽譜が飛ばされたり、楽器が倒れたりと大変でした。
後半は舞台をジャズスタイルに転換して、兵庫県立高砂高校、日高高校、東海南中学、海南第二中学、粉河高校と続き、トリは兵庫県の私立甲南高校が務めました。
写真は高砂高校ジャズバンド部ですが、このバンドは映画『スウィングガールズ』のモデルにもなっていて、とても演奏がうまいし、曲と曲の間のMCも手馴れていました。上手下手より、エンターティナーとしてお客さんに「魅せる」ことも大事にしているように感じました。
粉河高校の演奏では、プロデューサーの瀧益生先生が生徒に混じってドラムを披露してくれました。交通事故で思うように動かないとおっしゃっておられましたが、そんなことを感じさせないドラム捌きでした。生徒さんのMCの掛け合いもなかなか面白かったです。
少し詳しい方に伺ったら、このような中高生のジャズフェスタは兵庫と和歌山だけのようで、かつ順位をつけないのは和歌山だけです。楽しんでいただくことに重きを置いている、また日本有数の景勝地でジャズの調べを聴くことができるのはこの和歌浦だけです。
多少出入りがありましたが、ざっと数えて1000人のお客さんは来てらっしゃいました。来年は5回目。もっと楽しんでいただけるようにお手伝いさせていただきます。
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