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2009年09月16日
民主党政権下での地方議会

 本格的に民主新政権がスタートしました。これで本当のスタートラインに着いたと言えます。
 さて、私は元々民主党で当選した市議会議員ですから、新政権に対して今までとスタンスも変わりませんし、政策の変化はありません。そういう点では、元々秘書をしていたこともあり、パイプがあって、情報などもらいやすいと思います。
 ただ、和歌山市議会に関わらず、全国的に懸念しなくてはならない点もあるように思います。
 これまでは「ねじれ国会」と言われ、衆参の勢力が正反対で、異なる議決をし、自民党が多数である衆院の議決が優先されてきました。
 今回の総選挙の結果、民主党が308議席という絶対安定多数を国民の皆さんからいただいて、政権運営に乗り出しました。国会の中はがらっと変わって、民主党の意思が国の意思になったわけです。
 しかし、国会の中が変わっても、変わらないものがあります。それが地方議会の勢力です。
 例えば、和歌山県議会の場合、46人中29人が自民党県議団です。民主党の対地方政策に反発し、議会で否決する可能性もあります。今なお多くが自民党中心の地方議会です。そうすると、地方と中央の「ねじれ体制」が生まれ、親民主党議会と反民主党議会の間に格差が生じるかもしれません。
 民主党の地方議員として、また党派を度外視して一人の地方議員として、中央の政策に向き合っていくかが課題です。地域主権が確立されたときに、それから受ける準備していたんじゃ遅いので、ちゃんとした受け皿になる準備も今からしなければなりません。
 このような状況下で、地方議員の責務はますます重くなりますし、市民の付託に一層応えていかなければならないと、改めて感じた次第です。

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