6月議会21日開会
今日、議会の日程や運営について決める「議会運営委員会」が開かれ、6月の定例議会は21日から7月11日までの21日間と決まりました。
今回の議会では議員が市執行部に対し施策について聞くことができる一般質問をさせていただくことになりました。所属会派の民主クラブはベテランの先輩議員さんばかりで、私に質疑の機会を与えて下さいました。目下質問の中身を思案しているところです。今回は福祉行政、財政問題、行政改革の中からある程度しぼって質疑したいと思っています。
また今日は14時から財政制度、特に今国会に提出され審議中の新しい地方財政再生制度についての説明会が行われました。今後、これまで一般会計しか見てこなかった制度から、特別会計や公営企業・行政法人の会計も市財政の健全度合いを測るための指標に含まれることになります。そもそもそれが当たり前で、そうでなかったことがおかしいのです。また、表に出にくい赤字が隠れ借金と言われて、ある日突然破綻するということが起こりえたのです。
今の和歌山市は下水道事業、土地造成事業、国民健康保険で大きな赤字を抱えています。その総額ざっくりと言って165億円余り。正直、こればっかりは起死回生の一手などありません。
市当局は財政危機を発令しましたが、これからどうするのか、具体的なことは言っていません。精神論だけで危機を乗り越えることはできません。拙いながらも、私も何かお役に立てたらと思っています。それが私の役目です。
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