若者と農村の共存
今日は「若者と協働で作る農村まちづくりセミナー&ワークショップ」に参加しました。青山の国連大学1階にある地球環境パートナーシッププラザ(GEIC)の主催です。とかちローカルサミットの連動企画として開催されました。
最初はお二人の講演を聴きました。お一人は若者と農村をつなぐ企画などのコーディネートをされている方、もう一人は実際に農村でインターンを経験して、今は学生と農業の間を取り持つ仕事をされている方です。それぞれに色々な仕掛けを考えていらっしゃいました。
その後、4つのグループに分かれてワークショップを行いました。メンバーは学生2人、講演で講師をされた女性、農業研究所の研究員、有機農法やリサイクルシステムの研究開発を行う会社の方、私の6人。テーマは「農村地域の環境に若者が出来ること、期待すること」と「農村と関わる仕組みを考えよう」でした。
全員立場が違い、色々な思考の中で議論ができて、とても有意義でした。そもそも、この会に参加しようと思ったのは、和歌山市の東部は農村地域です。都市部と農村部が共存していくことはこれからは重要になってくると思ったからです。日本の食料自給率は39%しかない中で、輸入に頼らず都市部を支えることができる条件が和歌山市にはあります。ガソリンがなくなっても人間は生きていけますが、食糧がなくなれば生きていけません。和歌山市で必要な食糧は和歌山市の中で賄えるようにすることが良いのではないか。そのためには農業に若者が従事することが重要となると思いました。それを考えるためのヒントが得られないかと思い、参加しました。
人のつながりもできました。和歌山に合ったモデルケースを考えてみたいと思います。
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