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2010年07月07日
七夕に願いを

 七夕です。午前中は曇っていましたので、今年も織姫と彦星は逢えないのだろうかと思っていましたが、午後から晴れてきて、夜には星が見えました。きっと待ち合わせの場所で逢えたことでしょう。
 選挙事務所には支援者の方が作ってくれた七夕の笹飾りがあります。短冊には「もっと変える」と願いが書かれています。
 候補者は午前中、田辺方面から北上し、午後は和歌山市内を回ったようです。今日を含めないで、残り3日となりました。17日間って長いと思っていましたが、こうしてやってみると早く過ぎていった気がします。

 今日の午前中、市役所の西側にある教育研究所で行われていた教科書の展示会に行ってきました。
 小学校の学習指導要領が改訂され、それに合わせた教科書がつくられ、文部科学省の検定を通ったものの中から、どの教科書を使うか決める手続きが、6月から始まっています。この教科書展示会も教科書採択の手続きの一つで、広く一般市民や保護者、関係者などに見てもらい、意見を聞こうとするものです。
 私の母校である和大附属小学校などの国立校や私立校はその学校に決定権がありますが、公立の学校は学校の設置者、市立校なら市教育委員会が決定します。

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 展示されている教科書は膨大なものになります。出版元がたくさんあり、1年から6年までの分があり、全ての教科に亘っているからです。私も全ての教科書に目を通すことができませんでしたが、中でも国語の教科書についてはしっかりと見させていただきました。やはり国語は言葉をつかさどるための基本、全ての基本になると思うからです。
 いくつも見ていると、その中に懐かしいものがありました。2年の教科書に『スイミー』がありました。当時は何も考えずに授業を受けていただけですが、今読み返してみて、見た目の差を越えて、皆で協力しながら、全体の中でそれぞれの特徴を生かした役割を担っていくことが大切だという、強いメッセージがあると思いました。
 他にも3年では『ちいちゃんのかげおくり』、4年では『ごんぎつね』といった名作が今も変わらず使われています。時代が変わろうとも、伝えていかなくてはならないことは変わっていないんだと思いました。

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 一つ変わったなぁと思ったのが、全ての教科書の裏表紙に、左の写真のような言葉が書かれていました。教科書の扱いがぞんざいになってしまったのでしょうか。
 なお、教科書の展示会は、最終の展示が和歌山市民図書館で7月13日(火)まで行われています。選挙の帰りにでも立ち寄って、子供達が来年からどんな教科書で学ぶのか、ご覧になってみてはいかがでしょうか。

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