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2006年06月 アーカイブ

2006年06月21日

命をつなぐバトン

 この3日間は、毎日大阪まで通って応急手当普及員の講習を受けていました。
 応急手当の講習は普通救命講習と上級救命講習があります。私はこのどちらの講習も修了していますが、残念ながらこの二つは決まり上、人に応急手当の技術を教えることはできないことになっています。そこで、応急手当普及員の資格を取って、一人でも多くの方がいざという時、救命活動に携わっていただけたらと思いました。

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 和歌山は阪神大震災の震源にも近く、南海・東南海地震の発生もそんなに遠くない未来だと言われています。また天災だけでなく、今一緒に暮らしている家族が倒れたとき、真っ先に助けることができるのは自分しかいません。  119番で救急車をお願いしてから現場に到着するまで、全国平均で約6分かかると言われています。しかし、心臓が停止してから3分で約50%、5分でほぼ100%の人が助からないという統計が出ています。  できることなら使わずに済んで欲しい。しかし、使わなくてはいけないときにその技術を持っていないがために、手をこまねいているというのは不本意です。助かる命を助けたい、救命のリレーの第1走者は、実は身近にいる人間なんです。だからこそ、その技術を持ち、誰かに伝えたいと思いました。

 受講生の中には、ABCラジオの「おはようパーソナリティ道上洋三です」に出ておられる秋吉英美さんもいらっしゃいました。お伺いしたところでは、2日目の朝にラジオで講習のことをお話されたらしく、すぐに反響があったとか。マスコミの力はすごいです。

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2006年06月24日

いいことあるよ

 今日は根来寺にいらっしゃる画僧牧宥恵さんの三昧画(ざんまいが)の展覧会と記念講演会に伺いました。

 宥恵さんは、三昧画では大手の通信講座にも取り入れられるほど有名な方だそうです。宥恵さんの描かれた絵を拝見して、どこかで見たことがあるような気はしたのですが、それを描かれた方がこんなに近くにいらしたとは思いも寄りませんでした。
 三昧画はなんとも雰囲気のある絵で、心穏やかになれる、まさに癒しの絵です。

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 絵を拝見した後の講演会では、宥恵さんが三昧画を描かれるようになった経緯や、最近の活動、憲法9条を含めた平和についてのお話をされました。何より残った宥恵さんの「あの世で地獄か極楽か知らないが、その審判を受ける時、僕は戦争には加担しなかったと言いたいだけのこと」という言葉でした。たとえ戦争に巻き込まれて死んだとしても、戦争という人殺しにだけは関わらなかったと、胸を張って言いたい。ただそれだけの想いだそうです。
 ほとんどの人は戦争なんかしたくないはずです。命を失い、財産を失うだけの行為をほんの一握りの人間がしたくて、それに突き進んでゆく。イラクでの戦争もアフガンでの戦争も未だに終わっていません。本当はみんな疲れてやめたいはずやのに。

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 会場には岸本周平さんもいらしていました。一緒に宥恵さんの「いいことあるよ」の横で記念撮影です。いいことあればいいな。

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