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妻をめとらば才たけて
みめうるわしく情(なさけ)ある 友をえらばば書を読みて 六分(りくぶ)の侠気(きょうき) 四分の熱 |
これは与謝野鉄幹の『人を恋うるの歌』の第1節です。先日、ある大事な方からこの詩を教えていただきました。正直、私はこの詩を存じ上げませんでした。
その方とは4時間ほど、色々なお話をさせていただきました。ほとんど問答形式で、まず初めに私に投げかけられたのは「なぜ、政治は必要か?」でした。そして政治家に必要なもののひとつが「六分の侠気 四分の熱」だと教えていただきました。義理人情だけではギクシャクする、情熱だけでは動かない。どちらも持ち合わせて、そのバランスが大事なのだ、と。
その他にも、歴史上の出来事の本当の見方や、読んだ方がいい本を教えていただきました。
その方とお会いできて本当に良かったと思っています。久しぶりに頭をガツンとやられました。自分がいかに物事を知らなさ過ぎるかを再認識しました。このまま行ってしまわなくて良かったと思いました。
次にお会いできるのはいつか分かりませんが、その時には「ちょっとは勉強したみたいやな」と言われるようにはなりたいと思います。
今年最初の駅頭街宣を行いました。6時45分から市駅で、8時前から和歌山駅です。連休明けということもあり、若干通勤の方が多かったように思います。
今朝は底冷えはするものの、風は強くなく、年末29日のスーパー前街宣を思えば、本当に楽なものでした。岸本周平さんと二人で「あの街宣を経験しておけば、たいてい大丈夫」と笑いながら話しました。
とは言うものの、冬の街宣はやっぱり寒いものです。
今日は日程がギチギチの一日でした。
南海電車市駅9時発のサザンに乗り、大阪へ。よさこい祭りの楽曲に関する著作権について伺うため、日本音楽著作権協会(JASRAC)を訪れました。30分ほど注意すべき点などを教えていただきました。
JASRACを出るともう11時、そろそろお昼です。電車の中吊り広告に、阪急百貨店で催されている「東北物産展」の告知がありました。そこには「備長炭で香ばしく焼きました。とろとろ卵まで、比内地鶏の親子丼」と書かれ、親子丼の写真が載っていました。これを食べようと思っていたので、阪急百貨店へ。
研修会を中座し、和歌山へ。夕刻から連合和歌山さんの旗開きがあり、参加させていただきました。先日、連合和歌山さんからご推薦いただき、関係議員・候補予定者の一人として、ご来場の皆さんにご挨拶させていただく機会を得ました。本当にありがとうございました。今日させていただいた挨拶を載せさせていただきます。
「皆様、こんばんは。皆様からご推薦をいただきました、民主党公認和歌山市議会議員候補予定者 山本ただすけ 28才です。昨年9月、岸本周平総支部長の肝いりで初めて行われました地方議員の候補者公募、私 山本ただすけは和歌山市議会候補予定者で唯一ただ一人の公募合格者でございます。ご推薦いただいた限りは、皆様に恥をかかすようなことはいたしません。しっかりがんばります。よろしくお願いいたします。山本ただすけでした。ありがとうございました。」
壇上から降りた後、〆木佳明先生が労働組合の役員さんを引き回ししてくださいました。同じ選挙で戦うにも関わらず、〆木先生の大きく広い心に感謝しております。また、ご挨拶させていただいた際に「元気が良かったねぇ」とお褒めの言葉をいただきました。明日からも元気いっぱい活動を続けます。
今日は、まず朝から支援者の方に引き廻しをしていただきました。「引き廻し」とは、その方がお持ちの人脈の中で私を応援してくれそうな方のところへ一緒に行き、応援していただけるよう一緒にお願いに上がることです。
やはり知っている人と一緒に行くのは、効果絶大です。人と人のつながりを再認識させられます。引き廻ししてくださる方の信用でお話させていただく機会を得、また応援してくださいます。飛込みとは全く効果が違います。お昼ご飯を挟んで、14時過ぎまで引き廻していただきました。
その後、岸本周平さんと合流して中小企業関係の団体へご挨拶に伺いました。
夕方からは連合和歌山の和歌山市を担当する和歌山地域協議会の新春の集いに参加しました。今回も壇上に上げていただいて構成員の皆さんにご紹介いただきました。ありがとうございました。
ということで、今日は朝から夜まで出ずっぱりの一日でした。
今朝は月曜恒例の駅頭街宣です。いつものように岸本周平さんと一緒に市駅、和歌山駅の順番で回ります。
市駅での街宣を始めた時点で、かなりガスっていました。冷たい風が吹いてきて、霧が濃くなり、急に寒くなります。途中から手が痛くなりました。
和歌山駅では、バス待ちのお客さんが初めて見る長さの列になっていました。そんな時、周平さんが「和歌山市では隣にいる山本ただすけ君 28才を筆頭に…」と話されると、かなりの注目を浴びます。そんな若い人が出るのかと肯定的に見られているのか、若いだけじゃなぁと否定的に見られているのか分かりませんが、皆さん関心は持っていただいてるようです。
その後、周平さんや藤本眞利子県議と一緒に関係団体へご挨拶に伺いました。3ヶ所お伺いした後、周平さんと一緒にお昼をいただきました。連れて行ってくださったのは、とあるラーメン屋さん。
和歌山ではちょっと有名なお店らしく、私は今まで見たことない太麺でした。先々代から続く特注の太麺だそうです。またこのだしがうまいのなんの。また食べに行こうと思います。
帰り際にご支援をお願いしましたが、義理のある方がいらっしゃるそうです。しかし、私の家の近所にお住まいのお友達をご紹介くださり、早速お伺いしてきました。
周平さん曰く、いいことも悪いこともあるけど、外に出れば何かに当たる。出なければ何にも当たらないし、何も始まらない、と。本当にそうだと思います。
一日一日が大事な活動の日々です。
先日、ある有権者の方から「もうサラリーマンみたいな議員はいらんのよ。わしらは就職活動のためにいてるんやないんや。」というお声をいただきました。
確かにその通りだと思います。議員はサラリーマンではありませんし、またそうであってはならないと思います。そもそも政治とは、「政(まつりごと)」であり、神に感謝し、神に祈り、神事を滞りなく執り行うことであったと理解しています。それが転じて民に尽くし、不利益がないよう調整するのが政治という仕事だと考えています。
私のように本業を持たず、政治を生業にしようとする者はサラリーマンのように見られるでしょう。しかし、政治の現場にいて、何かと兼ねて政治をするというのは到底無理なことです。決して片手間の仕事ではありません。何もかもこれに注ぎ込むんだという覚悟がなければできない仕事でありますし、してはならない仕事だと思っています。
マックス・ウェーバーは『職業としての政治』の中で、政治家に必要な資質は情熱・責任感・判断力であると言っています。政治家は常に情熱・責任感・判断力が試される仕事の一つです。中途半端な気持ちではできないことは明らかです。
実は以前、他県で地方議員への出馬要請をいただいたことがあります。しかし、きっぱりとお断りしました。なぜなら、私が育った和歌山でこそ仕事をやろうという情熱が湧くのであり、昔から自分のことを知っている人がたくさんいて、応援してくださる方がいるからこそ、その責任感を維持し、この街のことを知っているからこそ判断が下せると自分は思っています。だからといって、落下傘でがんばってらっしゃる方の情熱・責任感・判断力や資質がないと言っているのではありません。あくまでも自分の話です。
サラリーマンになろうとは思っていませんが、そうならないよう、しっかり心に焼き付けたいと思います。
柳沢伯夫厚生労働相が松江市で開かれた自民党県議の集会で講演した際、少子化対策に言及する中で「15から50歳の女性の数は決まっている。生む機械、装置の数は決まっているから、機械と言うのは何だけど、あとは一人頭で頑張ってもらうしかないと思う」などと述べた件。
今日もニュースなどでたくさん取り上げられていました。国会の代表質問でも、発言について問い質されていました。
「政治家としての資質の問題」とか、「センスの問題」とか、キャスターのコメントがつけられていましたが、そんな程度の問題でしょうか。
これは、自分の母親に「お母さんは私を生むための機械です」とか、妻に「君は僕との子どもを生むための機械だから」と言い放っているのと同じですよね。私は母親に向かってそんなことよう言いません。
柳沢大臣は「普段から私が女性にどういう風に接しているか、知っている人には理解してもらえる」という発言を後からされたようですが、つまりは「そういう風に」接しているということですよね、柳沢大臣。