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2007年01月 アーカイブ

2007年01月01日

あけましておめでとうございます

 2007年、新しい年の幕開けです。そして戦いの日まで実質3ヶ月。「結果を出す、そして不退転」の決意で望みます。1日も早く『紀州ルネッサンス』が実現できるよう、力を尽くしてまいります。
 今朝は毎年和歌山城下で行われている「新春つれもて歩こう走ろう会」に初めて参加しました。これまでは天守閣に登って、初日の出を拝むだけだったのですが、ベイマラソンにも出て、走ることに慣れたので、参加させていただきました。
 行ってみると、2千人以上の参加者がいて、ごったがえしていました。結局走りにくいので、足を上げて歩きました。その後は天守閣に登って、お日様を拝みました。
 午後からは氏神様の矢宮神社に初詣しました。

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2007年01月02日

六分(りくぶ)の侠気(きょうき) 四分の熱

妻をめとらば才たけて

みめうるわしく情(なさけ)ある

友をえらばば書を読みて

六分(りくぶ)の侠気(きょうき) 四分の熱

 これは与謝野鉄幹の『人を恋うるの歌』の第1節です。先日、ある大事な方からこの詩を教えていただきました。正直、私はこの詩を存じ上げませんでした。
 その方とは4時間ほど、色々なお話をさせていただきました。ほとんど問答形式で、まず初めに私に投げかけられたのは「なぜ、政治は必要か?」でした。そして政治家に必要なもののひとつが「六分の侠気 四分の熱」だと教えていただきました。義理人情だけではギクシャクする、情熱だけでは動かない。どちらも持ち合わせて、そのバランスが大事なのだ、と。
 その他にも、歴史上の出来事の本当の見方や、読んだ方がいい本を教えていただきました。
 その方とお会いできて本当に良かったと思っています。久しぶりに頭をガツンとやられました。自分がいかに物事を知らなさ過ぎるかを再認識しました。このまま行ってしまわなくて良かったと思いました。
 次にお会いできるのはいつか分かりませんが、その時には「ちょっとは勉強したみたいやな」と言われるようにはなりたいと思います。

2007年01月04日

新聞に載りました。

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 和歌山市議会議員立候補予定者の記事に顔と名前を載せて下さいました。なかなかいい位置です。
 和歌山特報さん、ありがとうございました。

2007年01月09日

何のこれしき

 今年最初の駅頭街宣を行いました。6時45分から市駅で、8時前から和歌山駅です。連休明けということもあり、若干通勤の方が多かったように思います。
 今朝は底冷えはするものの、風は強くなく、年末29日のスーパー前街宣を思えば、本当に楽なものでした。岸本周平さんと二人で「あの街宣を経験しておけば、たいてい大丈夫」と笑いながら話しました。
 とは言うものの、冬の街宣はやっぱり寒いものです。

2007年01月10日

和歌山→大阪→和歌山

 今日は日程がギチギチの一日でした。
 南海電車市駅9時発のサザンに乗り、大阪へ。よさこい祭りの楽曲に関する著作権について伺うため、日本音楽著作権協会(JASRAC)を訪れました。30分ほど注意すべき点などを教えていただきました。
 JASRACを出るともう11時、そろそろお昼です。電車の中吊り広告に、阪急百貨店で催されている「東北物産展」の告知がありました。そこには「備長炭で香ばしく焼きました。とろとろ卵まで、比内地鶏の親子丼」と書かれ、親子丼の写真が載っていました。これを食べようと思っていたので、阪急百貨店へ。

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 催事場に着いて地図をもらい、親子丼のブースを目指しました。すると、11時過ぎなのに、もう10人ぐらい並んでいます。その最後尾に並び、待つこと15分ほど。中に案内され、席に座って待つこと10分。お目当ての比内地鶏親子丼がやってきました。味わっていただきました。
 その後、民主党近畿ブロックの事務局研修会へ。和歌山以外の府県連がどのような活動をしているかを発表しあい、今後の活動の参考にさせていただきました。
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 研修会を中座し、和歌山へ。夕刻から連合和歌山さんの旗開きがあり、参加させていただきました。先日、連合和歌山さんからご推薦いただき、関係議員・候補予定者の一人として、ご来場の皆さんにご挨拶させていただく機会を得ました。本当にありがとうございました。今日させていただいた挨拶を載せさせていただきます。

「皆様、こんばんは。皆様からご推薦をいただきました、民主党公認和歌山市議会議員候補予定者 山本ただすけ 28才です。昨年9月、岸本周平総支部長の肝いりで初めて行われました地方議員の候補者公募、私 山本ただすけは和歌山市議会候補予定者で唯一ただ一人の公募合格者でございます。ご推薦いただいた限りは、皆様に恥をかかすようなことはいたしません。しっかりがんばります。よろしくお願いいたします。山本ただすけでした。ありがとうございました。」

 壇上から降りた後、〆木佳明先生が労働組合の役員さんを引き回ししてくださいました。同じ選挙で戦うにも関わらず、〆木先生の大きく広い心に感謝しております。また、ご挨拶させていただいた際に「元気が良かったねぇ」とお褒めの言葉をいただきました。明日からも元気いっぱい活動を続けます。

2007年01月15日

民主党定期大会1日目

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 今日明日と2日間にわたって、東京で民主党定期大会に出席します。今年の会場は千駄ヶ谷にある日本青年館。ここは昨年の党青年局のフォーラムでも使われた会場です。昨年の党大会は東京プリンスホテルで行われましたが、昨今「政治とカネ」の問題が取りざたされ、派手にやって無駄なお金を使うことへの理解が得られないとの判断で、質素にお金をかけずに行われました。
 1日目は各県2名ずつの地方代議員と衆議院・参議院公認候補予定者の特別代議員が集まって、実質的な審議が行われました。和歌山は私と岸本周平和歌山1区総支部長、藤原県連副幹事長が参加し、3人が仲良く並んで着席しました。
 本当に幅広く、色々な意見が出されました。今年は統一地方選・参議院選挙と大きな2つの選挙が行われます。2つの選挙で必勝を期すためにも相応の布陣をお願いしたいとの意見が多く出されました。また、民主党の政策や今放映されているテレビCMについての意見もありました。
 会場では秘書時代に可愛がって下さった先輩で出馬の準備をされている方など、懐かしいお顔にもお目にかかることができました。中でも夏の参議院選挙で全国比例区から出馬を予定されているたるい良和さんとお会いしたときは、広い会場の中、簡単に分かりそうにもないのになんとなくお互いの目が合い、たるいさんに「遠くからでもすぐ分かりました!」と言われました。そんなに目立ってたわけではないと思うのですが…。でもたくさんの人の中でもすぐに分かるというのはいいことだと思っています。

2007年01月16日

定期大会2日目

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 今日は朝からの会議です。定期大会の本大会が行われました。全国から同志が集まり、会場がいっぱいです。ご来賓のご挨拶に続き、小沢代表の挨拶です。
 静かに淡々とお話されましたが、しかし決意と情熱が感じられる演説でした。また演説の中で、何かとマスコミに取り上げられている政治資金の「事務所費」について説明がありました。一部にはあたかも不実の報告をしているかのごとく書いていましたが、小沢代表ははっきりと「私の政治資金の処理においては使途不明の資金やほかの経費の付け替えなど今日、問題になっている不正や虚偽記載は一切ない」とおっしゃい、国会の場でもはっきりさせていくと付け加えられました。
 本大会が終わったあと、会場で岩國哲人代議士を探してご挨拶をし、近況を報告して堅い握手をいただきました。岩國代議士はいつも私のことをお気に留めてくださり、よくお電話もいただきます。
 その後、もう一つ会議に出席して、午後からは連合本部や在京和歌山県人会でお世話になっている方々へご挨拶に伺いました。

2007年01月18日

地震セミナーに参加

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 今日13時から県文で「地震に関するセミナー」が行われ、参加してきました。
 先日、文部科学省の関係機関である地震調査研究推進本部から地震動予測地図が発表され、その地図も拝見していましたが、今日はその予測地図に関する説明もされました。
 特に私が注目したのは、公立学校の耐震工事が進んでいないことです。文科省から具体的に数字を示して説明されたのです。和歌山県の小中学校の施設に対する耐震診断の実施率は87%で全国9位と対応が進んでいます。
 しかし問題はその先で、昭和56年以前の建物に対する耐震化率は18.2%と全国平均28.6%を大きく下回り22位。全体の耐震化率も47.1%と全国平均54.7%を下回り32位となっています。現状把握は早くできているのに、その後の対応があまり進んでいないことが分かりました。
 これでは、いざ避難しようと思っても避難先の学校がつぶれているというお寒い状況を想像するに難くありません。
 またパネラーの方も、とにかく死なさないこと、死なないことが大事だとおっしゃっておられました。私も常々そうお話してきました。街がどんなにつぶれても、人間さえいれば必ずその街は復活する、と申し上げてきました。やはりその認識は正しかったようです。
 この後すぐに来てもおかしくない地震のこと、もっと真剣に考えなければならないと思います。

2007年01月19日

朝から夜まで出ずっぱり

 今日は、まず朝から支援者の方に引き廻しをしていただきました。「引き廻し」とは、その方がお持ちの人脈の中で私を応援してくれそうな方のところへ一緒に行き、応援していただけるよう一緒にお願いに上がることです。
 やはり知っている人と一緒に行くのは、効果絶大です。人と人のつながりを再認識させられます。引き廻ししてくださる方の信用でお話させていただく機会を得、また応援してくださいます。飛込みとは全く効果が違います。お昼ご飯を挟んで、14時過ぎまで引き廻していただきました。
 その後、岸本周平さんと合流して中小企業関係の団体へご挨拶に伺いました。
 夕方からは連合和歌山の和歌山市を担当する和歌山地域協議会の新春の集いに参加しました。今回も壇上に上げていただいて構成員の皆さんにご紹介いただきました。ありがとうございました。
 ということで、今日は朝から夜まで出ずっぱりの一日でした。

2007年01月20日

松枯れを食い止める

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 いつも何かとお世話になってる方からお電話をいただき、和歌浦の松に松枯れが広がりつつあり、それを予防するための薬剤注入とその勉強会をするので来ないかとお誘いを受け、お伺いしてきました。
 まずは今の松枯れの状況や原因、薬剤の取り扱い方などを、ファイザーのご担当の方に教えていただきました。それから妹背山や塩竈神社へ向かい、実際に松に薬剤を注入しました。
 正直、今日まで松がどういう原因で枯れるのか、全く知りませんでした。また北海道と青森以外の都府県で被害が出ているほど広がっているとは思いもよりませんでした。
 詳しいメカニズムなどはファイザーさんの松枯れ対策専門サイトをご覧になっていただくと分かりやすく説明されています。
 今回の活動は周辺住民の方々が自主的に始められ、ファイザーさんが薬剤の無償提供を申し出られたそうです。このような事業を全国で行っておられ、和歌山のケースが27件目になるそうです。
 ただ残念なのは、松枯れの原因であるマツノザイセンチュウに侵入された松の木は治療する方法がなく、100%枯死してしまうそうです。そのため、元気なうちに薬剤を注入し、マツノザイセンチュウの侵入を予防するのだそうです。
 あの和歌浦の風景から松がなくなったら本当に味気ないものになってしまいます。せっかく観光に来ていただいても、物足りなく帰られるのは忍びないです。山部赤人や芭蕉が見た風景を残すのもまた私達の責任です。和歌浦の松を残すことは、すなわち自分たちの文化を守ることでもあると再認識しました。
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2007年01月22日

外に出れば、何かに当たる

 今朝は月曜恒例の駅頭街宣です。いつものように岸本周平さんと一緒に市駅、和歌山駅の順番で回ります。
 市駅での街宣を始めた時点で、かなりガスっていました。冷たい風が吹いてきて、霧が濃くなり、急に寒くなります。途中から手が痛くなりました。
 和歌山駅では、バス待ちのお客さんが初めて見る長さの列になっていました。そんな時、周平さんが「和歌山市では隣にいる山本ただすけ君 28才を筆頭に…」と話されると、かなりの注目を浴びます。そんな若い人が出るのかと肯定的に見られているのか、若いだけじゃなぁと否定的に見られているのか分かりませんが、皆さん関心は持っていただいてるようです。
 その後、周平さんや藤本眞利子県議と一緒に関係団体へご挨拶に伺いました。3ヶ所お伺いした後、周平さんと一緒にお昼をいただきました。連れて行ってくださったのは、とあるラーメン屋さん。
 和歌山ではちょっと有名なお店らしく、私は今まで見たことない太麺でした。先々代から続く特注の太麺だそうです。またこのだしがうまいのなんの。また食べに行こうと思います。
 帰り際にご支援をお願いしましたが、義理のある方がいらっしゃるそうです。しかし、私の家の近所にお住まいのお友達をご紹介くださり、早速お伺いしてきました。
 周平さん曰く、いいことも悪いこともあるけど、外に出れば何かに当たる。出なければ何にも当たらないし、何も始まらない、と。本当にそうだと思います。
 一日一日が大事な活動の日々です。

2007年01月25日

「サラリーマン議員」はいらない

 先日、ある有権者の方から「もうサラリーマンみたいな議員はいらんのよ。わしらは就職活動のためにいてるんやないんや。」というお声をいただきました。
 確かにその通りだと思います。議員はサラリーマンではありませんし、またそうであってはならないと思います。そもそも政治とは、「政(まつりごと)」であり、神に感謝し、神に祈り、神事を滞りなく執り行うことであったと理解しています。それが転じて民に尽くし、不利益がないよう調整するのが政治という仕事だと考えています。
 私のように本業を持たず、政治を生業にしようとする者はサラリーマンのように見られるでしょう。しかし、政治の現場にいて、何かと兼ねて政治をするというのは到底無理なことです。決して片手間の仕事ではありません。何もかもこれに注ぎ込むんだという覚悟がなければできない仕事でありますし、してはならない仕事だと思っています。
 マックス・ウェーバーは『職業としての政治』の中で、政治家に必要な資質は情熱・責任感・判断力であると言っています。政治家は常に情熱・責任感・判断力が試される仕事の一つです。中途半端な気持ちではできないことは明らかです。
 実は以前、他県で地方議員への出馬要請をいただいたことがあります。しかし、きっぱりとお断りしました。なぜなら、私が育った和歌山でこそ仕事をやろうという情熱が湧くのであり、昔から自分のことを知っている人がたくさんいて、応援してくださる方がいるからこそ、その責任感を維持し、この街のことを知っているからこそ判断が下せると自分は思っています。だからといって、落下傘でがんばってらっしゃる方の情熱・責任感・判断力や資質がないと言っているのではありません。あくまでも自分の話です。
 サラリーマンになろうとは思っていませんが、そうならないよう、しっかり心に焼き付けたいと思います。

2007年01月29日

「資質」か、「センス」か

 柳沢伯夫厚生労働相が松江市で開かれた自民党県議の集会で講演した際、少子化対策に言及する中で「15から50歳の女性の数は決まっている。生む機械、装置の数は決まっているから、機械と言うのは何だけど、あとは一人頭で頑張ってもらうしかないと思う」などと述べた件。
 今日もニュースなどでたくさん取り上げられていました。国会の代表質問でも、発言について問い質されていました。
 「政治家としての資質の問題」とか、「センスの問題」とか、キャスターのコメントがつけられていましたが、そんな程度の問題でしょうか。
 これは、自分の母親に「お母さんは私を生むための機械です」とか、妻に「君は僕との子どもを生むための機械だから」と言い放っているのと同じですよね。私は母親に向かってそんなことよう言いません。
 柳沢大臣は「普段から私が女性にどういう風に接しているか、知っている人には理解してもらえる」という発言を後からされたようですが、つまりは「そういう風に」接しているということですよね、柳沢大臣。

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