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〒640-8235
和歌山県 和歌山市 東長町9-1
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FAX:073-426-2475
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2010年03月31日
スムーズに進んだ一日

 今日は午前から午後にかけて、島くみこさんと一緒に、労働組合へ挨拶回りをしました。先日から〆木先生と分担して進めています。途中、渋滞に巻き込まれることもなく、スムーズにいけました。
 夜は仲の良い友人達と、今の政治状況やら、仕事のことなどをしっかり語りました。

 
2010年03月30日
帰ってきました。

 東京から帰ってきました。そのままに市役所と県連に寄り、いくつかの雑用を片付けました。
 夕方には、しまくみ事務所に必要な備品を見に行きました。まもなく城は築かれます。
 夜には島くみこさんと一緒に、ある労働組合の執行委員会へご挨拶に伺いました。島さんから一方的にお話しするだけかと思いましたが、役員さんから質問が出て、受け答えしました。
 一方通行で聞くだけでなく、島さんはどんな考えを持っているのかということを、もう一歩突っ込んで引き出そうとして下さったことに、本当にありがたく思っています。

 
2010年03月29日
本日は東京で会議です

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 今日は東京で民主党地方自治体議員フォーラムの全国世話人会があり、出席しました。各県に1人ずつ世話人がおり、和歌山県では私が世話人をさせていただいています。
 今回、全国の世話人が集まったのは、毎年1回行っている地方自治体議員フォーラムの総会・全国研修会を、今年も5月の連休の終わりに行うのですが、その研修会での講義の内容などを何にするか決めるために召集されました。
 会の冒頭には、党本部の地方組織を担当する細野豪志組織委員長から挨拶がありました。その後、具体的な中身の議論になりました。
 事前のアンケート回答などを踏まえて、鳩山内閣が掲げる「新しい公共」の話や、地域主権改革について、またローカルマニフェストについてなど、主題が決まりました。
 全体会が終わった後、近畿ブロック2府4県の世話人が集まって、近畿ブロックでの研修会について話し合いました。9月上旬に大阪で研修会を行うことを決めました。

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 世話人会が終わった後、少し墨田区まで足を伸ばしました。今朝のニュースで、東京スカイツリーが東京タワーの高さを10時頃に超えると報じていたので、見ていこうと思ったのです。
 永田町から地下鉄半蔵門線に乗って押上駅へ。7.8分歩いて、テレビで言っていた見所の十間橋へ行きました。橋の上には、私と同じようにスカイタワーを見る人が15人ぐらいいました。まだこの倍の高さになるのですから、ビックリです。

 
2010年03月27日
ルーキー登場

 今朝は民主党県連の常任幹事会がありました。先日の橋本市議会議員再選挙で当選された松本健一議員が初登場し、当選の報告と決意表明をされました。
 国政報告や県政報告、各市議会の報告をし、先月の常任幹事会以降の動きについて、事務局から報告があり、続いて主に参議院選挙についての協議を行いました。
 夕方には、和歌山1区での参議院選挙対策会議が開かれ、出席しました。
 その後、青年会議所の卒業生の追い出しに参加しました。ぶらくり丁の元帝国座の跡にあるPREGOというクラブで行われました。会場いっぱいの人で、とてもにぎやかに行われました。

 
2010年03月26日
歌の効能

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 今日は午後から、市内の老人施設での生バンド演奏があり、行ってきました。
 施設の中では娯楽がないわけではないですが、生バンドの演奏を聴くことは少ないと思うので、入所者の皆さんにはいい刺激になったのではないかと思います。
 ただ、年齢層に合わせた曲だったので、私が知らない曲ばかりでした。『東京キッド』『港町十三番地』『鈴懸の径』『森の小径』『星の流れに』などなど。初耳の曲ばかりでした。
 入所者の皆さんも歌ってらっしゃいましたが、ご近所の歌のクラブに入ってらっしゃる方々も来られて、一緒に歌いました。どうしても地域で孤立しがちな施設の入所者の方と、一緒に歌を歌うことで、また新たなつながりが生まれるのではないかと思います。
 最後は『青い山脈』を、私も前に出させていただいて、みんなで一緒に歌いました。前から見てて、皆さん生き生きと歌っておられました。
 歌は人の心を和ませる効果があるのを実感しました。

 
2010年03月25日
菜種梅雨 花曇り

 今日一日は紀ノ川大堰建設に関する議員連盟の要望活動を行いました。
 紀ノ川大堰の建設に関する一連の事業は、今年度が最終年度になっています。しかし、新六ヶ井堰の撤去が終わっておらず、工事が完了していません。そこで、できるだけ早く計画通りに工事を完了してもらうように、要望活動をしました。
 10時からは国土交通省和歌山河川国道事務所へ行き、所長さんや担当者と会い、できるだけ早い事業の完了をお願いし、現在までの進捗状況について説明を受けました。
 10時半過ぎに県庁へ行き、企画部長さんや担当課長さんなどと意見交換をしました。県は、県民の立場に立って、必要な支援はしていくと言ってくれました。
 昼食を挟んで、今度は大阪にある国土交通省近畿地方整備局へ行きました。河川の担当者が対応して下さり、和歌山河川国道事務所でのお話や、県での意見交換の内容をお話し、整備局からも本省に話を上げてくれるよう、要望しました。
 移動の途中、先輩議員が「菜種梅雨の花曇りやな」とおっしゃっておられました。今日まで3日間、冷たい雨が降り続きました。春の菜種が咲く頃の雨です。菜種梅雨という言葉を知らなかったので、日本らしい趣のある言葉を教えていただきました。

 
2010年03月21日
朋あり遠方より来る、また楽しからずや

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 3連休中日の今日も暖かい一日でした。
 午後一にフードアナリストの打ち合わせがあったので、バスで和駅まで行きました。が、ものすごい黄砂で、真砂町のバス停から見た和歌山城がどんより霞んでいました。この距離でこんなに霞むのかと驚き、写真に収めました。
 各駅停車で湯浅へ向かいましたが、途中沿線のどこも霧がかかったようにどんよりしていました。
 13時から15時半まで打ち合わせをして、今度は大阪へ向かいました。予備校時代の同期生が仕事で大阪に来ていて、久しぶりに会いました。
 現在は東京にいますが、職場の人事異動で4月から札幌へ行くことが決まり、めったに会えなくなるからということで、時間を合わせました。
 夕飯を食べたのは天六にある「鮨処小町」というお店で、私の同級生がご主人と一緒に切り盛りしています。
 カウンターに座って、お互いの仕事のことや、私が東京を離れてからの話などを語らいました。久しぶりに同級生夫婦にも会えましたし、いいひと時を過ごせました。

 
2010年03月20日
カラオケで元気

 お昼過ぎに、老人会でやっているカラオケ教室へお邪魔しました。
 30名近くの方が練習にいらしてました。次から次へと選曲して、機械に入れていきます。
 実は、カラオケはたくさんの元気になる要素が含まれているそうです。まずは、仲間ができるので、寂しくならない。子供が独立し、連れ合いに先立たれ、一人暮らしの高齢者が増えています。カラオケへ行くことで、誰かと話すことができます。安否確認にもなります。
 次に、身体の機能を維持できる。家でじっとしてるのではなく、カラオケの会場へ出掛ける。会場ではモニターのところへ行くなどの動作が発生します。身体を動かして、筋肉を動かすことは大事です。
 そして、脳を使います。音程やリズムを合わせたり、歌詞を覚えたりします。外部からの刺激に反応することが大事だそうです。時には、他の人よりうまく歌いたいと思うこともあります。そんな感情が人間としての機能を維持する原動力になるそうです。
 人間、頭も身体も使わなければ、段々退化していきます。これを医学用語で「廃用性委縮」と言うそうです。「廃用性委縮」で一番有名なのが認知症です。脳を使わないことで起きる「廃用性委縮」は認知症で、認知症の約90%がアルツハイマー型認知症です。つまり、脳を使えば9割の認知症は防げるわけです。
 気軽にもっと楽しくカラオケができるようになれば、高齢者の健康維持に役立ちますね。
 私も挨拶をさせていただいた後、一曲歌わせていただきました。

 
2010年03月19日
2月議会が閉会しました

 今日は2月議会の最終日でした。
 朝一、委員会審議の報告を委員会メンバーで読み合わせしました。委員会としての報告内容を全員でチェックし確認して、本会議で委員長が委員会としての審議結果を報告します。
 読み合わせが終わった後、しばらくして、今度は森林環境保全促進議員連盟の役員会があり、来年度の活動について話し合いました。
 元々、この議員連盟が市議会の中にできたのは「市民一人1本、市全体で40万本の植樹を」という理念からです。結成以後、なかなか理念通りには進んでこなかったのですが、一方で「紀ノ川の上流に川の恵みの感謝を」ということで、奈良県川上村に和歌山市民の森を作って、山の斜面の土留め事業などをしてきました。
 市民一人につき1本の植樹を行うことは、昨今の住宅事業が変わり、庭のない家が多くなってきていることなどから困難ですが、しかし市民の目に触れるところでの植樹を進めようということで計画しています。具体的に話が煮詰まってきたら、ここでもお知らせしたいと思います。
 本会議では、議案の採決を行いました。今議会の目新しいことは、議員定数問題特別委員会が設置されることになりました。これから1年かけて議論していくことになります。
 世の中の風潮は「議員の数を減らせ」という意見が多勢です。しかし、少なければいいのかといえば、そうではないと思います。地方自治法上、52人の議員を置ける和歌山市の現状は40人。40人が多いのか、少ないのか、適正なのか。削減ありきではなく、考えていかなければならないと思います。
 夜は「しまくみ応援団」の会議があり、先程まで参加していました。

 
2010年03月18日
卒業おめでとう!

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 今朝は砂山小学校の卒業式に参列させていただきました。
 過去2年間は、議会日程と重なっていたので出席できませんでしたが、今年はちょうど議会最終日前日の調整日だったので、出席できました。
 辻校長先生が児童一人ずつ卒業証書を手渡しましたが、その時に子供達の夢を言って、激励の言葉を添えられました。一人ひとり将来の夢を持ち、そこに向かって歩いているようです。式のしおりに卒業生の名簿があり、途中からそれぞれの夢を書き留めました。そういう趣向だと知ってれば、1番目の児童から書き留めていたのですが、気づくのが遅かったです。
 最後に別れの言葉を、卒業生と在校生が、歌を交えながら交換しました。在校生は送る言葉を述べ、卒業生は一人1フレーズずつ応えました。その様子を見ていて、私が小学校を卒業するときの答辞の言葉を思い出しました。私は終わりから2つ目の「自覚と責任を持ち」というフレーズを言わさせてもらいました。
 送る側、送られる側。両方の姿を来賓席から第三者的に見ているつもりだったのですが、子供たちが歌っている歌を思い出して口ずさんだりしているうちに、すっかり感情が入り込んでしまいました。自分の子供が卒業するわけではないのに・・・。ダメですね。
 子供たちが体育館から退場するのを見送って、私も学校を後にしました。
 市役所に入って、すぐさまクラブ総会です。明日の議会最終日、それぞれの議案に対する賛否を確認し、意見があれば述べました。
 夜はJC青年会議所の例会でした。北九州で大躍進するヘアサロンを経営する(有)バグジー代表取締役の久保華図八(くぼ かずや)さんが講師としてお話して下さいました。本当に分かりやすく、楽しかったです。

 
2010年03月12日
総務局の委員会審査

 今日の総務委員会では、総務局の審査を行ないました。
 総務局には人事など役所を動かしていくのに必要な庶務事務や、事務処理を行なうためのシステムを管理したり、市内の交通政策を立案したりする部署などが入っています。
 今回は職員定数を定める条例の改正案が出されています。また4月からの組織改正について、説明がありました。
 今日の委員会では市内の交通体系、特にバス路線や貴志川線の維持について、かなり深い議論がなされました。
 高齢化で足がバスなどの公共交通しかない人がいる一方、採算面から路線の縮小や廃止などがあり、これをどう両立していくかが、かなり難しい課題です。以前にそのような課題を考える勉強会にも参加させていただきましたが、私自身、考えが浅く、まだ何らの手ごたえも得ていない状況です。
 高齢者には免許を返納してもらいたいとお願いしている一方で、その代わりの足を用意できていない現状では、生活を圧迫するだけになってしまいます。そのようなことを重点的に考える場を作らなければならないと、改めて思いました。
 委員会で配られた職員定数条例の改正に関する資料と、4月からの組織改正についての資料をデータベースに置いておきますので、ご覧下さい。

 
2010年03月11日
委員会審査2日目

 2日目の委員会は市長公室の審査を行ないました。
 冒頭は予算の審議、その後は危機管理部から、先日のチリ中部地震による津波の対応と、地域安全サポート事業について報告がありました。
 津波は大きな被害がなく安堵したものの、避難について課題が見つかったのも事実です。マスコミでも報じられていますが、避難勧告や避難指示が出ているにもかかわらず、各自の判断で避難しなかったために、避難率が低かったということが明らかになっています。
 先日も書きましたが、津波警報の出し方について色々と批判もあるようですが、あくまでも今回の場合は結果論であって、津波が押し寄せる途中で高波になったら、広報が間に合わないこともあります。そういう点では、やはり行政の指示に従っていただくのが一番賢明だと思います。
 防災に熱心に取り組まれている自治会もあります。できるだけ意識を引き上げるようにしていかなければと思います。
 また、地域安全サポート事業については、青色パトロールカーの活動報告です。警察と消防のOB2人に従事していただいています。目に見えて効果が出てるとの報告がありました。
 共にデータベースに資料を置いておきますので、ご覧下さい。

 
2010年03月10日
しまくみさん、教育を熱く語る

 市議会は今日から委員会審査に入りました。初日の今日は議会・選挙管理委員会・監査委員会・人事委員会の各事務局四局と出納室、財政局が審査の対象です。
 四局と出納室からは、該当の支出について説明がありました。
 財政局は説明が45分ありました。というのも、市の収入である歳入は全て財政局の担当なので、どういう項目でいくら入ってくるのかを全部説明することになり、時間がかかります。財政局に係る支出の説明、新たに制定する「和歌山市債権管理条例」の説明がなされました。
 「和歌山市債権管理条例」についての資料はデータベースに置いておきますので、ご覧下さい。

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 夜には「食とみどり、水を守る和歌山労農市民会議」の総会に参加させていただきました。
 昨年の秋にはマリ共和国へ送る支援米の刈り取り作業をお手伝いさせていただきました。120キロのお米が採れてマリへ送られたことが報告されました。
 総会後の懇親会には島くみこさんも駆けつけて、ご挨拶されました。子ども劇場の運営に長く携われていた経験から、教育について熱く語っていらっしゃいました。私も隣で聞かせていただいて、勉強になりました。

 
2010年03月09日
昨日と今日の市議会

 昨日の市議会は一般質問の最終日。最後の一人が質問を行いました。
 今日の市議会は、提出されている議案に対する質疑が行われました。
 質疑とは、質問者の意見などを含めずに、ただ単純に予算や事業の中身、積算の根拠、対象者などを聞くことです。その答弁を踏まえて、各委員会での審査の際の土台にします。
 質疑に対する市当局の答弁の後、各担当の委員会に議案が割り振られました。明日から委員会での審査になります。

 
2010年03月07日
33回目のつな文

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 今朝は、第33回の「障害児者家族のつながりを広める文化祭」が行なわれ、出かけてきました。毎年お声を掛けて下さり、欠けることなく行かせていただいています。
 受付をしてくれたのが、我が母校である近大和歌山高校の剣道部の生徒で、後輩の活躍する姿を見て、とてもうれしく思いました。
 開会式では名前をご紹介頂き、式の後は会場内の作品を見て回りました。写真は和歌山盲学校の生徒さんが共同制作した貼り絵です。本当にきれいです。どういう風に作られたのか、今度教えていただこうと思います。
 写真の作品以外にも、多くの特別支援学校や学級から、たくさんの作品が展示されていました。生徒さん達は、毎年この文化祭での出品を目指して、作品作りに取り組まれているそうです。
 考えてみれば、今年で33回目。私が生まれた時より2年も早く始まっています。長きにわたって続けられてきたのは、学校の先生をはじめ関係者の皆さんのご努力の賜物だと思います。
 来年もまた、新しい作品に出会えるのを楽しみにしています。

 
2010年03月06日
みんなの学校 開校!

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 今日、ぶらくり丁の中にまちなか交流スペース「みんなの学校」がオープンしました。今後ここを中心に、和歌山大学の学生さんや高校生が、まちづくりの活動や商業教育を実践する場所として活用されます。
 11時から行われた開校セレモニーには、大橋市長や市議会議長をはじめ、たくさんの方が来られて、立ち見盛況でした。
 その後は読売テレビの川田裕美アナウンサーによるトークショーがありました。川田アナは和歌山大学の卒業で、在学中にまちづくりの活動に参加していたことから、今回ゲストとして招かれたそうです。続いてのゴスペルライブまで居て、失礼をしました。
 今後、生涯学習などの学びの場として、地域活動の交流の場として、様々な情報の交流点として、地域おこし産品の販売の場として、イベントの会場として、地域活動を披露する展示の場として利用されます。皆さんもぜひご活用下さい。

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 その後は、数軒隣のおどるんや事務局へ。ちょうどお昼時で、よさこいを踊るチームの代表者が2人来られていました。
 色々とお話していると、事務局の女性が写真のクッキーをくれました。これは毎年「おどるんや」に出て下さっているチーム「乱痴気」の池田さんが手作りで作ってくれたものです。箱に何十個と入っていたのですが、全部少しずつ表情が違いました。そりゃ何しろ、全部手作りですから、かなり大変やったろうと思います。
 池田さん、おいしくいただきました。ありがとうございました。
 今日の2つのようなことが、また新たな人のつながりを作り出して、何かを生み出すんだろうなぁと思いました。

 
2010年03月05日
花粉がつらかった今日

 今日の市議会は、一般質問の3日目です。今日も3人の議員が登壇しました。
 昨日の私の一般質問の際、初めてパネルを使って質問をさせていただきましたが、どうも後ろの席の議員まで見えなかったようです。
 初めてだったので、気づかなかったこともあり、今後パネルを使う際に後ろまで見えるか、気をつけたいと思います。
 今日は、質問が終わって気が抜けたわけではないのですが、花粉症の反応がとてもきつく、つらい1日でした。今シーズンで一番花粉が飛んだ日だったようです。私がいつもチェックしているウェーザーニュース社の花粉情報によると、かなりの数値でした。
 今年は例年に比べて、飛散量が少ないので、楽な日が多かったのですが、今日は本当にしんどかったです。

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 昨日の一般質問の内容をわかやま新報が一面に掲載してくれました。
 質問の中でも述べましたが、他都市でもかなり浸透していて、事業仕分けのやり方自体も改善されています。また、それぞれの都市にあったやり方を導入しているところもあります。事業仕分けについて、今更研究するほどのものでもないと思います。
 市長は、行政評価委員会で十分効果が出ているから、必要ないという考えのようですが、最大の欠点は市民に公開された場で議論がされていないことで、市民の納めた税金がどのような事業でどう使われたか、市民自身がこれを知る権利をどう満たすか考えていただきたいと思います。
 夕方からはよさこいの事務局で、当日スタッフを募集するためのチラシについて、打ち合わせしました。祭りも本格的な準備に入ります。

 
2010年03月04日
2010年2月議会の一般質問全文

 今日の質問の議事録を記します。なお、これは原稿ベースで、速報版です。実際の議事録は若干異なることをお含み置きください。正規は後に発行される議事録に拠ります。

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《質問》

 民主クラブの山本忠相です。今回は行財政改革についてお伺いします。
 さて、少子高齢化と言われて久しい今日ですが、研究者の層では人口減少社会に突入したと見る向きもあるようです。
 市報わかやまには、毎月市の人口が掲載されています。3月号には2月1日現在の人口が掲載されていましたが369,889人、2009年4月以来の37万人割れとなってしまいました。
 人口の減少は財源の縮小をもたらします。これから審議をする平成22年度予算においても、一般会計で1347億円余りと前年度比3.6%の微増となっています。しかし、不況による企業業績の悪化や失業などで家計における収入が減り、結果として税収減から自主財源の割合がギリギリ5割の50.4%になる見通しです。
 市債残高も増加しつつあり、財源も大変厳しくなっているのは周知の通りです。そんな中でも多くの事業を行っておられますが、しかし、やりたいことを何でもかんでもできるような状態にはないと思います。優先順位をつけて、今何をすべきかを選択していかなければなりません。
 そこで、各事業を、効果がどれだけ出ているのか評価する必要が出てくるのですが、現在市においては各事業をどのように評価しているか。この点をお伺いして、第1問といたします。

《笠野総務局長 答弁》

 本市では、平成14年度より、事務事業の見直し、改善を進めるため、行政評価制度を導入しています。これは、各事業の執行にあたり改善を意識し、事業を効果的・効率的に進めるためのものです。
 また、平成21年度からは、長期総合計画を着実に推進するため、これまでの事務事業を中心としたものから、一段高い視点での施策を中心とした評価に移行した、新たな行政評価制度に取り組んでいるところです。
 新たな行政評価は、各担当課において、市民サービスの向上と事務の効率化を念頭に、自らの事業を見つめ直し、改善等へつなげるために事務事業の評価を行ったものを、施策ごとに部長が中心となって評価し、さらに外部識者や公募の市民からなる行政評価委員会による外部評価の3段階の評価を行い、それぞれの結果に基づいて業務の見直し、改善を行うものです。
 特に、部長による施策評価は、長期総合計画を効果的に進める視点から、施策に属する事務事業のうち、重点的に取り組むべきものを区分付けするなど、予算配分の参考になるものとしております。
 一方で、サマーレビューによる事業の見直しを行っているほか、限られた財源を基に、施策を着実に進められるよう、各局が主体性を持って、効果的な予算を組み立てて要求を行うこととしました。
 このように本市では、財政状況が厳しさを増す中においても、行政評価を用いて、常に見直しを行い、効果的な財源配分・事業執行に努めているところです。

《再質問》

 それぞれお答えをいただきましたので、第2問に入らせていただきます。
 平成14年度から行政評価制度を導入し、今年度からは長期総合計画を推進するのに併せて、さらに評価制度を進化させたというお答えでした。行政評価委員会も設置して、外部審査もされているともお答えいただきました。
 しかし、全体として内向きの感じが否めません。行政評価委員は全部で7名いらっしゃいますが、公募で選ばれているのは2名であり、残り5名は市から依頼をしてお願いしている方です。市からお願いした方なので、耳に痛いことを言わないとは思っていませんが、委員からどんな質問があり、当局はどう答えたのか。どういう議論があって導き出された結果なのかが、見えてこないのが現状です。それはなぜかといえば、非公開で行なわれているからです。
 そこで、今回私は、いわゆる「事業仕分け」をやってみませんか、と提案したいのです。
 事業仕分けと聞くと、ある女性議員が官僚に向かって捲くし立てているというイメージがありますが、国の場合と自治体の場合で、やり方が若干異なります。また、元々の提唱者である構想日本というシンクタンクのやり方があります。ですので、テレビで流れた国の事業仕分けのイメージを一度捨てていただいて、事業仕分けとは何ぞやということをご説明させていただきたいと思います。
 まず現在ある事業について、そもそも必要なのかどうかを判別します。不要か必要かは、この事業がなくなっても問題はないのか、そして目的達成のための手段になっているかどうかを判別します。
 この中で必要と認められたものについては、今度「誰がやるべきなのか」を判別します。行政がやるべきなのか、民間がやるべきかを判別します。税金を使ってまで実施する必要のある事業なのかどうか、また行政と民間の両方が行っても、一律のサービスを提供する必要があるのかどうかを判別します。
 その次に実施主体として国と自治体のどちらがやるかを決めます。自治体に仕分けられたものは、都道府県と市町村のどちらで行うかを決めます。市町村でできないことなのかどうか、サービスの範囲はどの規模がもっとも効果的効率的なのかということも、そこで判別します。
 そして、例えば和歌山市でやるべきだとなった事業の場合には、引き続き今のやり方でいいのか、事業規模はこれ以上大きくしない方がいいのか、もっと大きくすべきなのかということも、最後の段階で判断することになります。
 また、事業仕分けは5つのルールがあります。1つ目は外部の目で見分けるということ。2つ目に公開の場で議論をするということが必要になります。3つ目に、現在の制度がどうかということは一旦脇に置き、事業の必要性や実施主体が合っているかということを「そもそも論」から考えてみること。4つ目に、事業の名前ではなく、具体的な事業内容で考えること。例えば、中小企業支援とか青少年育成とかということ自体を否定する人はいないのですが、実際に何をしているかを聞けば、評価は分かれると思います。そして、事業仕分けはコンサル業務ではありません。
 この5つのルールで事業仕分けは動きます。こういうやり方で事業仕分けは行なわれるのです。
 私は昨年7月に神奈川県藤沢市で行われた事業仕分けを傍聴しましたが、3つの部屋で分かれて仕分けされたにもかかわらず、どの部屋も傍聴席はいっぱいで立ち見が出ていました。それだけ市民の関心は高いのです。
 また先進的に実施している滋賀県高島市は、2005年に1回目を実施、この時は構想日本のチームが全てを行ったそうです。翌2006年はコーディネーターのみ構想日本から派遣し、仕分け人は全て市民で。明くる2007年以降は全て市民が行い、行財政改革と市民参画の両面を両立させたそうです。今では事業仕分けが市民に定着し、市民は行政に対して受身から能動的に変化したそうです。
 私は、これまでの市で行われている行政評価がダメだと言っているわけではありません。今までのやり方をもっと進化させて、市民にも公開された場で、前例踏襲主義に囚われず、ゼロベースから見直してみるのが良いのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。見解をお伺いします。
 公開の場でやることにどんな意味があるのか。それはたくさんある市の事業について、その中身を理解してもらうこと。また、本市においては、都市計画税や下水道使用料の値上げなどがあり、かなりの負担が市民にあります。一方で長期の経済不況により家計は苦しくなるばかり。そんな時、市民から聞こえてくるのは「公務員は仕事をしない、その割に高い給料をもらっている」という声です。実際は、そうではないということは分かっているのですが、そういうイメージが先行している。
 そこで公開の場でやれば、決して職員は遊んでいるわけでもないし、必要なことをちゃんと仕分けてやっているということを市民に示せるのではないでしょうか。同時に公開の場で、事業毎の達成率を示しながら事業を評価することが必要ではないかと思います。そのことで「役所はここまでやってくれているんだ」ということが市民に伝わる。それが職員の達成感につながり、士気も上がる。ひいてはこれが職員と市民の信頼関係を築くきっかけになると思うのです。
 職員と市民の信頼関係を築くという点でもう一つ。和歌山市は「気くばり市役所」を掲げられています。しかし、本当に「気くばり市役所」になりきれているかという点です。
 例えば、税や国保保険料、上下水道料金などの滞納者に対して、払ってもらうことだけに注力していないか、ということです。
 先日、総務委員会の視察で盛岡市を訪れました。税滞納対策という名目で参りましたが、そこには税滞納対策をはるかに超えるものがありました。
「多重債務問題に強いまち 盛岡」を掲げて、市が消費生活センターやNPOいわて生活者サポートセンターと協働し、「盛岡市ほほえみと太陽のプロジェクト」を実施しています。
 このプロジェクトの中には、多重債務者包括支援プログラムと、くらしとお金の安心支援事業があります。簡単にまとめますと、税や保険料、給食費などを滞納する人には滞納する理由がある。まずその原因を突き止め、それが借金ならば法律家と共に債務整理を行う。借金はないが失業やDV、病気などが原因の生活困窮者もいる。
 そんな生活が不安定な市民に対して、一元化された相談窓口を設けています。市民にとって相談窓口が分かりやすいだけでなく、たらいまわしを解消し、公益扶助制度やセーフティーネット貸付の手続きが一箇所でできます。そして、市民の相談に乗るだけでなく、生活再建ができるまで寄り添い、解決への道筋をつけるというシステムがありました。
 本市ではそこまで市民に寄り添えているでしょうか。それぞれの窓口での親切な指導体制が構築されているでしょうか。生活保護の窓口でも、生活建て直しのための相談が行き届いているでしょうか。福祉関係では、○か×かの判断だけでなく、ダメでもこういう方法もありますよというアドバイスができないでしょうか。
 そんな窓口体制が職員と市民との信頼関係を築くきっかけになると思います。この点について、どのようにお考えか、お伺いして、第2問といたします。

《大橋市長 答弁》

 本市の行政評価は、各部局において全ての事務事業について自ら評価を行い、見直し、改善を行うとともに、外部の視点からチェックするため、行政評価委員会による外部評価を行っています。議論の場を公開していないこと、多数決ではなく委員の総意により判定を行い、参考として様々な意見を添えているところなど、違いはありますが「事業仕分け」と同様の取組を行っています。
 この行政評価委員会は、和歌山市をよく知る企業経営経験者、学識経験者や公募の委員で構成され、地域の実情を十分に踏まえた上で、事業の「必要性」や「実施主体の再検討」、「経費の節減」等に関しての厳しいご意見をいただいています。
 例えば、「青年の家」や「発明館」などの廃止、「共同調理場」などの業務委託の推進、また、「養護老人ホーム白菊寮」や「かつらぎ園」の民営化による、実施主体の見直し等、いただいた意見をもとに、大規模な見直しも行い、十分な効果が出ているところです。
 併せて、その意見等については、毎年、行政評価報告書及び意見書として市のホームページなどで公開しているところです。
 同時に、サマーレビューにおきましても、事業の必要性や実施主体、経費節減等について、厳しい議論を重ねた結果、「外国出張旅費支度料」「社会福祉会館の貸館業務」の廃止や「SOHO事業」の見直し等の成果を上げています。
 議員ご提案の「事業仕分け」は、大きな利点もありますが、断片的に判断されがちであるなど、様々な問題点も考えられることから、今後、他都市の実施状況等も見極め、導入の可否について判断したいと考えています。
 今後も将来の和歌山市像を見据えた改革ができるよう、行政評価制度の更なる充実を図り、予算編成や行財政改革とも連携し、財源、資産、人員の行政資源の適正配分を行い、効果的で効率的な行政運営に努めていきたいと考えています。
 本市では、市民の方々が様々な用件や相談にお越しになった際に、その場で分かるようなものはでき得る限りお答えし、アドバイスをするようにしています。
また、以前に比べまして、市民から「窓口の対応が良かった。」「電話での対応が分かりやすかった。」等のお褒めの言葉も増えています。
 しかし、相談内容等が専門的且つ多岐にわたることもあるため、相談内容によっては、適切に回答できる部署にご案内するようにし、また、迷われているようなときには、積極的に声を掛け、内容をお聞きした上で、関係する部署まで案内をするとともに、概略の引継ぎを行うなどの対応をしているところです。
 この年度末から年度当初にかけても、「春の引越しこども窓口」の開設や、新年度より、こどもに関する相談支援について、福祉、教育の垣根を越え、より密度の高い対応が行える体制を構築し、また、生活保護課を生活支援課に改編し、就労、健康管理等、自立に向けた支援の強化を図ることとしています。
 これからも市民の声に耳を傾け、市民に分かりやすい、また、利用しやすい窓口体制と気配り市役所の実現を目指して、さらに市民との信頼関係の構築に取り組んでまいります。

《再々質問》

 それぞれお答えいただきましたので、第3問に入らせていただきます。
 事業仕分けの実施を提案させていただいたのですが、「今後他都市の事業仕分けの状況等を研究してまいりたい」とのお答えでした。「今年度中に実施します」とサクッとお答えいただけるのかと期待していました。「事業仕分けはすでにやっているところもあるので、わが市では同様の効果があるサマーレビューを公開します」と言っていただければ、1日に市長が施政方針で謳われた「信頼される市政運営をひたむきに推進」するための一助になるのではないかと思ったのですが、温度差があるようです。
 窓口対応については、色々とご努力をいただいているようです。しかし、窓口で怒鳴り散らしている人を見かけるのも、また事実です。中には理不尽な内容をおっしゃっている方もいますが、当たり前のことをおっしゃる方もいて、私も見かけたときには何をおっしゃっているのか、耳を傾けています。
 新年度から組織改編で生活保護課が自立支援を含めた課に変わるとお答えをいただきました。様々なことが絡み合った事案が、いくつも持ち込まれると思います。盛岡市のように、決してあきらめず見捨てることなく、市民に寄り添えるかが鍵になると思います。信頼される市政のために、ご尽力いただけるようお願いして、私の一般質問を終わります。

 
2010年03月03日
今日から一般質問

 市議会では、今日から一般質問が始まり、3人の議員が登壇しました。
 私の一般質問の原稿もどうにかこうにか出来ましたが、読んでたらたぶんまた手を入れると思います。
 家にあるはずの資料がなくて、一体どこへ行ってしまったのか。探しても探しても、あるはずの場所にないので、捜索範囲を広げます。

 
2010年03月02日
代表質問が行われました

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 現在開かれている2月定例議会(もう3月に入っているのですが、始まったのが2月なので、こう言います)では、4月から始まる新年度の予算が審議されます。具体的な審議が行われる前に市長から、どういう方針や考え方で予算を組んだかが示される施政方針演説が行われます。
 施政方針演説と具体的な予算の中身の説明は昨日行われましたが、今日の議会では、施政方針を受けて、演説の中では触れられなかったことやもっと知りたい考え方などについて、各会派の代表が質問する代表質問が行われました。
 各議会によってまちまちですが、和歌山市議会では代表質問は2月定例議会でしか行われません。そして代表質問にはテレ和歌のカメラが入り、その模様が番組で放送されます。先程22時から放送されていましたが、ご覧になっていただけたでしょうか?
 代表質問は一般質問と異なり、1回だけ質問をして、それに市当局が答えて終わりです。ですから、1回目で聞き足りなかったから次で、というわけに行きません。それはそれで難しさがあります。
 我が民主クラブからは寒川幹事長が代表質問に立ちました。施政方針についてやスカイタウンつつじヶ丘の活用についてなどを質問しました。
 あさっては私の一般質問です。今回は行財政改革について質します。

 
2010年03月01日
大げさだったのか?

 今日の市議会は、午前中に21年度最終補正予算の、委員会における審査の報告がありました。総務委員会は私が報告させていただきました。その後、討論と採決があり、平成21年度最終補正予算は可決・成立しました。
 午後は、22年度の予算について議案説明が行われました。一般会計予算と特別会計予算について、歳入歳出の説明がありました。
 明日は各会派の代表による代表質問が行われ、あさってから一般質問に入ります。

 さて、チリの大地震による津波で、日本の沿岸部や島嶼に、大津波警報から津波注意報までが発令されました。これに関して、一部から観測を誤ったのではないか、大げさ過ぎたのではないかという批判が出ています。
 確かに、警報発令によって影響が出ました。しかし、津波が来てからでは遅いわけですし、結果としてそんなに高さがなかっただけで、それを批判するのは余りに酷です。自然が相手なのですから、何が起こるか分からないと思うと、批判は当たらないと思います。

 
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