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2006年12月 アーカイブ

2006年12月02日

インドオリヅルの子株

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 今日は冷たい風が吹き、時々雨がぱらつくような天気でした。こんな日でも市内のあちこちを回っています。
 昨日伺った同級生から「明日、ここでお花のバザーがあるからおいでよ」と声を掛けていただき、早速伺いました。
 午前中は雑用をこなして、14時過ぎに伺ったのですが、すでにお花はほぼ完売状態。午前中は身動きが取れないほどの混雑だったそうです。
 同級生とは中学を卒業してからのことや最近の政治のことなど話しました。その後、そのお母さんと、別の同級生のお母さんの3人でお茶を飲みながら政治・教育・経済など、色々なことを話す小さな「サミット」となりました。
 帰り際には、写真のインドオリヅルランをいただきました。ニホンオリヅルというのもあり、葉の緑と白の配置が逆になってるそうです。ひとついいことを教えてもらいました。

2006年12月03日

医療系産業廃棄物処理場建設問題

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 今日19時から砂山小学校の体育館で、青岸に建設が予定されている医療系産業廃棄物処理場についての、市長と住民の対話集会が行われました。
 住民自治会は建設に反対しており、それに対し大橋市長は「廃棄物処理法に則って出された計画に不備がなければ、市長に拒否する権限がない。過去に拒否して起された訴訟で敗訴し、6千万円余りの損害賠償を払うことになった前例もある。」と答えました。
 当該計画の土地は、和歌山市が行った地震被害想定調査で、東南海地震では震度5強、中央構造線の地震では震度6強が観測されると予測されています。また液状化の危険度が高い、または極めて高いと予測され、津波も3~3.5メートル観測されるとしています。
 市は処理施設の土台を3メートルの高さにし、津波が来ても最小限の被害に食い止められるようにし、35メートルの杭を打ち、液状化にも耐えられるように指導した、と答えました。
 しかしなぜ、処理施設を地震・津波・液状化と、ヘレンケラーの三重苦のような土地に建てなければならないのか。おそらく地価が安かったのでしょうが、それに対する合理的な説明が全くない。
 市は土台と杭で大丈夫と思っているのだろうが、何分相手は自然である。阪神大震災のとき、阪神高速が横倒しになると誰が事前に予測できたか、阪急の伊丹駅がつぶれると誰が考えたか。すべては予測不可能なんです。
 何より怖いのは、未処理の廃棄物。地震で避難し、体力や抵抗力が弱ってるところへ、津波で流れた未処理の廃棄物から伝染病が蔓延し、2次被害をもたらすことも考えられる。
 計画の土地に医療系産業廃棄物処理施設を造ることは、市にとって新たなリスクを抱えることになる。
 もし私が市長なら、業者にこう言うだろう。
「業者さん、提出された書類に不備も違反もありません。市長としては廃棄物処理法に基づき、計画の許可を出すことになるでしょう。しかし、市民の代表である市長としてお願いしたい。この土地は非常にリスクがある。相談に乗るから、他の場所に変えてもらえませんか。」と。
 やはり市長さんは、廃棄物処理法の許可権限者である以上に、選挙で市民から請託を受けた代表者であり、その最大の責務は「市民の命を守る、暮らしを守る」ことだと考えます。岩國哲人代議士は「市役所は市民のお役に立つ所」と言われ、私はそう習いました。これでは「市役所は業者のお役に立つ所」、中身と看板が違うので、看板を下ろしていただかなくてはなりません。
 市は市民の側に立つのか、業者の側に立つのか。今後もこの問題に取り組んでいきます。

2006年12月13日

グラス作りに挑戦!

 支援者のお一人が開いていらっしゃる吹きガラス工房「Ever Green Ⅱ」で、グラスを作らせていただきました。以前からお約束をしていたのですが、ようやく実現しました。
 工房は四季の郷公園の前にあります。工房に着いたとき、2人のお弟子さんが作品を作っておられました。しばらくその作業を見学させていただいて、実際の作業に入ります。
 軍手をして腕カバーをつけ、道具の使う順番や手順、注意点を教えていただいて、まずはグラスの模様を作ります。鉄の机に四角の枠があり、砕いた色ガラスを散りばめます。模様が決まったら、長い鉄の筒先に溶けたガラスを巻き取ります。溶けたガラスは水あめのようです。巻き取ったガラスを色ガラスの上で転がすと色ガラスが溶けたガラスにくっついて、模様になります。
 急速に固まってくるので、炉で熱して息を吹き込み、溶けたガラスを膨らませます。ちょうどいい大きさになるまで、炉で熱しては息を吹き込むという作業を繰り返します。いい大きさになったら、鉄の棒を付け替えて、口を広げていきます。思ったより広げるのに力が要ります。もたもたしてると、あっという間にガラスが硬くなって、炉で温め直しです。

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 思ったよりも小さくなってしまいましたが、初めてにしてはこんなもんかな、と思っています。24時間じっくり冷まして出来上がりです。
 お弟子さん達は、吹き方を変えたり、遠心力を使って長く伸ばしてみたり、色々な技術を使って様々な形を作り出されていました。模様も形も何一つ同じものはできません。これぞ手作りの特徴です。
 30分ほどでしたが、いい体験をさせていただきました。ありがとうございました。
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ユビサキから和歌山を創る

 活動報告にも書きましたが、今日は吹きガラスでグラスを作ってきました。
 この工房では普通のガラスではなく、ジュースやお酒の空き瓶をリサイクルして、材料としています。そうすることで、溶けたガラスにするまでのエネルギーが少なくて済むのだそうです。
 いわゆる「クラフト」と呼ばれるこれらの芸術は、残念ながらまだまだ認知されていません。伝統工芸は古くからあるため、地域に根ざして守られていますが、クラフトはまだそこまでいっていません。
 誰しもいくつになっても、物を作る喜び楽しみは同じではないでしょうか。100円あればほぼ何でも買える世の中で、自分で実際にものを作り出してみることから学べることもあると思います。
 今回は吹きガラスでしたが、まだまだ他にもあるようです。自分の指先で作った物が世の中に出回って、人の心を動かすかも知れません。
 「ユビサキから和歌山を創る」ことは、そう難しいことではないと思うのです。

2006年12月17日

東北アジアに暮らして

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 今日は私が所属していた「新人会」という勉強会の講演会に参加してきました。
 まず、「新人会」という会についてご説明すると、私が大学受験浪人生のときに通っていた予備校で日本史の講師をしていたのが八柏龍紀先生で、予備校を出た後、八柏先生の下に学生と社会人が集い、語らい呑むという会です。今年度から学生のみに組織換えしたために、一応所属「していた」と過去形です。
 新人会主催の講演会も11回を数え、今回はテレ朝の『朝まで生テレビ』にもよくご出演されている政治学者で東京大学情報学環教授でいらっしゃる姜 尚中(カン・サンジュン)先生にお出でていただき、八柏先生と「東北アジアに暮らして」というテーマでお話いただきました。
 姜先生はアジア地域における北朝鮮のこれからや、朝鮮半島の南北分断による日本への影響などお話され、八柏先生は日本人の美意識や、学歴資本が経済資本に転換している現状とこれからについて話されました。
 ご存知の方も多いと思いますが、姜先生の語り口は常に静かで、しかし、しっかりと語られて引き込まれてしまいました。八柏先生はこれまでのご自身の経験を中心に、分析をされていました。
 あっという間に時間が過ぎるほど、引き込まれる議論の時間でした。

2006年12月18日

何でもありですか?!

 東京に来ましたので、岩國哲人代議士を訪ね、私の今の状況をご報告し、今後の戦略などについてご指導いただきました。来春の統一地方選挙において、岩國事務所の元スタッフ7人が立候補の準備を進めています。他の人の状況も聞きながら、自分もしっかりやらなければと、改めて思いました。

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 で、先日からマスコミで取り上げられている石原都知事の四男さんが作品を提供したという「トーキョーワンダーサイト」の本郷ビルを見てきました。お休みなのか、人の気配がなく、また人通りが少ないので、記念撮影のお願いできる人がおらず、外観だけ写してきました。
 高校時代、定期試験の時、担任が黒板に「李下に冠を正さず」と書いていました。都知事は「悪いことしてない」と逃げ切ってしまうのでしょうが、やはり「李下に冠を正さず」、今回のことは残念です。

 そして、東京のある区で電柱に張られている演説会告知用ポスターを見つけました。こんなの見たのは初めてです。東京って何でもありなんやね、と思ってしまいました。

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2006年12月25日

凍てつく寒さの駅頭演説

 今日、久しぶりに岸本周平和歌山1区総支部長の駅頭にご一緒しました。
 市駅にて6時45分から始めましたが、夜も明けきらず、ほんの少しの風が吹くだけで、指先が痛くなってきました。そのうち、のぼりを持ったまま手が固まってしまい、動かせなくなってしまう始末。
 8時前には和歌山駅に移って駅頭再開。和歌山駅は風がないものの、下からの冷え込みがきつく、足先が痛くなってしまいました。普段なら何でもない地面の出っ張りが、足を貫くように痛く感じました。
 でも過去には雪の中の街頭演説や、始発~終電駅頭マラソンもやりましたし、もっときついことはいくらでもありました。寒さきつさにはだんだん慣れてくると思います。通勤途上の同級生にも会えましたし、またやろうかなと思ってしまいます。

 その後はご支援下さる方を訪問し、年末のご挨拶をして参りました。

2006年12月28日

御用納め

 僕の場合は年末年始関係なしですが、世の中は今日が御用納めです。今日も朝からご支援下さってる方々を訪問して、年末のご挨拶をして回りました。今日は気温が低くないものの、風が強く、とても寒く感じました。
 会社は大掃除をしているところが多かったです。お掃除の邪魔をしに行ってるようで、恐縮です。でもたくさんの方が、残り3ヶ月をどう戦うか、この不完全な若者を心配し、応援してくださることに感謝しています。
 そして、明日からは歳末恒例「スーパー前街頭演説」。今年が2回目です。3日間、市内各所のスーパーの前をお借りして、岸本周平さんとペアーで街頭演説をして回ります。ゲリラ的にやりますので、どこでやるのか事前にお知らせできないのですが、もしお見かけになりましたら、応援してやってください。

2006年12月29日

寒風演説旅

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 今日から3日間、歳末恒例の「スーパー前街頭演説」がスタートしました。
 朝から小雪がちらつき、ものすごく風がきつかったのですが、午後になってからは拍車がかかり、吹雪いてきました。強風にあおられた雪が顔に当たると痛いのなんの。さすがに、一時屋内に避難しました。
  岸本周平さんからマイクを譲り受け、来春の統一地方選挙に向けて民主党和歌山県連が初めて行った候補者公募のこと、また自分が公募に合格し、候補予定者として活動していることなどをお話しました。
 のぼりを持っていても、余りの寒さに手が固まってしまいました。そして時々私たちに近寄ってきて、「後で飲んで」と温かい缶コーヒーやお茶を差し入れしてくださる方が3人もいらっしゃいました。1箇所終わったあとの、あの缶の暖かさには本当に癒されました。
 そんな中、ただでさえ少ない年金がまた減らされて、本当に生活が苦しいと窮状を訴えてこられる方が何人もいらっしゃいました。お話を伺っていて涙が出そうになりました。何とかしなければならない、本当にこのままではいけないと一層感じました。

2006年12月30日

スーパー前街頭演説2日目

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 昨日の天気がウソのようです。少し風はあるものの、穏やかな日差しで、大変ではありません。どうなっているんでしょう?
 今日は主に河北のスーパーを回りました。去年も反応が良かったスーパーでは、やっぱり今年も反応が良かったです。
 どこの場所でもやはり少しは立ち止まって聞いてくださる方がいて、私達にご意見をおっしゃる方もいらっしゃります。好感やご批判など多岐にわたります。私達は聞く耳を持っていますので、いつでもお声を掛けていただければと思います。

2006年12月31日

今年も終わろうとしています

 早いもので2006年もまもなくその幕を閉じようとしています。僕と関わりのあった皆様、本当にありがとうございました。
 そして来る2007年は戦いの年。戦いに挑む以上は覚悟を持って戦いの場に赴きます。当然「結果を出す、そして不退転」の決意で望みます。よろしくお願いいたします。
 皆様におかれましては、良いお年をお迎え下さい。

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