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2008年06月 アーカイブ

2008年06月01日

今日から6月

 早いもので今日から6月です。タスポによる成人識別を行う自販機でのタバコの販売が始まりました。自動車の後部座席でのシートベルト着用義務化や「もみじマーク」貼付の義務化も始まりました。
 12日からは議会も開かれます。いつものように一般質問もやらせていただきます。
 今朝は9時から隣の公園の草むしりを自治会で行いました。我が家は自治会役員の会計をしている私と、班長の父親が出動しました。雨で土が軟らかくなっていて、やや引きやすかったですが、とは言うものの相手は草ですから、かなりの体力を使いました。父親曰く、今年はいつもより草の伸びが良いそうです。
 午前中とはいえ、太陽が当たるとかなり暑かったです。大きな木の陰に入ると、涼しくてほっとしました。意味は違いますが「寄らば大樹の陰」でした。

2008年06月02日

ひとり街頭開始

 毎週月・火曜朝の街頭演説を、今月から一人で行うことにしました。30才になりましたし、ちょっとでも党の政策などを知っていただきたく、活動を拡大しました。これまでは月曜日は市駅でしたが、今日からは和駅での活動です。
 しばらく一人で1時間半しゃべってこなかったので、だいぶ勘が鈍っていました。慣れというものは本当にすごいです。少しずつ感覚を取り戻していこうと思います。
 今朝は後期高齢者医療制度についてお話しました。お年寄りに肩身の狭い思いをさせていること、また保険料の負担は当事者のお年寄りだけでなく、現役の世代にも大きく関わりがあることをお話しました。もっと分かりやすいようにお話できるよう、努力していこうと思っています。

 午後から免許証の更新に行ってきました。講習の中で、交通事故の死者数の話がありました。昨年の県下交通事故死者数は56人と、18年に比べて13人減りました。しかし、56人のうち65歳以上のお年寄りの割合が37人と全国ワースト2位だったそうです。こんなところにもしわ寄せが来てるのかと驚きました。車がなければ生活しにくい県ですから仕方ないのですが、安全対策を考えていかなくてはならないと思います。

 今日の「CHANGE」はご覧になりましたか?私は観ていました。前に私が勝手に予測したシナリオ通りには進んでいませんが、神林官房長官の思い通りにも進んでいないようです。これからどんなドラスティックな展開になっていくんでしょうか。

2008年06月03日

雨の朝

 昨日の街頭演説では「梅雨近し」と言っていましたが、近しどころか昨日のうちに入梅してしまいました。今日は市駅前で街頭演説、雨降りで傘を差しながらの活動でした。これから雨の日が多くなると、やりにくくなってきます。雨対策を考えなくてはなりません。
 街頭活動が終わったあと、そのまま県連へ。朝から事務局会議がありました。和歌山3区候補者公募の状況について、〆木幹事長と共に報告を受け、今後の日程について協議しました。
 会議の後は会派控室へ。書類を受け取ったり渡したり。5日に議会運営委員会が行われる予定で、その後にクラブ総会を設定しました。そのときのお昼のメニューを決める大役を仰せつかっていますが、事務局の女の子から聞いた話では、お弁当を配達してくれる業者が2軒廃業したそうです。
 市役所や県庁の休憩時間が1時間に戻り、外で食べる人が多くなったからか、または同業者が増えてきて競争が激しくなったのか、原因は分かりませんが、良いことではありません。なくなったうちの1軒が良かったところなので、残念です。
 11時からは県連のホームページについての打ち合わせ。ホームページの運用もなかなか大変です。これが12時過ぎまでかかりました。
 お昼からは障害者支援の相談や、日程の調整、そして質問の精査に頭を悩ませました。

2008年06月04日

公募応募者が出揃いました

 お昼過ぎから空手の練習に行きました。先月は1回も行けなかったので、1ヶ月ぶりになります。基本動作の確認と蹴り足の技術を習得しました。最後は補強で腕立てとスクワットです。3セットでだんだん回数を減らしていくのですが、動きがゆっくりになってきて耐えなければなりません。師範がおっしゃるには、きついことに耐えないと筋肉にならないそうです。だいぶ足にきました。
 稽古を終えたあと、県連へ移動。三役会議を行いました。和歌山3区の公募応募者が出揃いました。応募書類のコピーを選考委員に配布し、1次の書類選考を行います。その結果にしたがって、2次選考である面接のご連絡を応募者にします。
 いくつかの議題を話し合った後、次の会議へ。今度は選挙対策会議です。もうすぐ解散総選挙が行われるかも知れません。そのために必要な準備について話し合うための会議です。この会議が結構時間を食って、かなり疲れました。
 終わって行きつけのラーメン屋さんへ行き、夕食です。とんこつラーメンと酢豚をいただきました。疲れた身体には酢が効きます。ママさんがサービスで野菜の酢の物を作ってくれました。身体も気持ちも楽になりました。ありがとうございました。

2008年06月05日

実質、議会開会

 今日の午前中、各会派の幹事長が集まって、大まかに6月議会についての中身が話し合われました。お昼に民主クラブのクラブ総会があり、議案の説明などを受けました。
 午後からの議会運営委員会で正式に日程が決められました。6月議会は6月12日から7月1日までの20日間です。
 一般質問は16日からです。私は1日目の1番目、つまり16日10時過ぎから始めます。今回は観光行政と市長の政治姿勢について問います。早速、観光行政の質問について、観光課長とすりあわせを行いました。
 普段は自転車で市役所まで行くのですが、今日は気象庁の雨のレーダー観測を見ると、午後に1時間当たり10~50ミリ降るという黄緑・黄色・橙色の表示があったので、珍しく車で行きました。家を出るときにちょうど降り始め、家へ帰ってきたときにはちょうど止みました。一体、何のこっちゃ…

2008年06月06日

著作権、つつじヶ丘

 今日朝イチの日程は著作権についての勉強会です。よさこいで楽曲の著作権についてレクチャーしたことがあり、それで呼んでいただきました。具体的手法や手続きについて、お話させていただきました。午前中はこの勉強会で使い切りました。
 午後からは、スカイタウンつつじヶ丘の価格策定委員会が行なわれました。これは建設企業委員会副委員長の仕事です。介護福祉施設がつつじヶ丘内の土地を購入したいとのことで、購入を認めても良いか、提示した価格が適正かどうかを、建設企業委員長および市の各局長と協議しました。結果としては、購入を認めるということでまとまりました。
 夜は東京へ移動です。東京国際消防防災展2008へ行ってきます。

2008年06月07日

東京国際消防防災展2008

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 今日は朝から東京ビックサイトで行なわれている「東京国際消防防災展2008」に行ってきました。
 この催しは5年に1度行なわれています。消防・防災に関わる最新の技術や設備を見ることができます。今、消防局所管の委員会に入っていることや東南海・南海地震や中央構造線下の地震に備えなければなりません。そのために必要な技術や設備が一般企業や専門の研究所などから提示されていました。
 写真は「消救車」と言います。名前の通り、消防車と救急車両方の機能を兼ね備えた車です。過去に構想があると聞いたことはありましたが、実際現物を見たのは初めてです。
 この他にも米軍消防隊が航空機火災の消火デモンストレーションをしたり、はしご車の体験試乗などがありました。
 多くのセミナーやシンポジウムも開かれ、そのうちの一つ、東京未来大学名誉学長の多湖輝先生による「効果的な防災教育への社会心理学的アプローチ」というテーマの特別講演を受講しました。和歌山市でも災害の発生危険度が高いにもかかわらず、防災教育が特別進んでいるようには思えません。これは子どもだけでなく大人にも言えることで、地域による温度差もかなりあります。これを埋められるように、受けた講演を活かせればと思います。
 引き続き、明日も参加します。

2008年06月08日

羽田空港にて

 ただいま、羽田空港の待合室です。飛行機への搭乗待ちです。
 今日も朝から防災展に行きました。住宅などの免震設備や炊き出しを効率的に行なう機器などを見ました。
 会場から羽田空港に向かう道すがら、岩國事務所時代にお世話になった方を訪ねました。およそ2年ぶりぐらいでお会いしました。選挙中も激励の電話をいただいたりしました。選挙以降、長らく失礼をしてしまいました。3時間弱、色々とお話をして、帰り際にはお土産までいただきました。ありがとうございました。
 20時20分発のANAに乗って、和歌山へ帰ります。

2008年06月09日

他市の議会はこんなに違うのか

 今月に入って単独で街頭演説を始めましたが、2回目は合同になりました。明日、全国一斉で後期高齢者医療制度廃止に向けての街頭演説活動をしますが、和歌山では拡大して今日は市駅でも行ないました。
 28日に鳩山由紀夫幹事長が来和されますのでその案内と、後期高齢者医療制度廃止のビラを配らせていただきました。
 その後、橋本へ移動です。今日は瀧洋一橋本市議の一般質問が行われますので、傍聴してきました。今回は政治スクールの講座の一環として連絡しましたので、2人の受講生が来てくれていました。橋本市の女性会議の皆さんがいらっしゃっていて、傍聴席はほぼ満席でした。
 橋本市の質問の仕方は、まず議員が演壇に登壇して、質問します。市当局がそれに答えた後は、議員が自席で質問をします。これはクエスチョンタイムのような一問一答で行なわれます。そして60分という時間制限があります。この辺は和歌山とは全く違います。また傍聴席と議場は手を伸ばせば届くような距離感です。
 和歌山市の場合は、全3問まで質問でき、時間は無制限です。その気になればいつまででもしゃべってていいわけです。実際そんなことはしんどくてできませんが。毎度演壇で質問します。傍聴席と議場は1階違います。ですから、だいぶ離れているように感じます。
 一問一答と事前に答えのすり合わせをしておく方法、どちらも良し悪しがあり、一概にどっちがいいか言えません。それぞれの与えられた状況を最大限に活かしていくことが大事だと思っています。

2008年06月10日

全国一斉街宣活動

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 今朝は民主党後期高齢者医療制度廃止に向けての全国一斉街宣活動を行いました。毎週火曜日は街頭活動をしているので、特に珍しくもないのですが、実は全国一斉に活動していました。
 今回は関係団体や支援者の方が応援に駆けつけて下さいました。人数が多いと、たくさんのビラを受け取っていただけます。写真は活動の様子です。こういうときは大体私が写真係なので、写っていません。
 まもなく年金から保険料の2回目の引き落としがあります。政府・与党は改善すると小手先だけの手直しを言っていますが、今月に引き落としには何ら変化がありません。ここから2ヶ月もお年寄りにとっては苦しい生活が続きます。早いうちに解決しなければなりません。
 夜はよさこいのスタッフ部会がありました。募集チラシも完成し、7月の市報月報とともに皆さんのお手元へ届けられます。ぜひご覧下さい。

2008年06月11日

医療報酬制度は複雑

 今日はある方から相談を受けた案件を処理するために走り回っていました。
 その案件は、病院で治療を受けたのだけれど、診療報酬の明細(レセプト)が診療報酬支払基金へ回った際に、一部が保険で認められなかった旨の通知が社会保険事務所から来た。認められなかった分は自己負担になるのかという相談でした。
 先立って、ご本人が各相談窓口などでお話されたそうですが、納得されていなかったようで、私の出番となりました。
 まずは、ご本人が相談された窓口を順にたどりました。まずは県の医務課へ。県の医務課には電話で相談された事実と回答された内容が記録として残っていました。ただ医務課では対応できない内容だったとのことで、健康づくり推進課を紹介されたそうです。それで次に健康づくり推進課へ。
 推進課では応対された方がよく覚えていて話ができ、記録も残されていました。依頼者から預かった書類を見せながら、書類に書かれていることを解説していただきました。私が読んだだけでは、要するに何が言いたいのか結論が分かりにくい文章だったのです。まさに「お役所仕事」で患者さんがこんな文章を読んでも何のことか分からず、社会保険事務所から「あなたが医療に使った費用のうち、一部を保険の支払から減額しました。」なんて送られたら、誰でも動揺してしまいます。
 依頼者が一番心配していたのは、追加負担があるのではないかということです。私も、病院がすでに処方している薬についての費用を、支払基金が半分しか認めないという決定を出したら、保険で賄われない半分の薬代は患者が払わなければならないのかという点でした。
 健康づくり推進課の説明では、日本の医療制度は全額保険診療か、全額自己負担の2種類しかなく、一部を保険診療とするいわゆる「混合診療」は認めていない。支払基金が保険からの支払を認めなかった半分を患者さんが負担すると混合診療になるので、これまで保険で支払った医療費もすべて患者さんが負担しなければならなくなる。そのため、保険で認められなかった分は、病院が肩代わりしたと推測されるとの回答でした。つまり、患者さんは支払わなくてもよいとのことです。
 その言葉をもらって一安心しましたが、まさかこんなところで、今問題になっている「混合診療」に遇うとは思いもよりませんでした。
 依頼者に報告し、ご理解をいただかなくてはなりませんが、間に何人も挟んで噛み砕いて伝えなければならないほど、医療の制度は複雑です。こんなにややこしくていいんだろうかというのが、私の感想です。

2008年06月12日

22時08分退庁

 今日から6月定例議会が始まりましたが、波乱の始まりとなりました。
 議長と副議長が辞職届を提出しました。これは慣例で、一人が長期にわたって職を独占しないということから、毎年この6月議会で交代するようです。
 正副議長が辞めてしまうと、議会としては真っ先に正副議長を決めなくてはなりません。正副議長が議会の進行役であり、進行役なしに議事を進めることが出来ないからです。これは地方自治法や議会規則でどの議案よりも最優先されることが定められています。ということで、正副議長を決めることになります。
 議長は一番人数の多い第1会派から、副議長は次に人数の多い第2会派からというのが、これまた慣例となっています。今回、第2会派からは副議長の候補者がいないと回答されました。そこで第1会派が正副議長を出すと言ってきました。しかし、本来は第2会派に候補者がいなければ、第3会派が出すことになっています。私のいる民主クラブは第3会派で、しかも副議長候補がいます。ここで戦いとなりました。大きいからと言って正副議長を独占するのか、それともこれまでの筋通りに行うのか、せめぎ合いです。
 結果として折り合いがつき、議長は第1会派から、副議長は第3会派の我が民主クラブの寒川篤先生に決まりましたが、長い時間がかかりました。今日行う予定だった議事のだいたい7割を来週月曜日に持ち越して、21時に延会しました。いつも以上に疲れた感がありました。寒川先生が副議長就任のご挨拶を終えられ、片づけをしたりして、市役所を出たのが22時08分でした。
 しかし、実は正副議長を誰にするかでモメても、それは市民にとって大した問題ではありません。どちらかと言えば、内輪モメに見えてしまいます。誰にとっても得策ではありません。筋論にしたがって、早く決まって欲しかったと言うのが、私の感想です。

2008年06月13日

第1回読み原稿完成

 いよいよ来週の月曜日に一般質問に立ちます。質問と回答に齟齬があってはならないので、当局に読み原稿を渡します。それが慣例になっています。(またですか、と言われそうですが。)
 特に1年生なので気になるんでしょうね、原稿をもらいに日参してくれます。また、質問の前日に市長の勉強会があります。市長や市幹部が集まって、質問内容と回答が合っているか、市の方針に反するような答弁がないかを確認します。
 私の場合、月曜の質問なので、前週の金曜に勉強会が行なわれます。それまでに必要なので、金曜の午前中には渡さなくてはなりません。議会控え室の前で担当官が待ち構えてくれていました。それでギリギリ午前中に渡すことができました。
 しかし、完璧ではないのでもうちょっと見直す必要があります。この週末にでも、もう一度繰ってみようと思います。

2008年06月14日

開所1周年、監査法人

 今朝はまず、ケア付き高齢者賃貸住宅の開所1周年祝賀会にお招きいただきました。藤本眞利子県議、岸本周平総支部長とともに、挨拶させていただく機会を得ました。
 午後には県連の常任幹事会が行なわれました。明日に行なわれる和歌山3区公認候補者公募の手順やその他報告事項がありました。
 夜はNHKのドラマを見ていました。今週から始まった「監査法人」というドラマでです。
 今回は、期末監査で監査法人から決算の承認を得られず、会社が倒産すると言うところから始まります。2002年ごろをモデルに話は展開していきます。
 私の友人にも公認会計士をしている人間がいます。日本でも有数の監査法人に勤務しています。上場企業の監査もしてると聞いています。決算時期は本当に大変だそうです。ドラマが完全にそのままだとは思いませんが、NHKのドラマはかなり忠実に再現しているようなので、彼がどんな仕事をしているのかとても興味があり、観ています。今後の展開が楽しみです。

2008年06月15日

大きな地震

 まず、昨日発生した「岩手・宮城内陸地震」において、犠牲となられた方々にお悔やみ申し上げると共に、被災された皆様にはお見舞いを申し上げます。一日も早い復旧を願って止みません。
 今回の地震は山間部が震源で、都市型地震とはまた違った課題をあぶりだしたように思います。和歌山のように、山間部と都市部が混在した地域ではどういう被害が発生するか、想像できません。想像できないですが、想像して対処を考えなくてはなりません。
 午後には和歌山3区の候補者公募応募者の面接を行いました。おととしは私が面接された側でしたが、今度は面接する側になりました。十人十色、人の色々な面が見えました。

2008年06月16日

一般質問…のはずが

 今朝は先週行なった全国一斉街頭演説の最終回を和駅の東口で行ないました。党本部から届いた新しいビラを配らせていただきました。
 議会では今日から一般質問の日程です。今議会では私がトップバッターです。朝からいそいそと準備をしましたが、登庁したらちょっと雰囲気が違う。聞けば、最大会派の新和クラブから12人が出て、新会派を結成したとのこと。そのため、調整が必要となり、しばらく議会の進行が止まりました。当初は午前中に議案説明、午後から一般質問だったのですが、ずれてきました。
 夕方に議案説明だけ行い、それ以後の日程は明日以降としました。ただ、目処は立っていません。今日は、政治スクールの受講生が議会見学に来る日だったので、都合が悪かったのですが、結局8名が来てくれて、待ちぼうけを食わせてしまいました。本当に残念です。
 筋論から言えば、内輪もめで市民のための議論ができないのは、市民に対して本当に申し訳ないですし、正しい議会の姿ではないと思います。ただ、これを乗り切らないと話が前に進められないと言うのもあります。
 今後、遅れた分を吸収していくことになり、迷惑をおかけするようなことにはならないと思います。しかし、どうも私の質問の前で止まってしまう、そんな癖がついてしまったような気がします。

2008年06月17日

08年6月議会の一般質問全文

 今日の質問の議事録を記します。なお、これは原稿ベースで、速報版です。実際の議事録は若干異なることをお含み置きください。正規は後に発行される議事録に拠ります。

《質問》
 皆さんこんにちは。民主クラブの山本忠相です。大変長らくお待たせをいたしました。
 まず、質問に入ります前に、6月14日に発生いたしました岩手・宮城内陸地震では、今朝の時点で死者10名、行方不明者12名、負傷者が230名余りと甚大な被害をもたらしました。残念ながら犠牲となられました方にお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆様には心からお見舞いを申し上げます。そして、一日も早い復旧を願ってやみません。
 では、質問に入らせていただきます。
 私もこの議会に来させていただきまして1年が経ちまして、今回5回目、今のところ皆勤賞でこの質問に立たせていただいておりますが、毎度毎度でお耳汚しになりますけれども、御容赦をいただきたいと思います。
 今回は、観光行政について及び市長の政治姿勢について、この2点について質問をさせていただきます。
 まず、観光行政についてです。
 本年5月18日から和歌山城再建50周年の城フェスタ事業が開始をされました。約半年をかけてさまざまな催しが展開されていくわけですが、オープニングイベントに参加された方からはいまいち盛り上がりに欠けるといった声も聞かれましたし、市民への浸透度は低いように見受けられます。
 また、5月18日から始まる城フェスタの総合案内--今、私の手元にあります。こういった内容のものです--トータルの開催案内が書かれておりますが、この総合案内が我々議員の手元に届いたのが5日前の5月13日でありました。我々市役所にいる議員には5日前で、一体市民の皆さんの手元にはいつ届くのかと。ともすれば届かずじまいに始まってしまったのではないかと私は危惧をしております。
 そこで、まず城フェスタ事業について、そもそもどのようなPR戦略を持っているのか、これまでどういうPRを行ってきたのかをお尋ねいたします。
 また、この総合案内パンフレットが5日前に届く事態に至ったのはなぜか、あわせてお答えをいただきます。
 次に市長の政治姿勢についてです。
 2月定例議会において、我が会派の〆木議員が道路特定財源の暫定税率復活をめぐる市長の行動について質問を行いました。その際、納税者の視点に立って行動してもらいたいと要望をいたしました。
 しかし市長は、4月29日に紀伊半島一周道路行進と銘打ったデモ行進に参加をされ、暫定税率と地方道路整備臨時交付金制度関連法案の再可決を求められました。翌30日には暫定税率を復活させる税制改正法案が衆議院で再可決、5月13日には改正道路整備費財源特例法が衆議院で再可決され、すべてがもとに戻ったわけであります。
 デモ行進までされ復活を望まれた道路特定財源が、市長の思い通り復活したわけであります。これで市民生活が守られたとお考えでしょうか、お答えください。
 以上で第1問といたします。

《大橋市長 答弁》
 道路特定財源の暫定税率が復活したが、これで市民生活が守られたと市長は考えているのかと、こういう御質問であります。
 道路特定財源の暫定税率と地方道路整備臨時交付金制度の延長に係る法案が衆議院で再可決され、道路財源が確保されることになりました。これによりまして、街路事業や和歌山北インターチェンジ建設などの道路事業が当初予算どおりに進められ、また、市民生活に密着した生活道路の整備や道路維持、補修などへの影響が回避でき、市民生活が守られたことに、市政を預かる者として安堵しております。
 今後も、暫定税率が適用されなかった期間の地方道路譲与税などの減収分につきまして、道路整備に支障が生じないよう十分な予算措置を講じるよう、国に対して強く求めていきたいと考えております。
 また、原油価格の高騰によるガソリンや原材料を中心とする諸物価の値上がりと品薄につきましても、市民生活に大きな影を落としており、効果的な対策が速やかに行われるよう国に対して強く申し入れてまいる所存であります。

《山本まちづくり局長 答弁》
 城フェスタ事業について、どういうPR戦略を持っているか、これまでどういうPRを行ってきたか、また5月18日から始まった城フェスタの総合案内が5月13日に届いたのはなぜかという御質問です。
 ことしの城フェスタは、5月18日にオープニングイベントとして、市内中心部では7年ぶりとなります和歌祭の渡御行列を初め、木ノ本の獅子舞、岡崎の団七踊りにも参加していただきました。当日は天候にも恵まれ、大勢の皆さんが御参集いただく中、華やかに城フェスタ’08のスタートを切ることができたと思っています。
 城フェスタ事業のPRにつきましては、市内、県内、県外への周知PRとして対象区域別に宣伝活動方法を選びながら、事前周知用チラシ、ステッカー、横断幕、懸垂幕の製作及び掲示、またテレビ・ラジオでのスポット放送の実施、首都圏に対しても東京モノレールへの車内中吊りポスターの掲示等を行ってきました。このほかにもホームページを初め雑誌、マスコミなど、さまざまな媒体を使って城フェスタ事業の認知度を高めるべくPRを行っています。今後も、さまざまな周知媒体を使って、より効果的なPRに努めたいと思っています。
 城フェスタ’08の年間スケジュールを紹介するイベントカレンダーがオープニングの直前になってしまったことにつきましては、城フェスタ事業の財源であるまちづくり交付金の内示額が予定より少なく、事業の縮小も考慮しなければならなかったことも一因であり、加えて各イベントのスケジュール等の調整後、作成に取りかかった関係で、配布がおくれたものでございます。

《再質問》
 それでは、御答弁をいただきましたので、再質問に入らせていただきます。
 まず、観光行政についてです。
 総合案内パンフの作成がおくれたことについては理由はわかりました。閉会中に経済文教委員会が開かれ、城フェスタ事業の財源であるまちづくり交付金が道路特定財源暫定税率の廃止に伴って減額内示をされたことについて審議され、委員からも、こんなところにまで道路特定財源が入り込んでいるのかという声があったということを聞き及んでおります。また、その後暫定税率が復活され、増額の修正内示が出され、再び経済文教委員会が開かれことも聞き及んでおります。
 ともかく、作成がおくれたことは事業にとっては相当な痛手であります。中身についても、とても来てくださる方を意識してつくられたものであるとは思えません。例えば、別府や横浜のパンフは相当な工夫をされております。今日ここにちょっと持ってきておりますが、こちらが別府で行われている「オンパク--別府八湯温泉泊覧会」というパンフレットですが、比較的厚みがあるもので、事細かにどういうイベントがいつ行われるか、また、中に地図もありまして、ここはどういうところがおいしいよとか、どういうところが泊まれるかとか。これ1冊を持っていれば十分オンパクというものを楽しむことができるというものです。
 また、今行われている横浜のフランス月間ということで、このようなコンパクトな案内もつくられております。ぜひ市長、ちょっとこれをご覧下さい。
 このように、期間中ずっと手元に置いておけて、だれもが参加したいと思える、見たらわくわくするようなものを本来はつくるべきではないでしょうか。
 そして、市長も御存じだと思いますけども、「ふるさとをください」という映画です。私たち議員も議会の一室で拝見をいたしました。この映画は、市内にあります複合的障害者支援施設「麦の郷」がモデルになっております。市内の数カ所もロケ地となりました。同じくロケ地になったのが紀の川市であります。ここに紀の川市の今年の1月号の広報がございます。紀の川市は1月号の広報の全36ページのうち8ページも、この「ふるさとをください」に関連をして紙面を割いております。「なかまたちの願い」ということで大きくスタートしております。これもちょっと市長にごらんになっていただきたいと思います。
 そして、紀の川市はこの広報を皮切りに障害者のことに触れ、市民に対する理解を深めようとしました。そして、施設の視察に来られた方々をめっけもん広場や根来寺へ来てもらえるような積極的な提案をされているようです。
 翻って、私たちのこの和歌山市は何か行動を起こされたでしょうか。ある麦の郷の職員さんが私に、私たちは和歌山市にお世話になっているのに和歌山市に受け手がいない。和歌山城も見て泊まっていってほしいのにと、素直な気持ちをお話し下さいました。
 映画が広まれば施設を見に来る人がたくさん来ます。積極的に私たちが受け入れれば評判も広まり、映画を上映したいというところも出てきます。つまり、お互いに相乗効果が生まれます。
 この「ふるさとをください」は、和歌山市がつくったものではありません。しかし、自分のもののように大切に扱い、このことを積極的に観光につなげていくような貪欲さも必要ではないかと思いますが、当局の見解をお伺いいたします。
 そして、本年4月に和歌山大学観光学部が開学をいたしました。先の議会で〆木議員の質問に対して、連携を模索していくと答弁をされております。その連携はいつ、どのような形で行うのですか。または行えているのであれば、その状況をお答えください。
 次に、市長の政治姿勢についてであります。
 道路は市民生活そのものだと言われて、デモ行進を知事とともに市長は行われました。しかし、福田首相は道路特定財源の一般財源化を表明しております。これは、市長からすれば市民生活の危機であると受け取られていると思いますが、ならば一般財源化反対のデモ行進はしないのでしょうか。
 年金の記録問題、後期高齢者医療制度の問題、また、先ほど市長御自身が御指摘された原油高や原材料費高騰の問題など、市民生活に影響の大きい問題が発生するたびにデモ行進をされるのでしょうか。しないのならばデモ行進をする問題としない問題の差は何ですか。
 以上をお伺いして、第2問といたします。

《大橋市長 答弁》
 4月末、市長は市内を暫定税率反対のデモ行進をしたということに関連しての御質問であります。一般財源化については反対のデモ行進をしないのか、市民生活に影響が大きい問題でデモ行進はなぜしないのか、デモ行進をする問題としない問題の差は何なのかと、こういう御趣旨でございました。
 道路特定財源への私の思いは、今年2月議会で施政方針や一般質問の答弁で述べさせていただいたとおりであります。和歌山市のような地方都市では、道路は命綱であり、今後も産業基盤の強化や防災対策などを目的に着実に道路整備をする必要があると考えてございます。
 さて、去る4月末に市内を道路行進したことについてでありますが、4月中旬に道路特定財源関連法案の早期成立を求める県内首長会議が県市長会、県町村会の共催で開催されまして、その会議において、国会での再可決や県民、市民に広く理解を求めるための啓発活動として紀伊半島一周道路行進キャンペーンが発議され、県市長会初め8団体で構成される実行委員会が設置されたものであります。道路特定財源の暫定税率と地方道路整備臨時交付金制度の延長の問題に関しましては、本市の平成20年度当初予算が可決されており、事業の執行に支障が生じ、市民生活に大きな影響が生じるとの思いから、行進の趣旨に賛同し、私が先頭を切ってデモ行進を行ったものであります。
 また、来年度から予定されております道路特定財源の一般財源化につきましては、本市のように道路整備が必要な自治体に対しては、一般財源化後も必要な道路整備のための財源が十分確保できるよう、一般財源化分あるいは税率上乗せ分の税源を地方に移譲するなどの改革も含め、地方の意見を十分踏まえた議論を求めていきたいと考えております。
 また、諸物価の高騰、年金記録問題、後期高齢者医療制度など、市民生活に影響を及ぼしている問題はいろいろございますが、今後も、道路特定財源の一般財源化を含むそれら個々の問題についても、市民生活を守る立場としてすべて同じように各関係機関などと協議を行いながら、その時々で何がより効果的な方法なのかを検討し、国への要望や啓発活動などを行ってまいりたいと考えております。

《山本まちづくり局長 答弁》
 観光行政について、期間中ずっと手元に置いておいて参加したいと思えるようなものをつくるべきであったのではないか、また、何でも本市の観光につなげていけるような貪欲さも必要ではないか、和大観光学部との連携はいつどのような形で行うのかという御質問です。
 現在のイベントカレンダーは、手軽にだれもが見ていただける城フェスタ’08の周知用チラシとして、来ていただく方々にどんなイベント等があるかをお知らせすることを目的として作成いたしました。
 しかし、イベントカレンダーは、市内はもとより県外のキャンペーン活動等、城フェスタ’08の今後のPR活動のあらゆる場面において登場するわけで、単にイベント周知の紹介だけでなく、和歌山城の魅力やひいては和歌山市の観光資源の紹介も含め、手元に置いておけるような魅力あるイベントカレンダーの作成を心がけたいと思います。
 また、今後のPRにおいても、和歌山城や本市の歴史、文化などを含めたさまざまな角度から地域資源を再検討し、本市の観光につなげられる観光資源を発掘することで、より多くの人々が和歌山市を訪れていただけるようなPRに努めたいと思います。
 和歌山大学観光学部との連携ですが、今年度から城フェスタ実行委員会の委員として観光学部長にも参画していただきました。城フェスタでの連携の一例として、和歌山城内において夏にイルミネーションを点灯する予定ですが、そのデザインや設置作業も和歌山大学の教授や学生とも連携します。また、将来的には市民公開講座の開設や共同研究なども視野に連携を深めていきたいと考えてございます。

《再々質問》
 種々御答弁をいただきました。再々質問に入らせていただきます。
 まずは観光行政についてです。
 動きが後手後手になることで、結局は市民の大事な税金を生かして使えない。効果を目減りさせてしまっていることになります。今年度は城フェスタ事業に7,400万円もの予算を組んでおります。7,400万円が1億円、2億円の効果を生み出せば、市民も文句は言いません。しかし、かけた分以上の効果が出ないのであれば市民は決して納得しないでしょう。あらかじめ50周年が来ることがわかっているのですから、昨年度に効果的なPR戦略を練り、予算を組んで、ことしに備えるべきであったと思います。
 また、和大観光学部の生徒に対しても、夏休みに帰省する際、和歌山にはこんな場所があるから来てよ。こんなイベントもあるから見に行こうよと、人を呼び込んでもらう観光大使のような役割をしていただいたらどうでしょうか。彼らにはその素質が十分あると思います。
 そうやって巻き込んでいけば、人が動く、物が動く、お金が動く、こうして和歌山の経済も少しはよくなると思います。
 来年は市制施行120周年に当たります。同じ轍を踏まないよう対処されることを求めます。
 次に、市長の政治姿勢についてです。
 市長は、それぞれの問題をすべて同じように扱っている、つまり差はないとおっしゃられました。政策に差はありません。しかし、優先順位はあります。そして何を優先させるべきか、それは命にかかわる問題を優先すべきだと思います。確かに年金の問題は国が責任を持って行うべき仕事であります。後期高齢者医療制度は国が県や市町村に実施を強制した制度で、市がどうこう言っても始まりません。それも理解できます。  しかし、市民は市長に対して、正しいことを言ってほしい、そのことを期待しているのです。市民の目からは、市長は道路問題にばかり目が行っていると見えています。それは本意ではないとおっしゃられるかもしれません。そうであれば本当に市民の気持ちや思いを酌み取れていらっしゃるでしょうか。酌み取れていらっしゃるのであれば、コッペパン発言のようなことがぽろっと出てこなかったと思います。
 本年1月の市長新春記者会見の際、市長は道路特定財源の話を涙ぐまれながら話されたと聞き及んでおります。市長は道路のことで涙されましたが、私は道路のことでは泣けません。しかし、80数歳のおばあさんが年金が減らされる上に保険料で2万円も引かれてしんどいわ、頑張ってよと、私の手をとり、手押し車を押しながら去っていく、その丸くなった背中を見ているほうが、よっぽど涙が出てきます。  我々が泣いていたんじゃあかんのですけれども、逆に市民から、泣きたいのはこっちだと言われてしまうかもしれませんが--失礼しました。
 種々申し上げましたけれども、年長者である市長に対して、正しくない言い回しもあったかもしれませんが、しかし和歌山市を何とか少しでもよくしたいという思いは、経路が違うだけで同じだと思っております。その点は御理解をいただき、円滑な市政運営をしていただくよう求めまして、私の質問を終わります。

2008年06月18日

イチからのスタートでも

 昨日は火曜日でしたので、朝は街頭活動を市駅で行いました。
 一人でやり始めて、イチからのスタートのような感じです。そんな中でも、会釈や挨拶をしてくれたり、話しかけて下さる方もいて、うれしくなります。今日も後期高齢者医療制度の話をしましたが、なかなか言葉だけでは伝わりにくいと感じています。何らかの工夫を考えたいと思います。
 議会では今日も一般質問が継続されています。いつもは1日に3人ですが、今回は遅れているので、1日4人に詰めて行われています。4人だと聞いている方も大変ですが、勉強になります。議会の椅子の座り心地があまり良くなく、身体が疲れます。自費で交換しようかとも思うぐらいです。前へ後ろへ体勢を変え、全く落ち着きません。
 他の先生方の質問を聞いていると、たまにパッとひらめくことがあり、その度にメモしています。ひらめくことも色々あり、しょうもないことから政策のヒントまで幅広いです。
 夜は青年会議所の例会へ。新入会員オリエンテーションの5回目です。今回は出席確認のファックスが来なかったので、そのままビッグ愛へ行ったら、そんな時に限って場所が違い、遅れての参上となりました。今日の講師は際コーポレーションの中島武社長で、演題は「地方はオリジナリティで勝負!~和歌山を元気にしよう」です。結果的には、大変興味深いご講演だったのですが、途中からで中島社長の生い立ちとかが分からず、満たされませんでした。残念ながら、青年会議所とのご縁は薄いようです。

2008年06月19日

プレス民主の発送

 今日の議会は一般質問の3日目です。今日も4人が登壇しました。順調に議事は進みました。
 本会議終了後は建設企業委員会の正副委員長勉強会です。委員会に付託される議案の中身について、事前に当局から説明を受けます。今回は大きな案件がなく、すんなり進みそうです。

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 写真は月に2回お送りしている民主党機関紙『プレス民主』の束です。毎回千数百人の方にお送りしています。6月下期号がまもなくお手元に届くと思います。
 実は宛名の帯を巻くのは手作業で行われています。今回もボランティアで2日かけて、2、3人でやって下さっています。これまでもずっとそうです。私も少しお手伝いしましたが、本当に微々たる物です。
 民主党和歌山はこうやって支えられています。本当にありがとうございます。

2008年06月20日

バタバタのお昼

 今日の議会は、一般質問に3人が登壇しました。その後、議案がそれぞれの委員会に付託され、審議が開始されます。
 午前中の本会議終了後には、森林環境保全促進和歌山市議会議員連盟の役員会が行われました。会長は同じ会派の東内先生、私は会計の役をいただいています。会計報告と昨年末に行った「和歌山市民の森」土砂流出防止木柵設置の報告がありました。
 その後、建設局基盤整備部から、委員会の中での報告について相談があり、正副委員長でお話を承りました。その打ち合わせの途中で、日程繰り上げの連絡が入り、あわてて会派控室に戻り、お昼を食べました。
 12時半から日中友好和歌山市議会議員連盟の役員会が開かれました。こちらでは副会長の役をいただいています。先の四川大地震への対応について、会長から報告があり、会長名で中国大阪総領事宛にお見舞い状を送り、お見舞金を送るかどうかについて審議を行いました。25日の総会で会員の意見を聞いて、決めることとなりました。
 そうこうしている内にお昼休みが終わり、予鈴がなりました。そして午後の本会議に入ります。こんなバタバタのお昼休みは、なかなか体験できないものです。

2008年06月21日

鮮やかなあじさい

 今朝は県連の三役会議が行なわれました。議題は衆議院総選挙の向けての準備についてです。1区2区での現況の確認、および3区での候補者公募の進捗状況について報告および協議を行ないました。

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 役所からの帰りは和歌山城の中を通って帰ります。砂の丸の東側階段下にあじさいが咲いているところがあり、今が花の盛りです。ここは「鶴の渓」と名付けられています。名前までは知られていませんが、ちょっとした名所だと思います。きれいに手入れされていますので、ぜひお出かけ下さい。

2008年06月23日

心無い言葉、心強い言葉

 今朝も街頭演説で和駅に立たせていただきました。今までと違い、話しているとあっという間に時間が過ぎます。
 月曜の朝から駅路降りたとたんに大きな音で出迎えられ、不快な思いをされている方もいらっしゃるかと思います。極力音量の調整をして、ご迷惑にならないようには気をつけています。しかし、皆さんの受け取り方もあるので、完璧だとは言いません。
 そんな中でも、心無い言葉を掛けられることもあります。和駅では毎回必ず言う方がいます。先日の後期高齢者医療制度廃止の全国一斉街頭演説では、配ったビラを目の前で破り捨てられました。
 今朝は、しゃべっている私の隣を通る時に「死ね」と言われました。怒りというよりは、悲しくなります。確かに通勤通学の邪魔をしているのは私の方なので、「申し訳ありません」という以外にありません。
 秋葉原や大阪駅の事件など、人を傷つけること自体が目的の事件が頻発しています。平気で他人に「死ね」という言葉を投げかけてしまう心の荒み具合には、言葉が出てきません。本当に残念です。
 議会では、委員会審査が始まりました。私の所属する建設企業委員会では、消防署と水道局の審査が行なわれました。

 先程、報道ステーションでゴルフの上田桃子選手の特集が放送されていました。
 上田選手はアメリカから一時帰国して参戦したサントリー・レディースオープンで15日、逆転優勝を果たしました。アメリカでの成績不振で苦しむ姿やトレーニングしている姿が取材されていました。
 松岡修造さんとの対談で「勝ちますんで、見てて下さい。」と言う言葉に力を感じました。なんか高校受験や昨年の選挙の時の自分を少し思い出しました。私の場合は、時として根拠がないのですが、上田選手の場合はそう言い切れる根拠と言うか自信が自分の中にあるのでしょう。私もそう言えるように努力をしていきたいと思います。

2008年06月24日

朝から晩まで

 火曜日は市駅での朝の街頭活動です。ひとり立ちして間がないので、そんなに知名度があるとは思っていませんが、少し挨拶してくれる方もいます。市議会での議案審議の中身についてなどをお話させていただきました。
 今日の委員会は建設局の基盤整備部・住宅部・下水道部の審査がありました。基盤整備部の審査では公立学校の耐震補強工事の入札審査を、住宅部の審査ではスカイタウンつつじヶ丘の分譲地販売状況などについて、下水道部の審査では下水道の普及率について取り上げられました。今日の委員会で配布された資料をデータベースに置いておきます。
 昼過ぎには県政記者クラブにて、28日の鳩山幹事長来和の日程について記者説明をしました。
 夜はよさこいのスタッフ部会でした。7月の市報と共に、スタッフ募集のチラシが配布されます。全市の約14万世帯に届けられます。祭りを支えるスタッフ募集が本格的に動き出します。
 昨日のブログを読んで、メールを下さった方がいました。「”根拠のない自信が本当の自信だ”と言う言葉を聞いたことがあります。頑張って下さい。」や「嫌な言葉をかけられても、ポジティブに。」と書いて下さっていました。ありがとうございました。

2008年06月25日

一石三鳥のイベント

 今日の委員会は議案に対する討論と採決が行われました。主な議題は、条例の法律の改正による引用条項の変更と、入札工事の承認です。
 夜はよさこいの実行委員会がありました。この夏に向けての実行委員会は今回が10回目で、全員集合の号令が掛かりました。今年の実行委員会は初めての参加です。
 今日はスタッフ募集に関して報告と議決を取りたい案件がありました。報告は今日までのスタッフ応募状況についてです。現在はウェブでの申し込みが主ですが、市報月報と共にチラシが市内全戸に配布されるので、これから増えてくると思います。諮りたかった案件は企業・団体からのスタッフ応募についてで、実行委員の皆さんの意見を伺い、アイデアをもらえればと思い、出させていただきました。
 やはり一人の頭の中で考えてると、抜けてる視点がありました。いくつかご意見をいただいたので修正し、次の委員会で報告したいと思います。

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 今日の夜はもう一つ。月イチ恒例の長渕会がありました。今回は末広がりの8回目です。日程が重なったので、途中で失礼させていただきましたが、写真に写っている一番手の「岡ちゃん」の演奏だけは聴かせていただきました。
 会の中で「クリーンわかやま ふるさとをみがこう」キャンペーンの案内をいただきました。チラシを見ると、音楽を通して地球環境を考えようという催しが7月5日に行われるそうです。片男波野外音楽ステージや和歌山城の西の丸広場、わかちか広場でイベントが行われます。
 その一つに、市内7つのライブハウスが、共通の入場券で何度も出入り自由な「わかやまライブハウスクリーンツアー」も行われます。アロチのアビーロードで20時30分から写真の「岡ちゃん」も出演します。夕涼みしながら音楽を聴き、環境保全活動にも参加できる、一石三鳥のイベントにぜひ参加してみてください。

2008年06月27日

暑い1日でした。

 議会は昨日今日と特別委員会の日程です。昨日は地震対策特別委員会が行われましたが、私は委員ではないので、市役所内にはいましたが、出席はしていません。今日は環境保全対策特別委員会が行われました。こちらの委員ですので、当然出席です。
 今月は環境月間ですので、これに関連して行われたイベントや工場の立ち入り検査の結果報告が市当局からありました。配布された資料はデータベースに置いておきます。
 委員会が終わった後は、県連で明日の鳩山幹事長来和の打ち合わせです。機材の確認や日程の最終調整を行いました。
 役所から出たら、市役所前の信号で、同じよさこいの実行委員をしている山本さんに会いました。今年の実行委員会には山本姓が3人いてるのでややこしいのですが、幸い3人とも別々の部署にいてて、重なることがなく、助かっています。会った山本さんは砂の丸の企画運営を担当していて、商工会議所の会議室を借りる手続きに来てたそうです。昨日は実行委員長、事務局長、私が所属するスタッフ部会を統括する副実行委員長に、信号を渡った反対側で会いました。
 祭りまであと50日。これから動きが慌しくなります。段取りでほとんどが決まると言っても過言ではありません。しっかりと準備を進めます。
 夜には連合和歌山議員団会議の総会が行われ、参加しました。組合の方とお話をさせていただき、政策のヒントもいただきました。今年もしっかりと活動を行っていきたいと思います。
 明日は鳩山幹事長が来和されます。10時20分からメッサオークワ高松店前で街頭演説。その後、堀止商店街を視察し、13時から華月殿で政局講演会が行われます。奮ってご参加下さい。

2008年06月28日

鳩山幹事長の想いは伝わったか

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 今日は鳩山由紀夫幹事長が和歌山にいらして下さいました。
 10時30分からの街頭演説は、新しく出来たメッサオークワ高松店前で行いました。およそ400名もの方が集まって下さいました。私は今回写真係でしたので、演説の出番はありませんでした。なお、当日歩道を占拠し、多くの皆様にご迷惑をおかけしましたことを、この場を借りてお詫び申し上げます。
 その後、神明神社に移動し、藤本県連代表や岸本総支部長とともに、必勝祈願のお参りをしました。徒歩で堀止商店街へ。今日の私の唯一かつ最大の任務が、商店街を先導する案内役です。たくさんの方に幟を持ってもらったり、ご協力をいただきました。ありがとうございました。
 それぞれの商店主の皆さんが喜んで迎えて下さいました。同時に、地方の商店街の現状も直接お話していただきました。堀止商店街は、少し前までは、選挙の時には必ず最初にみんなが来たというにぎわった場所でした。人通りも多く、自転車は降りなきゃ歩けない場所でした。しかし今は車さえ通れてしまうような場所になってしまいました。その視察のときに残念なことがありましたが、それはまた改めて書かせていただきます。
 その後、政局講演会の会場である華月殿へ移動しました。開始の10分前には椅子席は満席、追加の椅子を用意しましたが足りず、立ち見のお客さんも出て、ロビーにも人があふれました。ロビーでは中の声が全く聞こえず、あわててハンドスピーカーのマイクを演題のマイクにくくりつけて、外でも鳩山幹事長の声が聞こえるようにしました。バタバタしたせいで、汗だくになってしまいました。
 結局、600名のお客さんが来て下さいました。座席がなかったり、聞こえなかったりでご不便をおかけしましたが、これについてもお詫びいたします。
 終了後は鳩山幹事長が皆さんと握手をしてお見送りをされました。そして、橋本での演説会へと移動されました。今日の講演会は、年齢の高い方が多いように思いました。やはり後期高齢者医療制度に対する不満をお持ちの方が多かったのではないかと思います。そのことをしっかりと受け止めなければならないと思います。
 両会場にお出でいただきました皆様、ご協力をいただきました方々、快く訪問を受け入れて下さった神明神社や商店主の皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。

2008年06月29日

前略 渡邉恒雄様

読売新聞グループ本社代表取締役会長 渡邉 恒雄様

 突然、このような形でご意見を申し上げる失礼をお許し下さい。
 昨日、我が党の鳩山由紀夫幹事長がこの和歌山に来られた際、東京から同行されてきた御社の優秀な記者について、お話をさせていただきたいと思います。
 できたばかりのスーパー前で街頭演説を行った後、すぐ近くの寂れてしまった商店街に鳩山幹事長をご案内しました。数年前までは、選挙の際は誰もが真っ先に挨拶に来ると言われていた商店街も、残念ながらお客さんはほとんどいませんでした。
 御社の優秀な記者は、党の党勢拡大にまで気を遣って下さり「もっと人の多いところへ連れて行けばいいのに」とアドバイスをくれました。
 本当におっしゃる通りなのですが、残念ながら和歌山にはいつも人が集まっている場所があまりありません。ぶらくり丁もとんと人が少なくなりました。東京の人の多さと比べれば、比べ物にならないありさまで、申し訳なく思います。
 私も若いので、ついカッとなって「これが地方の現状なんですよ」と怒鳴ってしまいましたが、全てが東京中心で回っているのですから、和歌山なんてどうでもいいのですよね。
 政治も経済も東京が中心。日本の人が多い場所である東京で起こったことを書いて、国民はそれを読み、知りさえすればそれでいいのですよね。数十年後には全人口の半分が東京にいるという推計まで出ていますから、東京集中でいいと思います。
 人の少ないこの和歌山に鳩山幹事長を呼んだために、御社の優秀な記者にわざわざ足をお運びいただいたことを心から感謝申し上げます。「人の多いところ」をご所望なら、もう和歌山へ着ていただく必要はないかもしれません。
 和歌山は「東京化」できないことを申し添えまして、お礼とお知らせに代えさせていただきます。

2008年06月30日

前半終了

 今年も早いもので前半終了となります。月日があっという間に過ぎ去り、怖ろしい気さえしてきます。
 いつものように和駅での街頭演説から一日が始まりました。日々会釈をして下さる方、挨拶をして下さる方が増えてきて、聞き流されていないと感じることが出来ます。
 今朝は、この半年を振り返ったお話をさせていただきました。政治的には、安倍前首相の突然の辞任から福田内閣の誕生と、やや不安定な前半でした。
 原油高が引き金となって、ガソリンのみならず、日用品や食料品の値上がりが止まりません。そんな生活の一助となるように行われたガソリン税の暫定税率廃止も、1ヶ月で政府・与党の再議決によって復活させられてしまいました。それ以後も原油はジリジリと高くなっています。
 安倍前首相が3月末までに全面解決をされると公約された年金の記録問題も、今日に至るまで解決を見ておりません。4月からは後期高齢者医療制度が始まり、老後の生活の糧である年金から保険料を強制的に引き落としすると言う所業にでました。すでに4・6月と2回の年金から引き落としされています。払われるべきものは払わない、取るものはしっかり取る。これが政府の姿勢です。
 現役の世代にも、健康保険料に後期高齢者医療制度への「支援分」としての上乗せが始まり、実質負担増となっています。
 心穏やかに過ごせる残り半年であって欲しいと願うばかりです。

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 明日が6月定例議会の最終日となります。クラブ総会を開いて、議案の賛否などについて話し合いました。
 27日付の『報道ワカヤマ』に、私の一般質問について掲載されました。ぜひご覧下さい。

About 2008年06月

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