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2008年08月 アーカイブ

2008年08月02日

ぶんだら踊る

 今日はぶんだら踊りの日です。和歌山城再建50周年の年に40回目を迎えました。
 昨年は「こでまり連」からしかお声が掛からなかったのですが、今年はこでまり連に加えて、紀州よさこい連、青年会議所連からもお声が掛かりました。体力的には3往復は可能ですが、身体は一つしかありません。こでまり連が踊ってる途中でよさこい連がスタートし、その次が青年会議所連。どうやっても無理です。
 ということで、やはり今年5周年を迎えるよさこい連で踊りました。沿道の方々にお祭りの告知ビラを配りながら、ビラがなくなれば踊るのみ。少しは賑やかしになったでしょうか?

2008年08月03日

スタッフさん集結

 今日は2回目のよさこい祭りスタッフ説明会です。
 この間は、平日の夜でお仕事帰りとかに寄ってもらえるような時間帯で設定しました。しかし、市内以外の方や夜遅くまでお仕事されている方は参加していただけません。そこで、日曜日の朝と昼に説明会を行いました。朝は説明会に行って昼からお出かけと言う方も、朝はゆっくり寝て昼から行動と言う方も来ていただけるようにです。
 各回とも木曜日ほどではありませんでしたが、思った以上に来て下さり、会場が埋まりました。ありがとうございました。
 説明会後はスタッフが集まってミーティングです。配置の確認や課題の洗い出しなどをしました。

2008年08月04日

それでも朝は来る

 先日から熱帯夜やよさこいの準備で寝不足気味ですが、それでも朝はやってきます。そして今日は月曜日、和駅前での街頭の日です。
 最近は何らかのコンタクトを取ってくださる方が増えてきてうれしいのと、毎回どんなお話をしようか考えるので、張り合いがあります。しゃべりながらでも、少しずつ言い回しや話の並びを変えたりと考えながらしています。
 和駅と市駅では客層が違いますし、降りてこられる時間も違います。まだまだ工夫の余地はありそうです。

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 よさこい関連の企画をお知らせします。
 祭り1日目の17時から19時まで、公園前から三木町交差点の道路上で、和歌山県テニス協会の皆さんがストリートテニスを開催されます。先着100名まで、無料で体験できます。ぜひご参加ください。

2008年08月05日

人を呼び込む

 今朝も市駅前での街頭演説に立たせていただきました。毎週定刻に定点でいると気候の変化が良く分かります。
 朝立ちの後は県連へ。今月下旬に大阪府連から地方議員団が研修に来ます。その受け入れ担当をしているので、府連の担当者と打ち合わせです。今回は座学での研修とともに、麦の郷の見学を入れました。ただ見学するだけではもったいないので、見学の前に『ふるさとをください』を観ていただきます。
 和歌山では泊まりなので、それだけでもいくらかは和歌山に落ちることになります。ちょっとかもしれませんが、その積み重ねが大きいと思います。この『ふるさとをください』を一つのツールとして、人を呼び込むこともできます。それがお互いにとってプラスになってくると思います。
 そんなことも考えながら、お昼過ぎまで下見にお付き合いさせていただきました。
 夜にはよさこいのスタッフ部会です。今回からはスタッフ集めから当日の運営について内容がシフトしてきました。楽しみながらお祭りを支えていただけるように準備を整えていきます。

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 よさこい関連の企画お知らせ第2弾です。
 お祭り2日目のパレードが始まる前に、打ち水大作戦が行なわれます。打ち水で和歌山の温度を2度下げようという催しです。皆さんのお家でも打ち水をぜひやってみて下さい。

2008年08月07日

中国の体面か、国民の健康か

 中国から輸入された冷凍ギョウザに有機リン系の殺虫剤「メタミドホス」など、毒物が混入されていた事件。土用の丑の日を前にしたうなぎやその他の食品の産地偽装事件や福田内閣の改造、北京オリンピックなど、大きなニュースの影に隠れて息を潜めていました。
 しかし、同じ食品会社が製造した冷凍ギョウザが元で、中国国内でも食中毒が発生していました。あれだけ否定し、日本に罪を擦り付けようとしていたものの、やはり発生源は中国国内にありました。
 また、その報告を政府は受けていたにも関わらず、国民にはダンマリ。自分達に不都合なことには口を閉ざし、あげくは日本の中で毒が入ったと言いがかりをつける中国に、傷つけられた私達国民の威信はどうなるのでしょう。
 福田総理は中国が大好きで、中国が大事で仕方ないのでしょう。しかしその前に、総理あなたは日本人ではないのですか?同じ日本国民をどうして守らないのでしょう。中国の体面も大事にされたいのでしょうが、それ以上に我が国民の命を守るべきではないのでしょうか。
 「捜査に支障が出る」との理由だったようですが、日本での発表は中国での捜査にどんな支障が出るのか。ダンマリは認めないとどうして言えなかったのか。一国の総理が中国の言いなりでは、まさに属国扱いです。日本は中国の属国ではありません。毅然とした態度で臨むべきであると、私は思います。

2008年08月13日

直前最終の実行委員会

 今日はよさこい祭りが行われる直前の最後の実行委員会でした。
 いくつかの報告が各部門からなされました。直前なので各部門での準備を行っていることもあり、いつもの半分ぐらいの集まりでした。
 我々の部会も途中で抜けて、自分たちの準備に移ったりです。後は祭りが行われるのを待つばかりです。

2008年08月15日

いよいよ明日から

 明日からよさこい祭りが始まります。
 よさこいが始まった当初、メンバーは「5年後の和歌山は必ず変わる!」を合言葉に活動を続けてきました。今年がその約束の5年目に当たります。
 自分達で企画し運営して、たくさんの人に楽しんでもらいたい。その想いが祭りの中心にあります。5年が経つ間にも、多くの仲間が賛同し、共に祭りを創ってきました。私もそのうちの一人です。選挙に出る前からボランティアスタッフで参加させていただき、今は実行委員の一人です。
 議員になったからと言って扱いが変わるわけではありません。私に対しては、どこまで行っても「山本忠相」の扱いです。そういう部分が好きなところでもあります。
 ずっと和歌山にいると、本当に変わったのかどうか分かりにくいので、ぜひ県外の方の意見も伺ってみたいと思います。
 とにかく、明日から2日間、よろしくお願いします。

2008年08月16日

和歌山の夏、よさこいの夏

 いよいよ紀州よさこいが始まりました。今日の日程を終え、ただいま帰ってまいりました。24時ちょっと前です。1日目は比較的早く帰って来れました。
 今日は出だしが雨に祟られたものの、それ以後は何とかもって、無事終了しました。
 運営一筋なので、みんなが踊っている姿を見ることが少ないですが、何かと楽しい部門です。ボランティアの皆さんに手伝っていただきながらも、同時に楽しんでいただければと思ってやっています。
 今年のテーマは「ありがとう」。おそらく「ありがとう」が一番飛び交うのがうちの部門じゃないでしょうか。

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 せっかくの「ありがとう」の年なので、お手伝い下さる皆さんに「ありがとう」を込めたおもてなしとして、市役所の西隣にある紫香庵さんの特製黒糖わらび餅を出させていただきました。これが見事な大ヒットで、あっという間になくなりました。写真はギリギリ最後の1個の写真です。
 こんなに喜んでくれるなんて思いもしませんでした。わらび餅自体がおいしかったことも、輪をかけて良かったのでしょう。
 よさこいは明日も続きます。汗ほとばしる演舞をぜひ間近でご覧になって下さい。

2008年08月18日

「ありがとう」でいっぱい

 「おどるんや~第5回紀州よさこい祭り」は無事2日間の日程を終えました。大きなトラブルや事故もなく、円滑に行えた事を、ご協力・ご支援いただいた皆様に感謝申し上げます。
 今年のテーマは「ありがとうのまち宣言!」、ありがとうの溢れる街にしたいとの思いから、このテーマになりました。昨今、聞くに堪えがたい悲しい事件が頻発しています。様々な要因が重なって、そのような結果に至ったのでしょう。しかし、最悪の事態を迎える前に、心の通い合いで回避できた可能性があります。その糸口となるのが「ありがとう」という、たった5文字だけど思いの詰まった言葉ではないかと思います。このお祭りが心の通い合いの始まりになれればとの思いもあって、2日間行ってきました。 
 昨日は1日目からの引き続きなので、朝の準備は比較的楽でした。機材等のチェックを行い、ミーティングをして、それぞれの部門に分かれます。私はボランティアスタッフさんをどこに何人、誰が行くというのを調整する役です。昨日は大きなキャンセルもありましたが、当日の飛び込み申し込みもあり、何とかうまく乗り切りました。一人二人ではできないけれど、たくさん集まれば何かができる。そんな「人の力」を毎年この時期に感じることができます。

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 日が落ちて、観客の数も踊り子のテンションも最高潮を迎えます。そんなとき、今年から始まった「和歌山どんどん」が鳴り響き、子ども達が一生懸命踊って、会場を盛り上げます。
 祭りが終わり、機材の撤収搬出が済んで、家に帰ってきたのが夜中1時半ぐらいだったでしょうか。意識朦朧として、どうやって風呂に入って寝たのか、良く覚えていません。
 朝8時には西の丸に集まって、清掃と最終の機材搬出です。そのときに一同共通して思ったのが、今年はごみの量が少ないということです。2日間開催になって観客も増え、ごみの量も相応に増えると思っていたのですが、昨年の半分か3分の1ぐらいになっていました。どうしてなのかよく分かりませんが、そういうこともありました。
 和歌山が「ありがとうのまち」になったかどうか分かりませんが、今回の祭りがそのスタートになればと思います。もっともっと和歌山に「ありがとう」が溢れるように。

2008年08月21日

子ども達に伝える地震津波の怖さ

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 今日の午後、片男波の自治会で幼稚園児・小学生を対象にした防災の勉強会がありました。子ども達60名ほどが参加しました。
 和歌浦の自治会は積極的に防災対策に取り組んでいます。というのも、東南海・南海地震が発生した場合、津波による大きな被害を受けることが分かっているからです。大人に対する防災教育はかなり進んでいるようなので、夏休みを利用して子ども達に防災の重要性を知ってもらおうと自治会が企画したものです。
 玉置自治会長がスライドを使って地震や津波のメカニズムや怖さを説明し、続いて県が作成したビデオを観ました。その後、消防局から来た起震車に乗って地震の揺れを体験してもらいました。

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 起震車は単に揺らすだけではなく、阪神・淡路大震災や中越地震など実際の地震の揺れを再現したり、これから起こるであろう東南海地震を予測した揺れを起こしたりできる、なかなかの優れものです。それぞれの地震でも、揺れ方に特徴があって、違いが分かります。
 起震車を体験した子ども達は「楽しかった、もっと乗りたい」とか言っていましたが、実際の地震ではそうは言ってられません。来ると分かっているものといつ来るか分からないもの、椅子に座ってるだけと回りがぐちゃぐちゃになる中では、全く違います。
 子ども達に危機感を持てというのは難しいかもしれませんから、揺れに慣れて機敏に動けるようにしていくのも、一つの手かもしれません。
 夏休みだからこそ、こういうことも学んでもらえる機会が市内各地であればと思います。

2008年08月22日

雑感三種

①「やかましい」は正しいか?
 太田誠一農相は今月10日、NHKの番組に出演した際、中国製冷凍ギョーザによる中毒事件などを受けた食の安全対策について、「日本国内は心配ないと思っているが、消費者がやかましいから徹底する」とコメントしました。
 与野党内から批判や疑問の声が上がる中、自民党の麻生太郎幹事長が「関西以西では、やかましいって、みんな言うだろうが。うるさい、騒々しいという意味じゃない。『あの人、選挙にやかましいもんな』って言ったら、くわしい、プロ、そういったのをやかましいと言う。『よく知っている』という意味だ」と主張しました。
 これらをそのまま受け取って、重ね合わせてみると、「日本国内は心配ないと思っているが、消費者がくわしい、よく知っているから徹底する」となります。よく知っているからやかましい、やっぱり「やかましい」の意味ですね。
 関西以西では「やかましい」と言うと批判的な意味が含まれます。「あれこれやかましく言う人」とは色々言って来てうっとおしいという意味も含みます。反面、「うるさい」とは、例えば「味にうるさい」「礼儀にうるさく言う」など、確固たる博識や常識を持った人に使います。「味にやかましい」とは言いません。
 どう見ても、言葉遣いを間違えています。大学の教授までした人が、これでいいのでしょうか。

②「せいぜい」頑張ります。
 福田総理が8日、北京五輪開会式を前に日本選手団を激励するため、選手村を訪問した際、「まあ、頑張って下さい。せいぜい頑張って下さい。」と挨拶しました。
 「せいぜい」って何ですか?せいぜいもせいぜいですが、「まあ」っていうのもどうなんでしょう。やる気が削がれます。
 福田総理と自民党の皆さん、総選挙「まあ、頑張って下さい。せいぜい頑張って下さい。」

③城に唾する
 月曜の朝、よさこい祭りの後清掃を砂の丸でしていた時です。ある地方新聞の記者が城内の道に唾を吐きました。彼は私の存在には気づいていなかったようです。
 彼の記事はしっかりと論を持って、鋭い切り口で書かれており、議会での質問に値するものが多く、私も毎回しっかり読ませていただいておりました。
 故郷和歌山がまともに、当たり前のことが当たり前に行われるよう、ペンで戦っていると見えていました。そんな彼が和歌山市のシンボルで唾するという行為に愕然としてしまいました。残念です。

2008年08月23日

ある紙面から

 8月15日号の週刊報道ワカヤマに次のような記事が掲載されていました。




和歌山市の観光PR、なぜよさこい? 「ぶんだらや和歌祭売り込むべき」

 明日16日から2日間にわたって和歌山公園とその周辺で開催される第5回紀州よさこい祭り。最近ではことあるイベントでよさこい踊りが披露される機会が多くなったが、本紙にこんな意見が届いた。

 「よさこい踊りの発祥は高知県。和歌山の伝統文化とは異なるもの。和歌山を県外にPRするイベントなどで紹介するのはいかがなものか」

 意見者は、和歌山市の事業・城フェスタの一環で6月14、15日に行われた将棋まつり「女流王座決定戦」の前夜祭と、市内で事前合宿(8月4-13日)を行った北京五輪に出場するフランスの陸上選手の歓迎レセプションで、それぞれ和歌山市をPRするために披露されたよさこい踊りに違和感を覚えたという。意見者は「こんな時こそぶんだら踊りを披露すべき。ぶんだらじやなくても和歌祭や木ノ本の獅子舞など和歌山市の伝統芸能はほかにもたくさんある」と指摘する。

 将棋まつりの前夜祭を担当した市観光課は「会場スペースの関係上、進行する踊りのぶんだらは適さなかった」と説明。仏選手歓迎レセプションを開いた市教委体育振興課は「直前まで黒潮太鼓の予定だったが、会場側に低音が響くので避けてほしいと言われよさこいに変更した。ぶんだらは選択肢になかった」と明かし、「結果的には選手らも一緒になって踊り、楽しんでくれたと思っている」と話す。

 「観光都市」を口にしながらその絶好の機会に売り込まなくてはならない独自文化をPRしない観光行政。それは消極的というより安易な姿勢であり、改めなければ場当たり的で効果の薄いものとなつてしまう。


 確かに「よさこい」の発祥は高知です。しかし同時に、日本各地でこの「よさこい」が行われているのも事実です。北海道では「よさこいソーラン」として定着しています。紀州よさこいもこれに並ぶ観客動員人数で、日本三大よさこいの一つと言っても過言ではありません。
 紀州よさこいは高知のよさこいがベースにあることは事実ですが、決して何もかも真似をしているのではありません。楽曲も『まりと殿様』やぶんだら踊りをアレンジした曲を使うチームもあります。祭りの中でも総踊り曲を用意し、総踊りを行っているのは紀州よさこいだけです。
 我々日本人はこれまで様々な外来文化を受け入れ、自分たちの文化にするべく醸成してきました。仏教や漢字、世の中の制度などあらゆるものを自分たちの生活や文化に取り入れてきました。当初は反対する人もいましたし、戦争にもなりましたが、今ではすっかり定着しています。
 たかだか5年の祭りですから、とても伝統文化とは言えません。その点ではぶんだら踊りも同じです。それでも、少しでも和歌山に根付かせたいと多くの人間が努力をしています。では意見者の方は、和歌山の伝統文化といわれる和歌祭や木ノ本の獅子舞などを残す努力を何かされているのでしょうか?傍観しているだけ、残せと口にするだけで動かなければ残るものも残りません。
 およそ37万1千人の人口の街で20万人の観客を動員する。それが他の祭りでできるでしょうか。伝統文化を否定するわけではありません。それぞれの良くも悪くもを知って、使えばいいのではないでしょうか。
 フランスの選手団に和歌祭や木ノ本の獅子舞などを見てもらえば「すごい」と思ってもらえるでしょうし、感動もしてもらえるでしょう。しかし「参加した」という感覚は得られません。関空からの近さ、よさこいの楽しさ、食のおいしさ、いくつもの要素が絡み合って、観光が成り立つと考えます。
 紀州よさこいを表に出すことが場当たり的な観光行政であると言い切るのなら、「和歌山市には観光行政は存在できない」と言えると思います。

2008年08月24日

総会や防災訓練

 今日の第1日程は、ある会社を退職された方々が集まる会の総会に、来賓として呼んでいただきました。昨年の総会に引き続き、今年も挨拶させていただく機会を得ました。議会報告を皆さんにお渡しして、これまでの活動についてお話させていただきました。ありがとうございました。

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 総会を後にして、せせらぎ公園へ。市の総合防災訓練に参列しました。本番さながらの訓練で、市の機関だけでなく県や自衛隊、協力企業などが共に参加していました。現場の方だけでなく、我々もしっかりと危機感を維持していかなくてはならないと改めて感じました。
 午後からは何かと物議を醸した映画『靖国 YASUKUNI』を観ました。国会議員が一般公開前に試写会をさせたということで、一躍有名になった映画です。
 巷では何かと議論が行われていました。観てからでないと議論はできないと思ったので、大阪まで観に行こうと思いましたが、なかなか時間が作れませんでした。8月15日を過ぎてすぐの、和歌山での上映会ということで、議論へ加わるには今更と言われそうですが、ようやく拝見しました。
 拝見した感想ですが、事前の期待感があまりに高すぎたのか、「あれ?こんなもんなん」と拍子抜けしてしまいました。あっさりとした淡白な作品でした。
 事前の告知ビラには「『靖国刀』の鋳造を黙々と再現してみせる現役最後の刀匠。その映像を抽象的に構成しながら、映画は『靖国刀』がもたらした意味を次第に明らかにしていく。」とあります。しかし、観ていて、刀匠が靖国刀を鋳造する映像が何かの伏線になっているのか、と思いきやそんなこともなく。結局最後まで靖国刀がもたらした意味を理解できないまま、終わってしまいました。
 靖国神社を取り巻くトラブルや混乱の状況と、靖国刀を黙々と再現する刀匠の姿をつなげただけで、作者は我々観た者の意識をどこへ持って行きたいのか、捉えることができませんでした。
 カメラワークが悪く、観にくい場面もいっぱいありましたが、着眼点はとても良かったと思います。しかし、これだけで靖国を議論せよと言われても、正直難しいというのが私の感想です。

2008年08月25日

省エネ新技術!

 岸本周平さんの政策ビラを配布する応援のため、今朝は久しぶりに月曜の市駅前街宣となりました。月刊の無料コミュニティ雑誌の配布と重なってしまい、どうしても受け取りが鈍くなってしまいました。残念ですが、仕方のないことです。明日は和駅の東口です。

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 その後、市内のある会社に導入された省エネシステムを見に行きました。このシステムを手がけられたのは、私が岩國秘書時代から十年来お付き合いさせていただいている方です。また、実際開発されたのは和歌山出身の方です。
 このシステムを導入することにより、熱効率を下げることなく、燃費が約20%も向上しました。企業からすれば、これによって経営改善できますし、二酸化炭素の排出量も削減できます。
 もっと高い燃費向上と燃料燃焼の安定を目指して、実働しながらの研究中です。20%の燃費向上でもすごいのですが、ついでに無茶な要求をしてみました。このシステムに廃熱を利用するシステムをくっつけられないかと提案してみました。あながち無茶ではないようで、前向きに検討して下さるそうです。
 燃費向上と廃熱利用が合体すれば、びっくりするような物ができるかもしれません。こういうことで先進事例を作れば、他府県からも見学者が増えるように思います。色々これからが楽しみです。

2008年08月26日

色々重なって

 今朝は昨日に続き、岸本周平さんと一緒に和駅東口での朝の街頭演説です。政策ビラを配りながら、時々マイクを持たせていただきました。
 今日の午後から明日に午前中にかけて、民主党大阪府連所属自治体議員の皆さんが研修のために和歌山へいらっしゃいます。その研修の受け入れ担当をしているので、そのための打ち合わせを行いました。
 18時からは府連の交流会があり、県連からは藤本代表、〆木幹事長、岸本副代表、藤原事務局長と私が参加させていただきました。
 今、議員事務所でインターン生をしている方と同じテーブルになり、これから先のことを少しお話しました。彼からは、どうして議員になろうと思ったのか、どういう流れで今に至ったのかなどを質問されました。私もインターンからスタートしたとお話したところ、次々と質問が続きました。最後に私は彼に、一般企業を経験してからでも遅くない、と言いました。私がよく言われることです。一般企業でのものの考え方は議員になっても役立つと思います。それを持っていない私はその部分で気をつけないといけない、そう感じています。
 その30分後には、同じホテルの同じフロアで青年会議所の総会があり、参加しました。今年から入会が認められ、お仲間に加えていただきました。入会認承式の後、再び府連の交流会へ。
 交流会が終わった後は、よさこい祭りのスタッフ部会へ。9月7日に行うスタッフ懇親会の打ち合わせです。手伝って下さった皆さんに「ありがとう」の気持ちを込めて行います。
 今日は夕方に日程が重なって大変でした。少しずれたり、同じホテルが会場だったりで助かりました。

2008年08月27日

麦の郷での研修

 民主党大阪府連自治体議員研修の2日目です。
 大阪府連から研修のご相談があったときに、大概のものは大阪にはあるので、かなり悩みましたが、和歌山にあって大阪にないもの、そして大阪での施策に生かしていただけるものということで、麦の郷さんにお願いしました。
 朝一で麦の郷がモデルになった映画『ふるさとをください』を鑑賞していただきました。映画が100%リアルではありませんが、かなり事実に基づいて作られています。その後、実際の現場である麦の郷へ。

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 理事の伊藤先生だけでなく、実際に作業所で働いていらっしゃる4名の方にもお話を伺うことができました。障害をお持ちだという点では同じでも、そこまでの経緯や家庭環境など様々です。そんなところまで突っ込んでお話をしていただき、聞いていて涙が出てきました。
 精神障害を持った人が人を傷つけるなどの事件を起こす。それは、その人を取り巻く環境が悪い。治療を怠らせない、その人を受け止める環境があれば事件は起こらない。伊藤先生はそう断言されます。確かに、麦の郷ではそんな事件は起こっていません。
 同じ税金の使い方でも、精神病院へ入れっぱなしで医療費を支払い続けるのか、それとも彼らが仕事をして少しでも稼いで、税金を払ってくれる環境を作るのか、2つにはかなりの差があります。
 大阪は知事以下、かなりシビアに対応されていますが、時間の経過と言うベクトルも含めて考えてもらえたらと思います。
 今回の研修がその契機になれば、とてもうれしいです。

2008年08月30日

何かとゴタゴタしております

 マスコミでも報道されている通り、民主党所属参議院議員が離党して新党を結成しました。うち一人はドタキャンして4人でのスタートとなりました。そのうちの一人が県出身者だというのはご存知だと思います。
 色々な批判がありますが、しかし制度として認められている以上、仕方ありません。今後、国会に対して改めるよう求めることはできても、今回はどうすることもできません。最後は国民からの審判を受けるのですから、ご自身でしっかり受け止めていただければと思います。
 岡山では驚きの声が上がったようですが、和歌山では誰も驚きませんでした。やっとか…という感じです。これでお互いきれいサッパリ、楽になれたと思います。
 普通、こういうときはワクワクするものですが、そんな感覚は全くありません。何かが大きく変わる、大きく動き出すといった感じがないからです。
 大きく選挙で枠組みを変えるしか、私たちの生活を改善する方法はないようです。ご理解とご支持をお願いいたします。

2008年08月31日

代表選挙をしよう!

 昨日書きました党所属参議院議員が離党した件。一部のマスコミ報道では、小沢代表の3選が決まったタイミングを見計らったと伝えられています。
 心中の真偽については計りかねますが、小沢代表が民主党代表に3選選出と言うのは紛れもない事実です。
 ここ数年、民主党の代表選挙で党員・サポーターによる投票が行われていません。議員の中には「代表戦で戦うよりも、戦うべきは自民党だ」と言う方もいるそうですが、果たしてそうでしょうか。
 代表選挙をしたら分裂したようなイメージが付くと言われますが、無投票の方が談合したようでよっぽど悪いイメージが付きます。権力闘争でなく、きっちりとした政策論争をやって、やってるところを公開するぐらいでなければ、政権政党には覚束ないと思います。
 代表選挙が終わり、衆議院の解散総選挙で、もし思ったような結果が出なかったら、代表戦に出なかった人達は、それ見たことかと批判をするのでしょう。追認しておいて、相手の弱り目に揚げ足を取りに行く。それこそ見苦しいです。
 それなら、なぜ堂々と戦いに挑まなかったのか。北京五輪の柔道で金メダルを取った石井慧選手のお父さんは、彼がリップサービスをできるのは勝つからであって、負け犬の遠吠えは武士道に反する、とはっきりおっしゃいました。
 代表選挙をやらないというのは、のちのち必ず何らかの綻びが生じると懸念します。

About 2008年08月

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