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2009年10月 アーカイブ

2009年10月01日

9月議会最終日

 今日で9月議会が一旦終了しました。この後、引き続いて来週から水道局の公営企業決算委員会、一般会計・特別会計の決算委員会が開かれます。私は今年も一般会計・特別会計の決算委員会に所属することになりました。
 本会議では、市当局から出された議案について、各委員会からの報告を受け、採決を行いました。今回、総務委員会の報告は私が行わせていただきました。
 18時からは、民主党県連と友誼団体の総会が行われ、参加しました。私は役員の一人に入れていただいているので、役員紹介のときに壇上へ立たせていただきました。
 これからの1年、引き続き活動に関わらせていただきます。

2009年10月03日

与良正男さん

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 今日、本町のフォルテワジマで、毎日新聞論説委員の与良正男さんが講演をされるとのことで、行ってきました。
 今年の4月に講演することが決まったそうですが、その時にはすでに民主党が総選挙で勝利すると確信していたと、与良さんはおっしゃっておられました。テーマも「民主党政権のゆくえ」としたかったそうですが、当時の政権に遠慮して「政治のゆくえ」という当たり障りのない題にされたのだとか。
 とてもおもしろくお話して下さったのですが、一番印象に残ったのが「右肩下がりの予算にする」というお話。私も以前から、人口が減少しつつあるのに、役所の予算は右肩上がりでないといけないという美徳に囚われているのはおかしいと言っていたのですが、同じことをおっしゃられて、同じ考えの方がいることに安心しました。

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 夕方には懇親会があり、与良さんの正面に座らせていただき、色々と真剣にお話させていただきました。来月にも、また和歌山へいらっしゃるので、お会いできるのを楽しみにしています。

2009年10月04日

法事

 今日は父の四十九日の法事を行いました。
 父の田舎からも、兄弟が来てくれました。
 早いもので、もう7週間です。

2009年10月05日

懸案事項

 今月末から来月頭にかけて、和歌山市の姉妹都市である中国山東省の済南市へ、友好訪中団の一員として参ります。今日は、その実施説明会が行なわれました。
 済南市にとっては、和歌山市が姉妹都市を結んだ最初の街です。面積や人口は、さすが中国だけあって、和歌山市の比になりません。
 ちょうど日本で言う花博のような、造園花卉博覧会が済南市で行なわれています。私にとっては初めての中国訪問で、とても楽しみにしています。
 さて、最近色々なところから、ある相談を持ちかけられます。それは、市立小学校の給食の民営化についてです。
 先日、白浜でさせていただいた講演の場でもこの話が出てきました。昨日は教職員の方から、不安視するお話がありました。今日は、実際子供を通わせている保護者から、ぜひどうなっているのか聞かせて欲しいと問い合わせがありました。
 来年度から小倉・高松・雑賀小学校の3校で、学校給食が民間委託されます。すでに今年度から貴志・貴志南小学校が民間委託されています。市当局としては、単独調理校44校中半分の22校を民間委託し、残り20校となっています。どの学校をいつ民間委託するかという工程表も明らかになっていません。
 市当局の説明では、公務員である調理員を民間業者の社員に置き換えるだけで、食材の調達などはこれまで通り市教委が行ない、食の安全などには問題ないと言っていました。
 しかし、実際色々な方面の不安が保護者を中心に広がり、払拭できていないのが現状です。確かに、経費削減効果は大きいのでしょうが、社会で子供を育てるという点からは疑問が残ります。
 単に賛成反対の議論ではなく、できるだけ色々な人が不利を被らない方法を探るため、しばらく調査をして、考えをまとめようと思います。

2009年10月06日

あっちへ、こっちへ

 まもなく県下で選挙ラッシュになります。民主党が政権を獲った直後ということもあり、公認や推薦の依頼が候補予定者から寄せられています。
 今朝は藤本県連代表と共に、紀の川市長選挙に立候補予定の方へ、政策や考え方など色々なことを聞きに行きました。
 夜は、よさこい祭りのスタッフ担当コーディネーターとして、当日の運営スタッフにご協力下さった和歌山くろしおライオンズグラブへ、感謝状を持って例会に行かせていただきました。来年もご協力下さると言っていただいて、本当に感謝しております。ありがとうございました。

2009年10月07日

新古祐子さん

 私の友人にお願いして、湯浅醤油の新古祐子さんにお会いさせていただく段取りをつけ、和駅東の三八波で、お昼をご一緒させていただきました。
 なぜ新古さんにお会いしたかったかというと、私も持っているフードアナリストという資格を、和歌山で初めて取られた方で、和歌山を取り巻く「食」について、ぜひお話してみたかったからです。
 私は、自分がフードアナリスト資格を取ったとき、和歌山では1番目だろうと思っていたのですが、新古さんに伺ったところでは、すでに5人ほどいらっしゃるそうです。
 結局、2時間ほどの間に、食だけでなく、最近の政治の話や新古さんが取り組まれてきたことなど、色んなお話をさせていただきました。
 せっかくの資格なので、それを活かしながら、和歌山をアピールしていく方法を一緒に考えていこうと、話がまとまりました。
 土砂降りの雨の中でしたが、わざわざお時間をいただいて、有意義なお話ができました。ありがとうございました。

2009年10月08日

台風にジャマされる

 今日は、先月から参加している「たおやかコンソーシアム」に出席するために、午後から東京の霞ヶ関へ行ってきました。
 が、ご存知の通り、折からの台風の影響で、乗る予定にしていた飛行機の機体が羽田から着いておらず、関空で2時間も待たされる破目になってしまいました。
 そんなことがないように、和歌山を出発するときに運行状況を確認して、定刻通りというのを確認してから出たのですが、関空へ着くまでの間に変わってしまったようです。
 割引の切符で取っていたのと、台風という不可抗力で、他の便に振り替えることもできず、新幹線に乗り変わっても飛行機より遅く着くという八方塞がりに陥りました。
 2時間遅れで羽田に降り、会場に着いたら、ちょうど終ってしまいました。そのまま引き返すのもアホなので、その後の意見交換会に参加しました。
 遅れてきたので、事務局の方が気を利かせて下さって、講師の藤原瑠美先生に引き合わせてくれました。藤原先生は民主党政権に対して、期待を寄せられていて、そのことをお話して下さいました。これまでとは違う、利用者本位の福祉に変わっていくのではないか、変えてくれるのではないかとの期待です。だからこそ、スウェーデンの実情を調べ、私たちに紹介して下さっているのだと思います。
 一自治体ができることは限られていますが、その中でもできることを、今後提案できたらと思っています。

2009年10月09日

都計審、常幹

 羽田10時5分発の飛行機で戻ってきました。さすがにダイヤは平常に戻っていました。いつものように、関空から和駅まではリムジンバスで、和駅から市役所までは原付バイクで移動です。
 13時半から都市計画審議会が行われ、出席しました。今回の都計審の議題は3つあり、1つは和歌山市貴志に計画されている廃棄物の中間処理施設を設置してよいかどうか。2つ目は和歌山市生産緑地地区の指定追加について。最後は和歌山県が決定した和歌山港沖臨港地区の埋立地の地目を変更したいので、それに対して意見があれば述べよと言うものです。
 廃棄物の中間処理施設については、前々回の都計審に議案が出されましたが、同時に行われる廃棄物処理の許可申請が出ておらず、立地するものが廃棄物処理の許可申請と中身が同じなのか判断できないとのことで、継続審査になっていました。
 今回の審査では、廃棄物処理の許可申請も出され、都計審に出された申請書との整合性も取れているので、許可することにしました。
 和歌山市生産緑地地区の指定追加については、問題なく許可されました。
 3つ目の埋立地の地目変更については、県が決定を出した意図が分からず、火力発電所建設の計画などとの整合性を確認するために、継続審査となりました。
 都計審が終わった後、今度は民主党県連の常任幹事会がありました。
 今月から来月にかけて、いくつかの首長・議会議員選挙が行われます。民主党の公認で出たいという方もおり、その申請を審議しました。
 10月18日に告示される新宮市長選挙では田岡実千年さんを支持。11月8日に告示される紀の川市長選挙は自主投票。紀の川市議会議員選挙では谷口和秀さんを公認。来年3月に行われる予定の橋本市議会議員補欠選挙では松本健一さんを公認することになりました。
 ご支援よろしくお願いいたします。

2009年10月10日

再び東京へ

 昨日の午前中に東京から戻ってきましたが、また今日の朝から東京行きです。
 今回は日本自治体危機管理学会が開催する研究大会に参加するためです。会議の場所が浦安で、羽田空港とは海を挟んだ向かいなのですが、陸地をぐるっと回るしか移動手段がありませんでした。
 途中、ディズニーリゾートの最寄り駅である舞浜を通りました。電車の中は遊びに行く人でいっぱいでした。
 駅前にある複合的公共施設で行われました。高齢化社会と防災について話し合う分科会、また地域や生活を再建していく過程を、どう一番いいやり方で行うかなどが議論され、勉強になりました。

2009年10月13日

平成20年度決算特別委員会資料その1

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平成20年度決算特別委員会資料その2

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平成20年度決算特別委員会資料その3

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平成20年度決算特別委員会資料その4

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平成20年度決算特別委員会資料その5

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平成20年度決算特別委員会資料その6

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平成20年度決算特別委員会資料その7

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平成20年度決算特別委員会資料その8

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平成20年度決算特別委員会資料その9

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平成20年度決算特別委員会資料その10

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平成20年度決算特別委員会資料その11

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平成20年度の決算審査がスタート

 今日から決算委員会が本格スタートしました。特に大きな問題がなければ、4日間で審査が行われます。

第1班…議会事務局、選挙管理委員会事務局、人事委員会事務局、監査委員会事務局、出納室
第2班…消防局、教育委員会

 以上のような班分けで、今日の審査が行われました。
 第1班はすんなりと。第2班の教育委員会はかなりの指摘がありました。まず、毎年教育にかける予算が減らされていること。表面的には、校舎の耐震補強やスカイタウンつつじヶ丘に造成中の、テニスコート整備の予算が入っているので微増しているのですが、これらのお金は現場に下りないお金なので、実質減です。
 子供達に一人1台、画面を触って動かすタブレット型パソコンの予算については、昨年私が「本当に必要なのか」と指摘しましたが、今年は先輩議員がそれを質していました。6年間で7億円余り使うんです。実になればいいのですが。
 養翠園に移築された湊御殿。移築先の土地を借りる費用に毎年1千万円、向こう30年間支払う契約になっているという。トータル3億円余りの出費。3億で何ができるでしょう?かなりのことができます。
 優先順位をつけた事業進行をする必要があることを痛感しました。
 なお、決算委員会で配布された資料は、データベースに置いておきますので、ご覧下さい。
 18時から、連合和歌山の政策勉強会へ参加。来年4月に施行される予定の改正労働基準法について学びました。

2009年10月14日

決算審査の2日目

 決算審査の2日目は第3班の市民環境局、第4班の健康福祉局が審査対象です。しかし、この2局の審査が結構ヘビーでした。
 というのも、この2局は特別会計を持っているので、その審査も同時に行います。その分だけ、審査内容が増えるのです。具体的にどんな特別会計があるかというと、

市民環境局…国民健康保険事業特別会計、住宅新築資金貸付事業特別会計、宅地取得資金貸付事業特別会計
健康福祉局…老人保健特別会計、母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計、介護保険事業特別会計、後期高齢者医療特別会計

これらの特別会計のお金の出入りを、一般会計の分も含めて説明します。説明だけで市民環境局は55分、健康福祉局は70分でした。
 市民の皆さんにとって身近なのは、国民健康保険や介護保険、後期高齢者医療だと思います。特に国民健康保険の特別会計は和歌山市の「三つ子の赤字」の一つです。しかし、実は単年度では10億円の黒字なのですが、これまでの累積赤字がひどすぎるので、埋め合わせできずに保険料の値上げなんてことになってしまうのです。
 そもそもの体質改善が必要だと考えますが、それがなかなか実行できないんですよね。だからといって、このままだとまた赤字になってしまうので、どこかで切り返しをしてもらわないといけないと思います。
 夕方からは、「タバコ問題を考える会・和歌山」の例会に出席しました。全国的に取り残されつつあるタクシーの全面禁煙を、各タクシー会社に要望する活動について、協議しました。

2009年10月15日

決算審査3日目

 決算審査3日目の今日は、第5班の市長公室と総務局、第6班の財政局が対象です。
 市長公室の中には防災の危機管理に関する費用も含まれています。
 財政局の審査では、和歌山市の借金についての質疑が多くなされました。実際どれだけあるのかという具体的な数字は、データベースにおいてある資料11の2枚目をご覧になって下さい。
 数字を見た正直な感想は「ほんまにそんな金額返せるんかいな!」です。私が議員になってから、相当あるというのは知っていましたが、改めて確認して目が飛び出るような数字です。ぜひ、皆さんご自身の目で確かめて下さい。

2009年10月16日

具体的な審査は今日まで

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 アバローム紀の国にある樹です。たわわに果実が実っているのを、今日の帰り道に見つけました。名前は分からないのですが、初めて見たので、写真に撮ってみました。
 今日は平成20年度決算審査の4日目です。今日は第7班まちづくり局と農業委員会、第8班の建設局が審査の範囲です。そして今日も特別会計がたくさんあります。

まちづくり局…食肉処理場事業特別会計、卸売市場事業特別会計、駐車場管理事業特別会計、土地区画整理事業特別会計
建設局…土地造成事業特別会計、住宅改修資金貸付事業特別会計、下水道事業特別会計、漁業集落排水事業特別会計、農業集落排水事業特別会計

特別会計が多い分だけまた、説明が長くなります。時々お経を聞いているよりもツラくなり、説明している方もきっとしんどいだろうなぁと思い巡らせてしまいます。
 ここに「三つ子の赤字兄弟」が二人います。
 一人は土地造成事業特別会計です。これは加太の手前にあるスカイタウンつつじヶ丘を造成するために作られた特別会計です。バブル前に計画され、バブル中に造成を開始し、バブルがはじけてから販売を開始したため、全く採算が合わなくなりました。かなりの値引き販売にもかかわらず、未だに完売できていません。その上、完売しても200億円余りの借金が残り、結局は市民の税金で埋め合わせしなければならなくなるでしょう。
 もう一人は下水道事業特別会計です。ハコモノ建設を優先し、整備が遅れたために、高い事業費負担が重く圧し掛かり、赤字です。もう説明が長いとか言ってられなくなります。
 途中で止めることができず、何か良い手立ても見つからないまま、今日に至っています。
 公営住宅の家賃滞納も多く、市所有の土地を無断使用していても賃料を払わなかったり、ひどい事案がたくさん出てきます。一体どうなっているのかと頭を抱えてしまいます。何でこんな風になってしまったのでしょう。
 議員には市に対して「ちゃんとしなさい」としか言えません。我々が動くことはできないので、もどかしい部分もあります。こうして事実をお伝えすることしかできないのが実情です。
 昨年も書きましたが、決算審査は「認める」か「認めない」の選択肢しかありません。「ここの部分はおかしいから認めない」というやり方はありません。ですから、いくつもの悪い点があっても、7割が問題なければ認めざるを得ないのです。そういう点でも、決算審査は本当に難しいです。
 週明け月曜日に採決が行われます。

2009年10月18日

秋の催しへ

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 朝9時からせせらぎ公園で、中消防署管内の消防団による訓練が行われ、来賓として参加させていただきました。
 一つ目のチームが紀ノ川から水を汲み上げ、中継所までホースでつなぎ、もう一つのチームが中継所から水を汲んで、的に放水するという、連携の訓練です。
 吹上分団に入った女性団員がポンプ操者としてデビューを果たしました。分団長から指示を受けながらだったそうですが、これから場数を踏んで、一人立ちしてくれると思います。

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 訓練を途中で失礼して、砂山小学校へ。昨日行われる予定だった運動会が、一日順延して今日行われました。
 雨が降ると予報されていたので、朝のうちに順延を決めたのですが、朝のうちは晴れていました。しかし、あっという間に曇って、土砂降りになりました。一度止んだものの、再び降る始末。
 同じく昨日運動会を予定していた学校で、開始したものの、半分済んだところで中止し、残りを今日やっている学校もあったそうです。
 私が着いたときは低学年の子供達のダンスが行われていて、続いて6年生のリレーを観ることができました。ほのぼのと、興奮を両方味わえました。
 本当に良い天気に恵まれ、良かったです。

2009年10月19日

決算審査の採決

 今日は決算審査の最終日です。これまでの議論を踏まえて、20年度決算を認定するかどうかを決めなくてはなりません。
 正直、今年もたくさんの問題点や改善すべき点がありました。昨年も不認定にすべきかどうか、かなり悩んで結論を出しました。
 一般会計の中の問題点は、「一般会計」という一つのパッケージになった議案として出されているため、その問題点だけを他から切り離して不認定にするということが出来ません。問題点を指摘しておきながら全部を認定するか、一点において全否定するかしか、選択肢がありません。
 そのため、7割に問題なければ、問題点を指摘した上で認定するしかないと考えました。議会運営上の独特の決まりがあり、仕方ないことですが、問題ある点だけを抜き出して審議できないか、その方法を編み出したいぐらいです。

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