« 2008年06月 | メイン | 2008年08月 »

2008年07月 アーカイブ

2008年07月01日

6月議会が終わり

 今日が6月議会最終日となりました。今朝は市駅前で街頭演説を行い、市役所へ向かいました。
 お昼を挿んで、午後から本会議が開かれました。各議案に対する審査の結果報告が、各常任委員長からなされました。一部の議案に対しては共産党から反対討論がありました。採決の結果、全ての議案が賛成全員または多数で可決されました。
 続いて人事案件として、中村教育委員長および大江教育長の任期満了に伴う教育委員の選任が提案され、全員の賛成をもって引き続きお二人がその任に当たられることとなりました。また、固定資産評価委員の選任と人権擁護委員の推薦も上程され、共に全員の賛成が得られました。
 次に意見書の審査に入りました。今回、発議第1号として「各種健康保険制度の一元化によって、保険財政の健全化を進め、国民皆保険制度の維持を求める意見書案」が市民クラブから、発議第2号として「保険財政の健全化を進め、国民皆保険制度の維持を求める意見書案」が民主クラブ・新和クラブ・共産党・無所属2人の共同で提出されました。
 中身については明日のブログで詳しくお話したいと思いますが、1号は市民クラブのみの賛成者12名、2号は民主クラブ・新和クラブ・共産党・無所属2人の賛成者14名で共に否決となりました。
 閉会に当たり行った遠藤議長の挨拶の中で、先の議長選挙にかかる混乱から議事日程が遅れたことに触れ、「私の不徳の致すところにより議会が遅滞し、市民の皆さん、市当局、議会の皆さんにご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げる」と謝罪されました。今までこのような市民に対する公式の謝罪を聞いたことがなかったので、議長の真摯なお姿に共感を覚えました。なかなか当たり前のことが当たり前にできないからなんですが、当たり前に行われるよう少しずつ変えていきたいと思います。

2008年07月02日

2つの意見書の行方

 昨日の活動報告にも書きましたが、今回の6月議会最終日に2つの意見書案が上程されました。
 ひとつは「各種健康保険制度の一元化によって、保険財政の健全化を進め、国民皆保険制度の維持を求める意見書案」、もう一つは「保険財政の健全化を進め、国民皆保険制度の維持を求める意見書案」です。前者は市民クラブから、後者は民主クラブ・新和クラブ・共産党・光クラブ・無所属議員の共同で提出されました。
 下記に両方の全文を記しましたので、ご覧下さい。




各種健康保険制度の一元化によって、保険財政の健全化を進め、国民皆保険制度の維持を求める意見書案

 本年4月から実施された後期高齢者医療制度は、高齢者の尊厳の否定、年金からの天引きによる生活不安等が、国民的な反発を招き、国政のうち参議院は廃止法案を可決、内閣及び与党は原案修正の道を選択するに至った。

 本市の国民健康保険事業は、累積赤字が平成19年度決算見込みで約54億円に達し、一般会計からの繰り入れなくして運営できない状況にある。

 特に、保険者、現役の被保険者にとって一般財源からの繰り出しは、保険料、税の二重払いであり、後期高齢者医療保険の財源、4割分負担を加えると三重払いとなる。

 このことは、将来、負担の公平性を欠く制度として、一世代間の対立を生むものと指摘せざるを得ない。

 私たちが世界に誇れる国民皆保険制度は日本国民の大きな財産であり、医療における安心、安全を保障する制度である。

 今回、介護保険制度に加え、後期高齢者医療制度を創設し、現行よりさらに小単位に分割することは、老若男女、弱者、強者の区別なく、お互いを助け合うという保険制度の主旨に反するものであり、制度の破綻に拍車をかけるものである。

 よって、本市議会は、表記に掲げるごとく、各種健康保険制度を一元化した制度の創設による保険財政の健全化、国民皆保険制度の維持を、国に対して強く求めるものである。

 次に発議第2号です。

 保険財政の健全化を進め、国民皆保険制度の維持を求める意見書案

 本年4月から実施された後期高齢者医療制度は、高齢者の尊厳の否定、年金からの天引きによる生活不安等が、国民的な反発を招き、国政のうち参議院は廃止法案を可決、内閣及び与党は原案修正の道を選択するに至った。
 本市の国民健康保険事業は、累積赤字が平成19年度決算見込みで約54億円に達し、一般会計からの繰り入れなくして運営できない状況にある。
 特に、保険者、現役の被保険者にとって一般財源からの繰り出しは、保険料、税の二重払いであり、後期高齢者医療保険の財源、4割分負担を加えると三重払いとなる。
 このことは、将来、負担の公平性を欠く制度として、一世代間の対立を生むものと指摘せざるを得ない。
 私たちが世界に誇れる国民皆保険制度は日本国民の大きな財産であり、医療における安心、安全を保障する制度である。
 今回、介護保険制度に加え、後期高齢者医療制度を創設し、現行よりさらに小単位に分割することは、老若男女、弱者、強者の区別なく、お互いを助け合うという保険制度の主旨に反するものであり、制度の破綻に拍車をかけるものである。
 よって、本市議会は、表記に掲げるごとく、後期高齢者医療制度の廃止も含め再検討し、各種健康保険制度の健全化、国民皆保険制度の維持を、国に対して強く求めるものである。

 文章のほとんどは同じですが、若干中身が違います。違うところは下線付きの赤文字にしました。ぱっと見、同じように思われがちですが、政策的には全く違います。その違いは
①各種健康保険制度について、1号は一元化を求めているが、2号は求めていない。
②後期高齢者医療制度について、1号は批判をしているだけだが、2号は廃止を含めた再検討を求めている。
の2点です。これは政策的にかなりの違いです。結果は次の通りになりました。

会派名

発議第1号

発議第2号

市民クラブ(12名)

×

公明党(8名)

×

×

民主クラブ(5名)

×

新和クラブ(4名)

×

共産党(4名)

×

新風クラブ(4名)

×

×

光クラブ(1名)

×

無所属(1名)

×

賛成者数

12名

14名

結果

否決

否決

 この表の通り、結果としては、両方の意見書は通らず、和歌山市議会として国に健康保険事業の改善を求めることはできませんでした。ちなみに、どの議員がどの会派に所属しているかは和歌山市議会のホームページからご覧になれます。
 市民クラブとの調整では「一元化は絶対」ということで、折り合いがつきませんでした。年金と共に、健康保険の一元化はかなり難しいものがあります。国民健康保険、政府管掌保険、共済保険、船員保険、健保組合保険とざっと思い出せただけでもこれだけあります。財政状況や成り立ちも全く違います。年金の一元化でも段階的に、と言ってる中で、健康保険の一元化はもっと難しいのです。
 今回の場合、最大公約数で調整できればと思ったのですが、「一元化は絶対」と突っぱねられるとどうすることもできません。市民のための仕事をしてないと言われれば、結果を出せていないので反論はできません。本当に申し訳なく思いますし、今後もあきらめず、国保会計の改善や後期高齢者医療制度の廃止を求めていきたいと思っています。

2008年07月03日

後期高齢者廃止の要請

T_B_IMGP0732.JPG

 今日、NTT労働組合退職者の会和歌山市地区協会の役員をされている皆さんが、後期高齢者医療制度を廃止するよう、政府に対しての働きかけを求める要請書を大橋市長宛に提出されました。
 退職者の会西会長(写真右)からの要請書を、市を代表して有本健康福祉局長(写真左)が受け取り、「市長に申し伝えます」と応えて下さいました。
 市が行っている政策ではないので、市長に判断する権限はありませんが、市民の声を集めて、全国市長会などで声を上げていただきたいと思います。
 ちなみに、写真の後姿が私です。

2008年07月05日

和歌山どんどーん!

T_B_IMGP0733.JPG

 今日の午前中はよさこい一色でした。
 10時から砂山小学校で、今年からの新しい紀州よさこいの普及曲「和歌山どんどん」の練習会がありました。練習の様子を拝見して次へ。
 同じ時間にぶらくり事務所でスタッフ募集のミーティングがあり、遅れて参上しました。ボランティアスタッフの応募状況と、当日までにしなければならないことなどまとめました。細々とした事まで詰めて、確認すべきことやそれぞれがしなければならないことを書き出すと結構あって、分担して取り掛かることになりました。そんなこんなで終わったら、あっという間に13時でした。

T_B_IMGP0744.JPG

 夜は、前にここでもご紹介した「クリーンわかやま ふるさとをみがこう」キャンペーンに行ってきました。長渕会の会員でもある岡ちゃんのライブがあったので、アロチのアビーロードへ。
 予定時刻の5分ぐらい前に着いたら、岡ちゃんがいて、ご挨拶。全体的に押しているとのこと。長渕会のメンバーも後から来て、一気ににぎやかになりました。周平さんの支援者で、私の応援もして下さった方とばったり遭遇。朝早い駅前街宣でお会いするばかり、ライブハウスでお会いすると感じが違います。聞くと、岡ちゃんと昔、ご近所さんだったとか。世の中は狭いです。
 岡ちゃんの歌もさることながら、喋りが良かったです。さすが月2回、同じステージで歌ってしゃっべてるだけあります。
 ライブハウスという場所にはしばらく足を踏み入れてなかったですが、たまに行くといいものですね。気持ちの雰囲気が変わった気がしました。

2008年07月07日

七夕の朝

 今朝は和駅での街頭演説から始まりました。ひと月経てば、一人の街宣も慣れてしまいました。
 今日のネタは、消えた「厚生」年金560万件の記録についてお話させていただきました。安倍前首相が今年の3月末までに全面解決をお約束された約5000万件の年金記録問題。これも完全解決されないまま、新たに厚生年金で誰のものか判らない記録が発生する事態となっています。年金記録の扱いが本当にずさんだということを中心にお話させていただきました。
 平穏な毎日になりますようにと、七夕の空に願いたくなる気持ちでした。

2008年07月08日

土砂降りの朝

 今朝は市駅前での街頭演説です。元々雲行きが怪しかったのですが、8時過ぎたころから遠くで雷が鳴っているのが聞こえてきました。黒い雲がすぅーっと流れてきて、あっという間に真っ暗に。空を見ながら「もうちょっとだけ待って」と願いましたが、残念ながらポツポツと降ってきてしまいました。
 ひどくなるギリギリまで粘ろうと思いましたが、あっという間に土砂降りになり、軒下へ避難しました。いつもならはっきりと見えている信号の向こう側が、少しもやがかかったような感じに見えるぐらい激しい雨に。本当は出たくないけど、信号が青に変わったから仕方なく、土砂降りの中を歩き出す方の背中を見送っていました。
 かなりゴチャゴチャと混雑した状態だったので、8時20分にはあきらめて活動を終了しました。これまで1年9ヶ月間、街頭活動を続けてきましたが、雨で中断しなければならなくなったのは、初めてです。
 午後からは、ある団体の例会に参加させていただき、挨拶させていただきました。その後は、党県連の会議に参加し、夜はよさこいのスタッフ部会に出ました。

2008年07月10日

六十谷駅での街頭活動

 昨日の夜はよさこいの実行委員会に出席しました。すでに10回目の委員会でしたが、確か2回目の出席になるんではないかと思います。委員の一部が別の打ち合わせと日程がかぶったために、人数の少ない寂しい実行委員会となりました。
 今朝は久しぶりに六十谷駅での街頭活動を6時半から、岸本周平さんと共に行いました。アンケートはがきを配り、市民の皆さんがどんなことに関心を持ってらっしゃるのか、率直なご意見をお聞きしたいという活動です。すでに反響が少しずつあるそうです。結果はここでもご報告させていただこうと思います。
 六十谷駅はわが母校である近附の生徒が最寄り駅にしています。今日も多くの後輩たちが学校へと向かっていきました。聞けば、夏休み前の試験はもう終わったそうです。受験生にとっては天王山の夏です。伸びるようにがんばって欲しいと思います。

2008年07月11日

同い年の仲間

 今夜はある異業種の交流会に参加させていただきました。50数名の方がいらしていました。小売・卸売業の方から、社会保険労務士や行政書士、マスコミの方、介護や病院経営の方など幅広い業種の方がいらしていました。
 中でも弁護士さんが一人いらしていて、よくよく話してみると、自分と同い年だと分かりました。東京などの大都市に行ってしまわれそうですが、和歌山に残ってくれています。色々な方面で和歌山を支えてくれています。そういうのを知るたびに、本当に心強く思います。
 まだまだ話し足りなかったので、また機会を作ってゆっくりしゃべりたいと思っています。

2008年07月12日

ハードな1日

T_B_IMGP0750.JPG

 今日第一の日程は、砂山小学校でのよさこい「和歌山どんどん」の練習2回目です。前回は同じよさこいのミーティングと重なっていたので早々に会場を後にしましたが、今日は最後までびっちり練習しました。今日までにDVDを見て覚えるつもりでしたが、結局できませんでした。会場で見よう見まね覚えながらの練習になりました。
 前回よりは人数は減りましたが、来てくれた子ども達はしっかり前回の練習を覚えてくれていました。私は踊りに不安があったので、指導は和大のよさこいチーム「和歌乱」の3人にお任せしました。写真にあるように彼女達はしっかり子ども達の心をつかんで教えていました。
 ただ、「おじさん」と紹介されたのがショックでした。

T_B_DSCF1395.jpg

 13時半からは政治スクールわかやまのフィールドワークで、和駅近鉄前で街頭演説を行いました。9人の受講生が参加してくれました。写真は受講生の西村さん提供です。
 何より驚いたのが、みんなメモも見ずに演説したことでした。メモを見ても良いとお知らせしていたのですが、みんなが思ったことや感じたことを素直にそれぞれの言葉で語ってくれました。その思いが通じたのか、数人の方が立ち止まって聞いて下さっていました。別に上手でなくてもいいんです。どんだけ思いをもって訴えているかが大事なのです。私自身、分かって毎週駅前で立っていたつもりでしたが、そのことを再確認させてもらった、そんな良い機会となりました。
 夕方には関空から東京へ。明日は若者と農村をつなぐセミナー&ワークショップに参加します。

2008年07月13日

若者と農村の共存

 今日は「若者と協働で作る農村まちづくりセミナー&ワークショップ」に参加しました。青山の国連大学1階にある地球環境パートナーシッププラザ(GEIC)の主催です。とかちローカルサミットの連動企画として開催されました。
 最初はお二人の講演を聴きました。お一人は若者と農村をつなぐ企画などのコーディネートをされている方、もう一人は実際に農村でインターンを経験して、今は学生と農業の間を取り持つ仕事をされている方です。それぞれに色々な仕掛けを考えていらっしゃいました。
 その後、4つのグループに分かれてワークショップを行いました。メンバーは学生2人、講演で講師をされた女性、農業研究所の研究員、有機農法やリサイクルシステムの研究開発を行う会社の方、私の6人。テーマは「農村地域の環境に若者が出来ること、期待すること」と「農村と関わる仕組みを考えよう」でした。
 全員立場が違い、色々な思考の中で議論ができて、とても有意義でした。そもそも、この会に参加しようと思ったのは、和歌山市の東部は農村地域です。都市部と農村部が共存していくことはこれからは重要になってくると思ったからです。日本の食料自給率は39%しかない中で、輸入に頼らず都市部を支えることができる条件が和歌山市にはあります。ガソリンがなくなっても人間は生きていけますが、食糧がなくなれば生きていけません。和歌山市で必要な食糧は和歌山市の中で賄えるようにすることが良いのではないか。そのためには農業に若者が従事することが重要となると思いました。それを考えるためのヒントが得られないかと思い、参加しました。
 人のつながりもできました。和歌山に合ったモデルケースを考えてみたいと思います。

T_B_IMGP0781.JPG

2008年07月14日

『CHANGE』できるか?

 先程まで『CHANGE』の最終回を見ていました。民主党青年局の地方議員ブログ一覧を見ても、『CHANGE』を見ていた人が多いようです。同じ業界をテーマにしたドラマは、やはり気になります。
 1回目放送の後と、途中で修正した私のあらすじ予想はことごとく外れていました。ドラマを創るという役には向かないようです。

T_B_SN330473.JPG

 今朝も和駅での街頭演説をいつものように行いました。今週は「環境サミット」と言われたG8北海道洞爺湖サミットと和歌山市が検討しているごみの有料化を絡めてお話しました。また、この『CHANGE』のことも触れながら話しています。『CHANGE』のような劇的な大きな改革や変化は、実際の政治では望めないが、小さな変化を少しずつ一つずつ積み重ねて、やがては大きなうねりとし、当たり前のことを当たり前に行う政治にしていきたい、そうお話をさせていただいています。
 和駅では極力邪魔にならないように、写真のブロック4つ分の中に納まるよう幟を持って立たせていただいてます。最近はご声援をいただくようにもなりました。本当にありがたいことです。
 しかし、『CHANGE』の最後は解散総選挙という切り札を切るとは思いもよりませんでした。次の解散総選挙は「CHANGE解散」と言われるかもしれませんね。

2008年07月15日

会議が続く

 今朝はいつものように市駅前での街頭演説からスタートです。最近は通勤の方から挨拶していただくことが多くなりました。「おはようございます」この言葉を交わすこと自体が大事だと思います。
 13時からは都市計画審議会が開かれ、委員として参加しました。今回の審議会では、河北地域を中心に雨による浸水対策で整備されている都市下水道を公共下水道に編入する議案が審議されました。すでに整備されている公共下水道と都市下水道を合わせることで効率的に運用できます。国からの補助率も公共下水道の方が大きいので、市としても助かります。そういうことで議案が出されました。全委員から異論なく承認されました。
 17時からは県連で常任幹事会が開かれました。今回は和歌山3区候補者擁立の現状報告、政治スクールの活動報告と予定、県連パーティーについてなどを話し合いました。
 その後、役所に戻り、福祉制度についての問い合わせがあったので、当局に教えていただきました。知らないことがまだまだたくさんあります。

2008年07月16日

まもなく皆様のお手元へ

T_B_IMGP0785.JPG

 今日、市議会だよりの編集委員会が行なわれました。6月の定例市議会で議論や審議された内容を市民の皆さんにご報告するための市議会だよりを作っています。
 今回は8月10日日曜日に4大新聞へ折り込みされます。ぜひご覧になっていただき、ご意見やご感想などもお待ちしています。
 夜にはANAの最終便で東京へ移動して来ました。明日は丸一日、東京ビッグサイトで行なわれる自治体総合フェア・介護フェアに行ってきます。

2008年07月17日

催しが集積

 今日は朝から東京ビッグサイトで行われている自治体総合フェア・介護フェアに行ってきました。
 会場へ行って分かったのですが、これ以外にも、いくつもの催しが同時並行でかつ融合的に行われていました。保健・医療・福祉に関する国内最大規模の「国際モダンホスピタルショウ2008」、ビジネスイノベーションをテーマに関連するIT製品やシステム全般を展示実演する「第60回ビジネスシヨウTOKYO2008」、グリーンITなど持続可能な社会に必要な各種ソリューション、J-SOX法対応支援などを紹介する「CSR/コンプライアンス・ソリューション2008」、ICカードやICタグの製品・サービスを一堂に展示実演し、ビジネスモデルを探究する「ICカード・タグ & e ビジネス2008」、企業立地を促進する自治体と企業との交流・マッチング。立地条件・優遇措置・提案などを行う「企業誘致フェア2008」、温水浴設備、美容・エステ・ネイル、インテリア、経営支援・ネットビジネス、省エネについての「スパ&ビューティ2008」、宿泊施設を旅行者のニーズにあったリニューアルをすることにより、地域の活性化を計る「ホテル&旅館リニューアル2008」と、9つの催しが行われていて、結局全部を見ることはできませんでした。
 軸足を自治体総合フェアと介護フェアに置いて、国際モダンホスピタルショウと企業誘致フェアを見て回りました。朝からは自治体首長の講演を聞かせていただきました。これらの催しは完全に仕切られていなくて、横断的に色々と見ることができました。医療の新しいシステムや機材などが展示されていて、何がどのように今よりも有利になるのかはよく分かりませんが、しかし何にでも興味があるので、見ていて面白かったです。
 色々な視点でビジネスモデルを作っておられて、説明を受けた後、具体的な事例で質問をして、不測の事態にはどう対処するのかを聞いてみたりしました。
 千葉県柏市のブースで企業立地について1時間弱座り込んでお話を聞かせていただきました。とりあえず何でもいいから企業が来てくれ的な感じではなく、与えられた現状を分析し、しっかりとした理念を持って企業団地形成に取り組んでおられました。これはとても参考になりました。

2008年07月18日

長距離移動

 午前中の便で東京から帰ってきました。疲れているのか、飛行機の中もリムジンバスの中も爆睡していました。
 家に着いて、メールチェックなどをして、17時ちょっと前に橋本へ向かいました。瀧洋一橋本市議がお膳立てをしてくれて、県連青年局共催でマイケル・ムーア監督の映画「シッコ」の上映会が行われました。
 アメリカの医療保険のずさんさを、他国と比較しながら紹介するドキュメンタリー映画です。結局最後は、アメリカ人がキューバで治療を受けて帰ってくると言う皮肉たっぷり、自国では治療を受けられず他国のお世話になると言う悲惨な結末です。日本もそんな風になってしまうのでしょうか。十分警戒すべきだと思いました。
 先ほど橋本から帰ってきました。移動が多くて、かなり疲れました。

T_B_IMGP0787.JPG

(開会前の会場)

2008年07月20日

紀州よさこい海祭り

 3連休中日の今日は「おどるんや・紀州よさこい祭り」のプレイベントとして、片男波海水浴場の一角をお借りして、「おどるんや紀州よさこい海祭り」が行われました。私は昨年と同じく、踊り子さんが踊り終わった後の給水を担当させていただきました。

T_B_IMGP0791.JPG

 今年は26チーム600人が踊ってくれました。中でも、今年からの新しい総踊り曲「和歌山どんどん」を子ども達が披露しました。元気良く踊って、祭りを一層盛り上げてくれました。
 もう一つ、紀州よさこいのオフィシャルチーム的な存在である、和歌山大学よさこいチーム「和歌乱」も若さはじける踊りを披露してくれました。
 「和歌乱」のメンバーは、主に市内の小学校で「和歌山どんどん」を教えに回ってくれました。砂山小学校へも2回来てくれた事は、ここでもお話しました。どんどんを教えながら、自分たちの踊りも磨き、学業やその他のこともこなしていく、パワフルさを感じました。
 先の春祭りではポロシャツ姿で踊っていましたが、衣装もしっかりと揃え、一気に成長したように感じました。来月の本祭でどれだけ魅せてくれるのかが楽しみです。

T_B_IMGP0792.JPG

2008年07月22日

7月22日のこと

 昨日は月曜日と祝日が重なったので、和駅での朝の駅頭はお休みしました。
 今朝はいつものように市駅前で街頭演説をしました。
 午後からは、市民の方からの相談があり、お話を伺いました。
 夜はよさこいのスタッフ部会がありました。祭りまであと25日。いよいよ追い込みに入ります。
 市から「市立学校適正規模適正配置調査検討委員会の開催について」と「市民意見募集(パブリックコメント)手続制度について」の書類が届けられましたので、データベースに置いておきます。

市立学校適正規模適正配置調査検討委員会の開催について

ファイルをダウンロード

市民意見募集(パブリックコメント)手続制度について

ファイルをダウンロード

2008年07月24日

財政健全化法を考えた日

 今日の午後、全議員を対象に、19年度の決算速報値で地方財政健全化法に照らし合わせたときの各指標の見込みについて、説明がありました。
 対象となる4指標のうち、和歌山市の全ての会計を合計して弾き出す連結実質赤字比率が、イエローカードである早期健全化段階であることが分かりました。また、下水道事業と食肉処理場事業が資金不足比率で大きな数字となり、経営が悪化していることがはっきりしました。財政局長が個別に聞いて回った結果として、中核市でも最悪の数字だそうです。
 しかし、説明のときから「この数字がなくなったので助かりました」「この部分は入れても良いと認められたので数字が改善しました」など、入れたり引いたりが官僚の胸先三寸で行われているような感じを受けました。

T_B_IMGP0797.JPG

 夜には、東京大学大学院の神野直彦教授がいらして、「質の高い公共サービス実現のために」というテーマで講演をされました。
 この中でも神野先生は「健全化法は数字をいじくっているだけで、本当にその数字が健全化を図るものとして正しいのかどうか、怪しい」と疑問を投げかけられました。
 講演後、二人でお話させていただいたとき、私は今日の役所の説明を聞いて思ったことを素直に「数字を入れたり引いたり、マジックにかけられているみたいです」とお話したら、「その通りです」と応えてくださいました。その上で「自治体の財政がどんな状態かなんてほっといてほしい。レッドカードだと夕張みたいに職員を減らし、サービスを切って、税金や利用料を上げたりしなくてはならなくなる、と脅されている。そして結局、自治体は職員を減らし、サービスを切って、税金や利用料を上げたりと、破たん処理と同じことをしている。それなら自治体が中途半端にやるより、国が破たん処理した方が徹底していてまだいい。」とお話して下さいました。
 後出しじゃんけんの健全化法に振り回される自治体。少し冷静になって考えて見なければならないように思いました。
 今日配布された資料はデータベースに置いておきます。

地方財政健全化法の財政指標数値について

ファイルをダウンロード

2008年07月26日

砂山どんどん!

 昨晩、久しぶりに『朝まで生テレビ』を見ました。今回は対北朝鮮政策をどうするかと言った内容です。テレビをつけてみると、岩國哲人代議士が出演されていたので、つい最後まで見てしまいました。そのため、今朝はいつもよりゆっくりのスタートです。

T_B_IMGP0800.JPG

 今年から紀州よさこい祭りを盛り上げる一環として、小学生をターゲットにした「和歌山どんどん」という新曲を作り、普及活動をしています。先日、砂山小学校でも2週にわたって講習会が行われたことは、ここでもお話しました。
 今日、砂山小学校の夏祭りがあり、祭りのオープニングでお披露目されました。私も子ども達の姿を写真に収めようと出かけたところ、PTA会長の突然のフリと言うか、お取り計らいで子ども達と一緒に踊ることになりました。
 下手な大人が一人混じって、子ども達には申し訳なかったのですが、しっかり踊ってる姿を一番近くで見ることができ、良かったです。子ども達に踊りを教えてくれた和大の学生にも報告したところ、とても喜んでくれました。

T_B_IMGP0808.JPG

 その後は、ぶらくり丁にあるよさこいの事務所で、スタッフ配置のミーティングです。応募してくれた方の希望や昨年の配置、全体の人数などを横断的に見て、適材適所で決めていきます。決して適当に決めているわけではなく、頭を悩ませています。一人でやるつもりだったのですが、全ての人についてどういう人か、どんな素養をお持ちなのかを知っているわけではなかったので、情報を共有し、一緒に考えてくれたので助かりました。
 終わってから、西の丸で行われていた障害者の夏祭りにみんなで行きました。障害者のみんなが輪になって踊って、活き活きとして楽しそうでした。

2008年07月27日

護衛艦に乗る

T_B_IMGP0813.JPG

 支援者の方が誘って下さり、海上自衛隊が広報活動の一環として行っている艦艇の一般公開と体験乗船に行ってきました。
 写真の後ろにあるのが、今回乗せていただいた護衛艦「せとゆき」です。10時に和歌山港を出港し、友ヶ島の近くを通って、戻ってくる1時間半のコースです。ちょっとしたクルージング気分は最初のうちだけ。後はしっかり見学し、隊員さんから説明を伺いました。
 艦には操舵室が2箇所あります。1つは外から見えるブリッジの上。もう一つは艦内部にあります。内
部の方はサブの操舵室で、甲板の司令員から指示を受けた通りに舵を切ります。言われるがままなので、外で何が起こっているのか分からないとおっしやつていました。
 特別に艦長の居室も見せていただきました。執務室と寝室の2間に分かれていて、合わせて12畳ぐらいの広さでしたでしょうか。ベッドの広さも私の身長でちょうどいいかちょっと窮屈なぐらい。乗組員の皆さんのベッドも同じ大きさで、唯一のプライベートな空間です。

T_B_IMGP0811.JPG

 食堂は休憩室として開放されていました。食堂には書棚があり、たくさんの小説などが置いてありました。私の好きな司馬遼太郎の『菜の花の沖』を見つけたときにはうれしくなりました。
 左の写真は食堂の掲示板に貼られていたものです。「服務の本旨」とあります。現場の皆さんはいつもこういう気持ちを持って活動されているのでしょう。ほんの一部が不祥事を起こすことによって、自衛隊全体の名誉に傷がつきます。本当に残念です。
 自衛隊に対する考えは改めて書かせていただこうと思います。今回はとても有意義な機会をいただきました。ありがとうございました。

2008年07月29日

外国に首根っこをつかまれる日本の食

 今朝もいつものように、市駅前での街頭活動です。今朝は、昨日の集中豪雨で発生した鉄砲水の話、そして農産物貿易交渉の会議であるドーハラウンドについてお話させていただきました。
 子ども3人を含む4人が鉄砲水に飲まれ、亡くなりました。昔から夕立ちはありましたが、今回のような暴力的な集中豪雨はここ数年、目立つようになりました。昨日に引き続き、今日も強い雨が降りました。私達を取り巻く環境が大きく変化しつつあるように思います。小さな環境の変化を機微に捉えて対応しなければ、私達自身の命も危うくなります。
 農業政策については、自国の農業を守るために、海外からの安い農産物に対して高い関税をかけて、価格を同じぐらいにしようという動きの中で、その品目数を増やすか減らすのかで綱引きが行われています。日本としては高い関税をかける品目を増やしたいのですが、輸出国は自国の農作物を買ってもらいたいので、関税のかかる品目数を減らしてもらいたいのです。関税のかかる対象から外れれば、消費者の手に渡る価格が安くなるので、いっぱい輸入してもらえると考えてのことでしょう。
 私達の日本の食糧自給率は39%、食卓に上る6割強が海外からの輸入に頼っています。日本人の生命は、外国に首根っこをつかまれていると言っても過言ではないと思います。海外で何かあって輸出がストップしたら、飢えるのは我々日本人です。そんなことはありえないと思われがちですが、ありえないことが平気で起こるのが現代です。
 幸い米の国内自給率は100%、ギリギリ飢え死にすることはなさそうですが、しかし農業は今日言って明日できるものではありません。土地を確保し、土を耕して、種を植え苗を植え、育てるには時間がかかります。今から年に数パーセントずつでも食糧自給率を上げていくよう、対策を練らなければならないと思います。

T_B_SN330475.JPG

 今日は腹立たしいことがありました。車に乗っていたところ、前の車の運転手がタバコの吸殻をポイ捨てしました。写真中央の白の商用車の運転手です。この車、「奈良」ナンバーでした。他府県に行ったらポイ捨てなんか関係ないのでしょうか。それとも、自分の町の奈良でも同じことをやっているのでしょうか。
 夜はよさこいのスタッフ部会に参加しました。だんだん本祭が迫ってきて、追い込みに入っています。私もスタッフの配置で追い込まれています。

2008年07月30日

心温かなクリームパン

T_B_SN330476.JPG

 今日、ある団体の総会が開かれ、役員としてお仲間に入れていただきました。
 会議の開かれたのが夕方だったため、会員全員にパンが配られました。私がいただいたのは写真のクリームパン。他にもメロンパンや(たぶん)あんぱんがありました。
 このパン、前に政治スクールでお世話になった社会福祉法人一麦会(麦の郷)はぐるま共同作業所の皆さんが作られたパンです。おいしくいただきました。ありがとうございました。
 パン以外にも納豆や豆腐も作っていらっしゃいます。こちらの通販サイトをご覧下さい。

2008年07月31日

”ありがとう”の夏の始まり

 ここ最近「おどるんや」紀州よさこい祭りに関する記述が多くなっています。来月16・17日の両日行われるので、今が追い込みの時期です。自然とよさこいの準備に割く時間も多くなり、ネタとしての登場も多くなります。
 私は今年、お祭りを支えてくれるボランティアスタッフを募集し、それぞれの担当に割り当てていく「ひとり人事課」のような役割をしています。
 今日は、お手伝いの申し込みをして下さった方々に、当日どのようなお仕事をしていただくかをお話しする説明会を開催しました。
 市役所14階にある大会議室をお借りして行いました。会議室のあまりの広さに「前の方へかたまってもらおう」と思っていましたが、来るわ来るわの大騒ぎ。会議室がほぼ埋まってしまいました。
 思ったように手際よく受付できず、ご迷惑をお掛けしてしまいましたが、何とか挽回して終えることができました。
 皆さん楽しみにして下さっているんだということが、ひしひしと伝わってきました。本当にありがとうございました。
 説明会が終わった後は、同級生と新和歌のバグースへ。その同級生が元勤めていた会社の上司と3人で、農業や政治の話をしながら、夕食を食べました。「部長」である彼は部長でありながら私より2才も若い、しかも結婚してて3才の子どもまでいるという。いやはや、ほんとにもう…
 幅広く色々な話ができました。今度、青年会議所でもご一緒します。

About 2008年07月

2008年07月にブログ「和歌山市議会議員・民主党和歌山県総支部連合会青年局長 山本忠相 オフィシャルサイト」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2008年06月です。

次のアーカイブは2008年08月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。